「10代のための疲れた心がラクになる本」長沼睦雄 誠文堂新光社、です。これも、若い方々に会う時に、知っといた方がいいかなと、買ってた中の1冊です。ですが案の定、「不安回路が活発」な自分を冷静に振り返ることになり、なるほどと思うこと多くイイです。
「HSP(超敏感気質)」に、30歳くらい以降の自分はかなり当てはまるけれど、小学時代を思い出すとほとんど当てはまらず、敏感だったけど抜けがちな発達障害系の方が勝ってたのかな…と思ったり。でも、本には「生まれつき」とあるので、高くはないけど「ふたつのつながった山」があるのかな、とも思ったりです。
起立性調節障害などの原因となる自律神経の乱れは、薬では治せない。/つらさを伝えられないのは、「身体と心がつながっている」ものだという意識がないことと、「うまく言葉で表現できない」ということ。/過酷な刺激を自分で受けとめきれず、感情や感覚が自分から切り離されたような状態になる「解離」。
「自分とはどうあるべきか」ということに対する自分自身の考えが「自我」。その考えの積み重ねで自然に築かれる自分の外枠が、外のいろいろなものから守ってくれる心のバリアになっていく、ことが「心の境界線」が築かれること。「ノー」という勇気は「心の境界線」があるからこそわいてくる。
感情を伝えたいのにそれをうまく伝えられない、言葉で表現できないとうもどかしさ。感情を的確にあらわす言葉が増えていくと、子どもでもおだやかに。/自分に逆らってくると思っている相手が同意してくれると、相手はそれ以上責め立てようという気にならなくなるもの。
「10代のための疲れた心がラクになる本 「敏感すぎる」「傷つきやすい」自分を好きになる方法」_誠文堂新光社
https://www.seibundo-shinkosha.net/book/general/20890/
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