熊本日日新聞の「読者文芸欄 川柳」の選者が森中惠美子さんから木本朱夏さんへ変わるようです。写真は今日(2022.1.25)の熊日新聞から。
新しい春には新しい発想が浮びそうです。奮ってご投句ください。
※ 木本朱夏さん近詠から紹介します。
原点は焼け跡でしたアッ蛍 (第32回 国民文化祭・なら2017奈良県教育委員会教育長賞)
・川柳塔 2020年12月本社誌上句会秀句から
コロナ終息ドアを開けば新世界
ちちよははよ雲の階段降りて来よ
バラ百本もらう私の絶頂期
ときめいた最初があってまだ夫婦
ふり出しに戻って縄を綯っている
・川柳塔 2021年5月本社誌上句会秀句から
さらさらと茶漬けで済ます旅帰り
ミジンコで生まれなかったのが奇跡
一枚の紙に斬られた過去がある
スタンバイしている三色ボールペン
・川柳塔 2021年11月本社誌上句会秀句から
バイオリズム乱れたままに夏が逝く
アスパラの青は少女の日の匂い
・第九回 春の川柳塔まつり誌上大会特選句
春の絵で飾るおひとりさまの壁
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