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会津から山形への旅はもう何回も、その第一日目はいつも一気に会津まで走ってしまうので当然我家を早出することになっていて、朝食抜きで午前4時台の出発、今回も4時15分には車を走らせていて、早朝だから首都高は空いているからほぼ1時間ほどで東北道にということになる。そのあとの高速では磐越道を使った方がやや早いけれど、距離的にはやや短いし高速代も要らないしかなり走れるしで一般道をいつも使うようにしていて、そのコースは以前は天栄村経由で猪苗代湖の西を抜ける道を使っていたが、甲子トンネルが開通してからは会津西街道に出る道筋を使うようになった。台風が近づいているということでやや妖しい雲行きを心配しつつのドライブとなったが、冒頭写真はそのコース地図の写真である。
東北道では羽生PAでおにぎり1個とコーヒー一杯だけを補給してあとはひたすらに白河ICまで、一般道に降りて福島県は浜通り側から峠越えすれば会津地方となって、こちらはかなり紅葉が深まっていて最初に現れた施設が道の駅しもごう、東北で一番標高が高い所にある道の駅ということだ、ここでちょっとだけ小休止したがまだ早かったから直売所などは準備中というところであった。
峠越えして
道の駅しもごう
天然キノコは無くて原木ナメコぐらいが
道の駅周辺は低い雲が沸き立つ
当初からの目的が喜多方の朝ラーを食べようということで、そのあとは会津若松を抜けることになってやや車のスピードは落ちる、以前の猪苗代湖西側を抜けて喜多方に直行する道のほうがもっと走れるからどっちがいいか微妙ですな、でも9時半前にはいつものまこと食堂に。この日はまた会津若松に戻って半日ぐらいブラブラするつもりだったから喜多方は余分だったかも、会津若松でも朝ラーの店ができたそうだからね、でも会津ラーメンの味の方は食べたことが無くて分からないけど。
まこと食堂
メニュー、30年前はラーメン350円でタオル付きだった
昔ながらの味
喜多方に来たからには少しばかり毎度の買物をと、まずは蔵元清川に行けば表の店が閉まっている、それに以前によく買っていた太左ヱ門酒というのは作らなくなっちゃったから今回は止めて、向かいのスーパーで以前に好印象だった笹正宗の普通酒を安いからと買ってみた。
清川醸造元
そのあとははすぬま製麺にも、ここの生ラーメンもなかなかに美味しいんですよ、僕はここの味噌味が特に好きなんですが、醤油と味噌と塩の組合せ自由で買えるのがいい。
はすぬま製麺
そのあと桐工芸館に廻って見たら建物の屋根が崩れかけている、火災でもと思ったら大震災以降観光客が減ってしまって閉鎖したとか、こういうところにも影響があったんですね。
閉鎖した桐工芸館
それですぐ近くの蔵の里にちょっとだけ立寄ってみたが、でもここでは曲家などを久しぶりに見物しただけで、売店ではお土産などでは買いたいものは無くて。
蔵の里の美術館と売店
奥に曲家が
喜多方では女房が好きだという木之本屋に、元は漆器だったのが今は桐粉人形がメインみたい、またほかの自作民芸品や周辺の工芸品なども扱っているのがいい。店内には女性中心でいろいろな絵付け作業などをしていて体験もできるというが、それには時間が必要で旅人には無理ですな。2Fには桐の粉人形館があって、ここに展示されている人形は一見の価値がある、登る階段からまずは子猫が覗いているなんて、よく出来ているねぇ。女房は来年の干支のかわいらしい馬の人形を買っていた、桐粉というのは柔らかい表現ができる素材ですね。
木之本屋
階段に一瞬子猫がと思えば、人形です
猫が多いけれどほかの人形も
午年の各種人形があったが
買ったのは桐駒さくらとあってここのオリジナル