■肩の具合も相当よくなった。手術後2週間ではまだ腕を挙げてはいけないと言われていたが3週間経ったので、腕を挙げるリハビリが始まる。週4回の理学療法士のマッサージが実に心地よい。何も言わないのだが、いつも痛さと動きの限界のぎりぎりのところで動かしてくれるのがなんともマゾヒスティックな気分になる。
サルサの練習に出てみたいと言って、無理をしなければリハビリにもなるからということで、マサノリクラスの練習に出た。外見は何も変わらないが右手は肩から上には挙げられない。やはり、クリスマスのパフォーマンスには出られないが、それまでの練習には参加することにした。
考えてみると事故から1月。全く、トレーニングしてない。だいぶん体が鈍っている。気持ちも体をいたわる口実にたるんでいるように思える。朝早く起きて太極拳くらいやろうと思っていたのに、、、。
この事故のおかげでいろいろ見えてきたことがある。保険や事故処理の実態を知ることもできたが、ゆっくり自由時間ができたのにうまく使えなかった。いろんなことに頭を突っ込みすぎで、もう少し目的を絞って集中してみようとも考えたが、時間がある分ぼんやり過ごしてしまうことが多かった。結局、あれもこれもと言っている時が集中できるので、そのまま中途半端で終わってしまってもその方が充実するかもしれないと思ったりもする。
もう一つ、最近妙に気持ちが後ろ向きになりがちなのはどうしてだろうと考えた。負傷して体を気遣うあまり、無意識に怠惰な生活に甘えてしまい、気持ちの張りがなくなったか?それとも、あれもこれもの中途半端思考にむなしさを感じ始めたのか?目的意識の中に自分のなすべきことの優先順位を見失ったのだろうか?などと難しいことも思い描いたのだが、、、本当はもっと意外な原因かもしれないと思うようになった。
このところ、部屋が寒いのだ。だからすぐに寝床に入ってごろごろしてしまう。もう、起き上がってちゃんと机に向かうという環境がない。図書館にでも出かけて本を読む、といった時間をとらないと、結局家では何もする気力が起こらないのではないか?
先日購入した中古ファンヒーターで部屋の暖房に努めよう。それには、ごみ屋敷もどきと化した部屋の片付け掃除をまず始めないと、、、。