♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

さくら

2012年03月30日 | 花、実

 春嵐つくり笑顔の腹の底


( はるあらしつくりえがおのはらのそこ )


     今日は、春らしい陽気となりました
     少々、花粉症らしき症状(片方の鼻の穴が、詰まった感)もありますが、
     辛抱できます



     3月の中ごろから、今にも咲きそうな風情の寒緋桜です
     でも、じらされて、じらされて、勿体つけて
     3月の最終週に咲きます、当市では。

オオヤマサクラ:


     
     公園の日当たりの良い場所にあるオオヤマサクラが、満開です
     例年なら、メジロが、来るのですが、
     残念ながら、声すら聞こえませんでした

       ヤマサクラと、名前についてますが、普通に花が終わってから
       葉が、出てきます

枝垂れさくら:
     
     

     公園で、もっとも華やかな枝垂れサクラ
     咲き初めて参りました
     週末は、お花見できるでしょうか?
     
     サクラは、繊細な木ですから
     根元を踏みつけたり、飲み残しのジュースやビールを
     流したりするのは、ご法度だそうです

     「禁止」だと看板が、出ているのに
     その前で、バーベキューするグループが、後を絶たない
     日本人の風上にも、置けません

     今日の永田町にも、春の嵐が吹き荒れたようですね

花桃

2012年03月29日 | 花、実

 春の客近況話咲きにけり


( はるのきゃくきんきょうはなしさきにけり )


     先の秋から冬、野鳥の数が激減でした
     今年、ちゃんと、燕が帰ってくるかしら
     少々、案じておりました

     3月22日の夕方
     実家の塀を修理している折、
     山の方から、一羽の燕が、下りて来るのを見つけました
     未だ、朝夕は、寒いのに、もう
     母に言ったら、「気のせいと違う?
     こんな早くから??」なんて、申します

     たった一羽だけでしたから、先発隊なのでしょう

     翌朝も、昨年の巣の辺りを飛ぶ姿を観察、
     母も納得です

     最近の巣は、何故か丈夫
     このまま使えそうなくらいしっかりしてます
     昨年、燕が飛び立ったままの巣です
     

     
     ※ 思いもかけぬ事情で、巣から落ちる幼鳥もあるようですが、
       落ちているツバメのヒナを拾って、人間が、育てることはとても困難。
       野鳥なので飼育は鳥獣保護法によって禁じられているそうです。
       知らんかったわ


     今年の鶯:

     例年なら、今の時期は、発声練習風に、巧く鳴けない鶯なのですが 
     今年は、既に見事な歌声です
     「随分、巧く鳴いているやん?」って母に言うと、
     「NHKの番組にも、そんな投稿があったよ」って

     575を添えた花桃は、公園で今日撮影したもの
     下の2枚は、田舎で写した桃の花です
     今日あたりは、満開でしょう








2012年03月27日 | ひとり言

 行く人や残りし人も春港


( ゆくひとやのこりしひともはるみなと )


     御陵のお濠で見かけた光景
     旅立つ前の鴨を、一応カシャっと位の心算で。
     取り込んでみると、亀が日向ぼっこです
     
     お互いの邪魔にならない位置を確保して
     思い思いに春を楽しんでいる風情です
     水量の多い間は、岸に上がれないので、亀さんも苦肉の策です
     
     鴨さんたちは、これから長い旅に出発
     亀は、命の限りこのお濠しか知らずに暮らすのですね
     互いに、全く違う生き方

                        
     
     明石海峡大橋が、着くまでは、船を利用するしか
     島を出る方法は、ありませんでした
     (四国へは、大鳴門橋が、ありました)
     見送りは、港で、 しんみりお別れ
     お迎えも港まで
     今か今かと、近づく船の姿を待ったものです
 
     今は、橋を渡れば、一瞬で島から出られ
     別れもセンチメンタルとは、程遠くなりました

                     

     昨日、ご覧になりましたか
     私は、偶然。
     金星と、木星に、ほぼ等距離で挟まれている三日月(新月)が、
     目に留まりました

     一度、三日月のお腹の辺りに金星と木星が包まれている構図を
     見たことがあります
     今まで、そんな風景に気がつかずに居たのだと単純に思いましたら
     極めて珍しいレイアウトだとか
     夜 外に出ると、まず月を探す私です

