♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

理不尽な

2014年11月03日 | ひとり言
      選ばれしやうに散りゆく柿紅葉


       ( えらばれしやうにちりゆくかきもみじ )


物静かで大きな声を出したことも無い
凡そ、心も身体も「不健康」からは、縁遠い
ガーデニングを楽しみ、保存食作りは、まめにする
食事は、栄養を考え、手作りを心がけて

田舎で静かに暮らしていた
一人娘は、今は遠くで暮らしているが、いずれ家を継いでくれるはず
可愛い孫も3人、素直に育っている

地方地の朗読をし、テープに録音して目のご不自由な方々にお聞かせする
ボランティアもしていた

長く実母の病気と付き合い、その母を一昨年見送った
昨年は、父を

そろそろ落ち着いて、連れ合いと旅行したり、「老後」なるものを
楽しもうとしていた71歳の平凡な女が、おりました  




実は、71歳の従姉が、急逝いたしました
いつも、うちの果物でジャムを作るって言うのは、彼女のことでした



9月の初め、my実家で田舎で暮らす従姉たちが、集まり、おしゃべりの時間を持ちました
その時は、いつも通り元気でした
その1か月後、一人の従姉が、彼女を訪ねたら、異常に痩せていたのだそうです
1ヶ月で5kg
1~2kgは、痩せて嬉しいだったけど、本人もちょっとおかしいと感じていたようです

食欲は、無いし
風邪をひいたか? 微熱が引かなかった

従姉が、病院を変えてみたらと薦め
町の診療所へ行きましたら、直ぐ県立病院へ行けと言われたらしいのです


県立病院へ行って、検査したのが、 13日
そしてそこで胆管の癌で全身に癌が転移していると判明いたしました
余命3か月と

元気になったら、知らせるから、今は、誰にも逢いたくないと
「暫く待っててね」と本人が言っている

そこまでは、聞いておりました
それから、1週間程経った29日の朝、従姉から電話が、かかって来たのは、
お見舞いの誘いだと思ったのです
そしたら「今朝、亡くなった」って

もう訳が分かりません

兎に角飛んで帰りました
彼女の連れ合いも、良く知っている人です
昔は、やんちゃだった彼が、涙を見せたり、しょんぼりする様子には、胸を締め付けられました

なんか、もう従姉連は、元気をなくしていまいました
実家の母も、 ずっと若い人が、先に亡くなって、ショックなようです
お見舞いに行くのも嫌って申しておりました
長生きして申し訳ないって気持ちになるって

残った時間、何もかも、従姉任せだった亭主に、色々教えておかねばならぬと
自宅療養を希望したのだが、何も教えぬまま、逝ってしまいました
物静かで思慮深かった彼女が、そんな病気になるのが、納得いきません
彼女は、病名や余命の宣告も、ちゃんと知りたいと、医師の説明を夫、娘と一緒に聞き
その後も、騒がずに冷静だったと

私には、出来るかなぁ

考えてみるに、 私の周囲には、急に逝ってしまう人の方が、多いかもしれない
連れ合いの素敵な叔母も、朝起きて来ぬまま逝った

連れ合いの家族、親戚には、「癌」を患った人は、居ない
私の方は、心配な素因が、ある   
父方の祖母、従兄、従姉、と癌によって命を落としてしまった




コメント (20)
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