ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

台風を心配しつつ会津から山形周遊の旅 4 2013.2.24(木)~27(日) 第二日目前半 米沢、山形

2013-11-17 16:33:25 | 旅日記

 二日目は早朝から雨模様となっていたがチェックアウトする頃からはほぼ止んできて、昨夜と今朝に食べた豆腐が美味しかったからと、保冷パックを持参していたので宿の冷蔵庫も利用すれば帰ってからでも大丈夫だろうと、その豆腐を買いがてらにそんなにも広くはないレトロな雰囲気の温泉街を散策してみることに。 

 吾妻荘を出たすぐ目の前のところには、尼の湯という如何にも鄙びた山のいで湯の共同浴場といったレトロな建物があって、その前には飲泉所もあったので飲んでみたが、これは味の方は実にマズイのは硫黄分があるから、少しだけ飲んで健康に効きますよというべき湯ですな。ほかにももっと地元密着というような滝の湯というのもあったが、その前にはラジウム玉子を作れる湯船があって、これは観光客用ですかね、卵代に加えて1個当たり20円だそうだ。やや山に入ったところだから温泉だけでなく清水も流れ出す場所もあって、こちらは滝の清水とあったが、今回は我家にあるペットボトルには空いたのが無くて持参しなかったので汲めない。

                   尼の湯と飲泉所                    

                        滝の湯とラジウム玉子用の湯                       

                        滝の清水

                        湯の神様というのはこの奥にある薬師如来で神仏混淆のまま、吾妻荘に隣接している、手前の石は小町の休み石とあった

                        温泉街のお土産屋にもラジウム玉子が山積み

                        佐藤豆腐店

                        宿では日によって豆腐の種類を変えて出すそうだ

                        店内の飾り花が餅ではなく麩を使っていて、山形県は麩の生産地みたいで

 狭い温泉街だから豆腐も買ってすぐに歩き尽してしまい、次は米沢中心部に向かうことに、市街地を通ってその先にあるいつもの上杉城史苑に車を停める。山形のお土産はここでだいたいが揃うので便利、今回は女房が試食して不思議な味で美味しいと、始めて見るお菓子で「なんじょだべ」と命名されていて、やはり新しいぞということを強調しているようですな。ここでは周辺の工芸民芸品もいくつかあって、米沢の土人形である相良人形や笹野一刀彫なども棚に並べられているが、新品で買うと結構な歩値段ですよ、しかし笹野一刀彫は鳥の種類が多くなりましたなぁ。

                   上杉城史苑

                        土産物売り場

                        鯉の甘煮は真空パックにしたらいいのにね

                        不思議な味と食感の最中

                        笹野一刀彫各種

                        相良人形

 上杉城史苑の隣には上杉神社と博物館があって公園風(冒頭写真)になっているから、少しばかり散策して博物館の中の様子も見てみた。特別展示は「忠臣蔵の真実」ということで、上杉家4代藩主が吉良上野介の実子だったということのいきさつから、事件に対する米沢藩の対応や影響などと、文芸の世界と現実との乖離を説明するものだそうだが、両家とは全くの部外者としてはあくまでもお芝居の世界の方が面白いし、実情を知ってもねぇということで。               

                  上杉神社

                  上杉博物館

                        館内には能舞台が

                        ここにも八重と米沢という題材でのパネル展示が

                        常設展示のほうからの出口

                        上杉家と直江兼続の兜の折紙がご自由にと、こういうサービスはいいよね

 このすぐ近くには帆布バッグなどで有名な牛やがあっていくつか買ったことがあるが、今回も覗いてみたらちょうど手頃な大きさの小銭入れがあるではないですか、これまでもう20年以上使っていたものがもう限界が来ていて、三文判ケースも入るやや大き目のものを探していたもんだからこれ幸いとお買上げ、このちょっとだけ大き目というのが革製などでは見つからなかったんですよ。

                        牛や、もともとは米沢牛の皮で作っていたからか、その後は帆布専門となった

                                   新旧の小銭入れ

                                           


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