遅まきながら、彼岸に

2012年03月26日 | ひとり言

 ひとりして墓を守るや母強し


( ひとりしてはかをまもるやははつよし )


     お彼岸の中日に間に合いませんでしたが、
     何とか、お彼岸内の墓参りが叶った
     ご先祖さま、ごめんなさい 

     母が、元気で居てくれるのが、ありがたい

     連れ合いさんと私の実家の、家の修繕をすませ、
     植木剪定の後始末をしたりして忙しく働きました
     後何年、こんなに動けるかなぁ

     従姉を誘って、認知症の伯母を見舞い、
     同じ施設に入院中の近所のおじさんにも、会ってきました
     
     母の従姉にあたる人が、それも同じ施設に107歳でお世話に
     なっております
     食事もしっかり、口から食べられるとか、お昼寝の顔も、美人のままでした。


     土曜日は、選抜出場の我が母校の応援
     ご近所さんは、 朝5時からチャーターしたバスで甲子園へ
     2時間足らずで到着するはずなのに、何故そんな早くに、行くのでしょう?
     
     母は、 TVの前に正座
     私は、心臓に悪いので、家の周囲の片づけをしつつ、
     途中経過だけ、チェック

     予想のとおりと言うよりは、延長戦にしただけでも、立派、立派
     開会式でも、彼らの体型が、出場校のうちで、一番華奢だったもんね
     せっかくだから、滅多に対戦できない遠方の学校と当たったら良かったのに ね
     練習試合でも、連敗のお相手でした



     
     小学生の日記のような記事になってしまいました
     田舎に居る時は、いつもこんなもんです

     シキビ(樒)の花
     毎度、ピンボケに泣く
     今回やっと撮れました。

     写真は使いたい、しかし、575が、


山茱萸

2012年03月15日 | 花、実

 捨て場所は見つからぬまま春愁や 


( すてばしょはみつからぬまましゅんしゅうや )


     心配していた山茱萸の花、しっかり咲き初めた
     では、あの赤い実は、どうなったの?
     あっさり、木の足元に実を落としてありました
     新しい世代の為に、用無しのものには容赦ないって感じ
     何事もなかった様子で咲く山茱萸の黄色い花の強かさを見た
      
     「春愁」ってもう少し、春が、進んでから、春の光に溢れる頃に
     ふさわしい季語なのでしょうね
     お水取りが、終わったばかりです



     いつまでも、その立場に執着することなく、後進に、道を譲る・・・
     

     なんて風に思考が、向かう今日この頃です
     婦人会、6年で3回、役が廻ってきました
     20人ほどの会で。
     町のお手伝いをするなら、これくらいで丁度良い数です
     みんな元気で活動できればですが、
     
     ところが、新しい加入者は、居ない
     メンバーは、膝が、痛いの。
     腰が痛いの。で、「役は、出来ません」と来る。
     お祭りの手伝いも、出来ません
     盆踊りは、浴衣着れません。踊れません。

     でも、 お食事会、カラオケには、参加します
     
     年に一回のバス旅行の、行き先を決めるとなると
     「そこは、行ったことがある」  
     「太っているから、長い距離歩くのは、嫌!」って

     役員をする人は、何から何まで、サービス業のように動く

     もう何年も、実質的な活動が、出来ないなら、「辞める」って
     考えにならないのかな?
     そして、 活動可能な、若い人に入ってもらう方が、正しい運用
     なのではないか?と思っている
     
     この事態が、どうして改善されないのか?
     闇将軍が、町からの協賛金を貰う為、数が減らないよう
     退会する人を引き止めているからで無いかと推理しています
     
     このままだと、実際に会を支えている人から、辞めていきそうな
     気配です
     私も、今年のお勤めを果たして、辞めようかと考えている
     ここで、愚痴っても仕方ないのだけれど、黙っちゃおれん 


