先月、都内へ行ってた帰りに、新しく整備された隅田川スーパー堤防に寄ってみました。国道4号の千住大橋近くで、ずいぶん前(→”千住大橋と千住小橋”)で寄ったあたりです。
河川の堤防というと荒川の土手を思い浮かべますが、スーパー堤防は現代の"土手"という感じですかね。以前は、防潮堤いわゆる"かみそり堤防"だった区間なので、それが、広い河川や空と街がつながる空間に変わり、とても気持ちがイイです。スーパー堤防整備 kensetsu.metro.tokyo.jp/.../jigyou/ 自体は、大規模な事業ではありますが…。
スーパー堤防のテラスの一画に、防潮堤の一部が保存されていました。おそらく1960年代に整備された防潮堤と思いますが、カットされた切断面のコンクリートはとても美しく教科書のようです。鉄筋は、展示用に化粧で埋められていますが、両表面にひび割れ防止程度の本数のようで、コンクリートによって圧力に耐える構造物というのを実感します。