東武野田線の北大宮駅ホームの、屋根を支えるレールの刻印が読めるのに気付きました。ちょっと下の方は、写真に収めなかったのですが、写ってる範囲で「.CO. STEELTON IIIIIIII 1920 O.H」と読めます。もしかしたら、1920年製のレールではないかと思って写真撮ってました。
で、ネットを探すと、http://www.geocities.jp/fukadasoft/bridges/rails/marks/index.htmlなどに、レールの刻印の例が載ってます。それらによると、北大宮駅のレールは、1920年9月にアメリカのSteelton社で製造されたレールのようです。
上記サイトによると、100年前の大正9年頃は、まだレールは輸入されていたようです。その後、レール断面の大型化によって不要になったレールが、建築資材として転用されたとのことで、埼玉県周辺?には、この時期のSteelton社のレールが建築資材として使われている例がいくつかあるようです。