ちょいボケじじいの旅・酒・エーとそれとね

毎晩酒を愛で古き日本と温泉を愛す、少し物忘れも出始めた爺が、旅日記やコレクション自慢などと、時々の興味のままを綴る。

昨年の末までに飲んだワインの感想を その2後編

2023-01-14 11:07:00 | グルメ・酒・ワイン

 この前の6本に続いて後編としての6本を、今回のワインはコストコで購入したものが5本も、というのも僕が定番といている安ワイン以外に新しい銘柄を探そうかなと、それも1000円ソコソコまでのワインでと、最近になって気が付いたがKSというコストコブランド以外にも、コストコが輸入元となっているワインもいくつかあるんですね。

①ベリンジャー カベルネ・ソーヴィニヨン 2020

                                      

 ベリンジャーはカルフォルニアの有名ワイナリーだが、これはコストコが輸入元となっていてコストコ専用のワインかな、イオンでもベリンジャーを謳う安ワインがあったがそれはそれなりであった、こちらは香りもシッカリしていて果実味もあるいいワインとなっている、でも1598円だからベリンジャーの高級品のような優雅さまではないものの、カルフォルニアらしい華やかさは感じられる、その時もう1本飲んだのはポルタ カメネール 2021で味わいの感じはやや繊細さはないけれどかなり匹敵していた、この2021年の出来はいいみたいで以前より値上がりしていてお値段は798円であったがベリンジャーの半分ほど、こうなるとベリンジャーを買うのも微妙な気分になってしまいますな、香りで評価する女房はこのベリンジャーは深みもあって美味しいという、僕はもう少し柔らかみがあるともっといいと思いますが。

②ファウスティーノ リベロ ウレシア レゼルバ 2016

                                       

 コストコで初めて見るワインでスペインはリオハ産、コストコ直輸入で998円であったがジェームス・サックリングの92PNTのラベルがある、これは前日から残した同じくスペインワインと飲み比べることとなったが、こちらの方が香りが良くて、味は一日目だったので前日からのものより引き締まった感じ、またこちらはイヤミな風味が無いのはいいが、味の要素は強めにありそうなのに中に籠って開いてきていないみたいな、これは二日目もあまり改善せずで堅物のフランスワインに似ているかなと、2016年と経っているのにこの締まったままの感じはスペイン産では珍しいのでは、もう少し開いてくれていたらいいのにね。

③シュバリエ・デ・カイユス ピノ・ノワール キュヴェスペシャル 2020

                                     

 コストコで100円値引きの998円で、以前に2018年を飲んだ記憶があるが今度は2020年もの、僕はピノは軽いからとあまり飲まないのだが、珍しく飲んだ以前の感想を見たら濃くて雑味があってピノらしくないなんて書いていたが、このビンテージは南仏らしく濃い目ではあるが澄んだ味わいでピノらしい、その時のいろいろな僕の調子条件での違いが出たのかもしれないですが、音程に例えるとピノは高音演奏でカベルネは中低音演奏かなと思っているが、このビンテージは高音を生かしながらそれを強めの音にして奏でているような、好みとまでは言えないが悪くはないですね。

④チャールズ&チャールズ カベルネ・ソーヴィニヨンシラーズ 2018

                                      

 コストコで300円引きの1198円であったがネットではヴィンテージは違っていたが2500円ほど、有名作り手がデイリー用に作り始めたワインだそうです、香りは普通で最初はやや硬いかなと感じたが、そのあとすぐに味が出たので半分以上を残して二日目を期待、その二日目も大きくは変わらずで味のバランスはいいが僕にはやや大人しめに感じる、果実味というかもう少し濃い目の味なら文句はなのだが、香りが弱いのでそう感じてしまうのかな。

⑤デル・カスティーリョ レッドブレンド

                                      

 コストコで何時に買ったか忘れていたが1000円程度だったか、現在は売られていないみたいです、味は少し甘めながら飲みやすくていい感じなのだが、香りが低いのと喉越しに来る風味が気にかかる、スペインのテンプラーニョで安いものによくある鄙びたというか僕が嫌いな例のものが少し、これまでの経験で二日目にはやや無くなって来るようなので半分を残して、その二日目は確かにあのイヤミな風味はほぼ消えていた、それというのも味がクドイぐらいに濃くなってカモフラージュされていたのかも、その味自体は濃い目好きな僕には悪くはありません。

⑥カンテラ コレクション プリヴァーダ 2001

                                      

 これは地下ピットで寝かして忘れていたもので、たぶんヴィノスやまざきで買ったものだと思うが値段の記憶はないチリのワインです、ネットで最近のヴィンテージものを調べたら2000円弱ぐらい、20年以上も経ていたのでコルクは上手く抜けず押し込んで飲むことに、でもワインそのものは全く劣化していなくて香りと味の両方ともにまだパワフルです、熟成風味も利いていて文句なしに美味しい、息子たちが来ていて4人で飲んだので一気に飲み干してしまったので二日目の変化は調べられずでした、冒頭写真はその夕餉のテーブルである。


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