昨日は、ノイエhttp://blog.goo.ne.jp/neue-blogのスタッフで「2015交通アクセス in 所沢」http://www16.plala.or.jp/shougaishasimin/2015access1.htmlへ行ってました。新所沢駅周辺の街を、車いすなどで街へ出かけることを意識して歩いてきました。もう以前ように、公共交通のバリアがどうのこうの…という時代ではなくなり、広い意味で街のバリアが低くなるように、街の様々な人たちと接する機会を持つ、という感じなのかなと思っています。
それでもバリアフリー的な中から、写真は、所沢市「都市計画道路3.5.20榎中新井線」です。幅員12mでS46年に整備済みですが、歩道1.5m両側+車道9m(2車線・路肩0.75m両側含む)?と、車道が広く歩道が狭い横断面構成です。幅員12mでも、車道の車線幅員3.5mを確保したかったのかなと思われます。
歩道幅員1.5mだと、車いすの人はほぼ歩道幅を占用するような感じになります。写真でも追い越したりすれ違う人は、車道を通っています。さらに電柱などが立っていると、そもそも歩道を通って行けないケースが出てきます。そのためか、写真の区間は電柱や電線が無く、ただ地中化されてる訳ではなさそうなので、電線のルート変更などがされたのでしょうか。
また、沿道の団地や西友は、敷地内の歩道から1~2m幅を歩道状に整備しているので、地区計画のセットバックとの組合せで、実歩道幅員を確保しようとしたのかもしれません。ですが、まとまった敷地では歩道状に整備できますが、小規模宅地では難しいですよね。
私の入ったグループは、この後、小手指の「ハナミズキまつり」へ行ってきました。道路を歩行者専用にして、そこで市民が集まってのお祭りは、移動や通行のハンデなどをさほど気にすることなく、様々な人たちが接する機会になります。ある意味、街中に創り出されたバリアフリーな空間なのだと思いますし、どちらかというと、こういう空間の方が、本来の街の姿なんだと思うのです。