三日目の宿は初めてとなる麒麟山温泉の古澤屋、この地の温泉宿を選んだのはかなり以前に磐越道を走った時に阿賀野川沿いに木造の旅館らしい建物を数か所で見かけたから、いかにも眺めがよさそうなと調べたら麒麟山温泉には絵かきの宿と呼ばれる宿もあるとか、そんな場所なら一度は泊まってみようかと思っていたのだが、今回は初めて東山温泉に泊まったことだし初めての組み合わせを試みることに、三日目の行程は長くなるけども思い切ってとこれもネットで調べて安いプランがあった宿を選んで。
来てみたら木造の老舗らしい風情の宿ですねぇ、雪つばきの宿とか山野草の宿とかで庭には植物が植えられているそうだが、この時期は花の季節じゃなくてモミジの紅葉が始まってきたところ、このあたりの紅葉ももう少しあとのようでしたが、山野草だと春から初夏がよさそう、雪つばきと桜は4月半ばからというからその頃からが狙い目かな。
古澤屋
宿の案内パンフレットより
客室
客室から正面の眺め
上流側
こちらの温泉は阿賀野川に接して面していて露天からの眺めは絶景絶景、これだけ広い川の眺めを独り占めできます、泉質は中性のナトリウム-塩化物・硫酸塩泉で無色透明のぬるめで柔らかな湯、飽きもせず真正面の景色を楽しみながら長湯できますねぇ。
宿のパンフレットより
温泉分析書
上流側
正面
下流側
夕食は部屋食となっていて、本日のおすすめメニューにめだかの佃煮というのがあるのには驚いた、地元で養殖しているところがあるそうで、でも我が家ではメダカは飼っているからねぇと。料理は品のいい味付けで食べきれる量というのがいい、でもご飯までは食べられませんでしたが。
本日のおすすめ
夕食膳
献立
食前酒は柚子酒 一人1本づつのサービスが
小鉢と八寸 お造り
先付 温物
焼物 台の物
お吸い物 水菓子
翌日の早朝の景色がまたいい、朝霧みたいなものが漂って幻想的な風景が現れた、そして昨日は見えなかったが水鳥が群れで留まった樹があって黒いから鵜でしょうか、シラサギもいます、のどかだねぇと。
川幅が広いのがいい
磐越線の軌道が向こう岸にあって汽車が少しだけ見えるときもあった
黒い鳥の群れが
上の写真を拡大
シラサギと上を飛ぶ鵜
朝食はかなり広い椅子席の食堂で、テーブルに並べられた料理に加えて一部の料理はバイキング形式でとってくるスタイル、コーヒーなどの飲物も自由に自分で入れて、全部だと結構な量を食べることになってしまいますな。
朝食膳
バイキング形式でとってきたもの
これらも適当にとってきて
煮物と焼物
やはりコシヒカリです
何故かうどんも 最後にコーヒーとヨーグルトを
こちらは初めてであったが女房も気に入ったと、これから東山温泉とここなら近いから奥会津巡りと合わせてゆっくりした旅として使えそうですね。