(^^♪ 音 を 楽しむ ♪ 🎶 ♬ ♩♫
音楽について、特に知識がある訳ではなく、楽器演奏が出来る訳でもないが音楽を聴くことは好きである。歌謡曲からジャズ、クラシックまでよく聴いている。
しばらく前に辻井伸行を聴きに行った。ライブで演奏を聴いている時は、奏者の熱意、会場の雰囲気など、CDでは味わえない感動がある。しかし、その曲を音楽的に理解し、その感動を言語で表現しようとしても私には困難である。
下記はそのコンサートのパンフレットの抜粋
ショパン:舟歌 嬰へ長調OP・60
フレデリック・ショパンはピアノ音楽に徹し、個性的な芸術創造の中に濃密な情念や孤独、怨情や夢想のすべてを凝縮した。激動の時代を生き、ポーランドからフランスに亡命した複雑な心情を生涯抱き続けた孤独な魂が、自らの楽器に託して描いた内面の真実と幻想は、溢れるばかりの想像力でピアノ音楽の可能性を押し拓いていった。
(略)
ベネチアのゴンドラの船頭唄に由来するバルカロールは通常8分の6拍子をとるが、ショパンはこれを8分の12拍子で自在に処理している。シャープ6つの嬰へ長調を主調とする本曲の和声は大胆で、分散和音のさざめきも含め、フランス近代の音楽を先駆けるものだ。(以下略)
正直、チンプンカンプンである。私が「いい曲だった」とか、「感動した」で終わらせる音楽も演奏家や評論家が言語にするとこんなに難しくなる。ただ、音を楽しむと書いて「音楽」だから、聴いて「いい曲だなあ」と感じるだけでもいいのだと自分を納得させている。
賑やかに泣いて歌って踊る古稀 陶次郎
(井芹陶次郎)