3月11日

2012年03月11日 | ひとり言

 震災忌九ちゃんの歌胸を刺し


( しんさいききゅうちゃんのうたむねをさし )


      見上げてごらん夜の星
      明日があるさ
      涙君さよなら
  
     CMでしばしば、耳にする
     震災の後、気持ちを浮揚させるには、九ちゃんか。。。
     特別、ファンだった訳でもないが
     最近、聞くと、やけに鼻の奥が、ジ~ンとしてきます

     昨年の今日、昼下がりのTVに映し出される光景が
     信じられませんでした
     その後、厳しい現実を知るにつけ、これからどうなるのか
     暫くは、不安ばかりが、掻き立てられて...
     当時の事が、蘇ります
     
     そしたら、3月11日、今朝の「題名の無い音楽会」
     九ちゃんの歌の特集、
     オーケストラの演奏ですから、余計に心が震えました
     朝の用事の手を止めて、聞き入ってしまいました     
     歌詞もメロディーも、珠玉の名作たちです
     被災された方々には、そんな慰めと励ましを
     送れたらと
     
     具体的復興のお手伝いも、原発事故の後始末も
     出来ない、 私ですから。

     震災後について、もう私が、改めて記すこともありません
     哀悼の気持ちと
     1日も早い復興を祈るばかりです
 
       自分の文章力の無さ、じっれたい思いです
       慰めたり、励ましたり、下手です
       真意が、伝わっただろうか?
       失礼にならなかっただろうか、クヨクヨ考えてします

     
      今年の川津桜は、少し遅い
       公園の何本かあるうち、 僅かに咲いた花です


飛行船

2012年03月09日 | 花、実

 春潮目はかりがたしやうつつ世の 


( はるしおめはかりがたしやうつつよの )


     春になるとしばしばお見かけしていた飛行船
     ツェッペリン号
     観光クルーズなんかもあるって聞きいてましたけど

     公園の桜が満開の頃、空からのお花見にも来ていたのです
     
     そう云えば、ここ2年程、大阪へ来てないのかなって
     思っていたところです

     一昨日の朝、いきなり事務所の、東側に浮かんでいたのです
     カメラ、間に合いませんでした
     そして、昨日の朝は、西側の空を北へ向かって
     
     流石、飛行船、
     音が静かなので、気がつくのは、傍に来てから
     音は、遠くのヘリコプターを綿菓子で包んだような音
     あれッ?と思う音です
     そして、スピードが、あるのでしょうね
     直ぐお尻しか写らなくなるのです。 早ッ

     
     upにあったって、念の為、検索してみたのです
     ツェッペリン号
     そしたら、びっくりです
     なんでも、維持管理費が、大きくて、経営が、なかなか黒字にならず
     結局、解体され、ドイツで新しい飛行船として
     生まれ変わったのですって 

     写真の飛行船は、スヌーピーJ号
     只今、日本で運用されている唯一の飛行船だそうです
     3月中、大阪、兵庫の空に浮かぶそうです

                       

     スーパーの野菜の棚を見て、びっくり
     何ですか  この価格 
     ガソリン価格の高騰で、これまでの無理が、一気に上乗せされたって印象
     私が、田舎に帰る事を考える頃になると、ガソリン代が、上がる
     あの電気自動車とか、ハイブリッドカーって、滅多に乗らない場合
     如何なんでしょうね?
     バッテリー、大丈夫?  
     ちょっと本気で考えますね
     来年には、買い換えようかと思案している所です
     
   


椿

2012年03月08日 | 花、実

 花椿みごとに咲いて落ちるべし


( はなつばきみごとにさいておちるべし )


     椿は、咲けども、575が、難しい
     歳時記をくってみると、落椿が印象的に
     詠まれていることが、多い
     私は、未だその境地に達せ無いようです
     椿の花を見つけた時の、気持ちを素直に575にしました



     椿と言えば、安達瞳子(正しくは、「日」へんに童と書くのだそうだ)さん、
     黒い髪をひっつめに纏めて、着物姿が印象的な方
     が、椿を多く活けていたなあ
     
     山茱萸の木:

   

     花芽が、膨らんで来ているのに、未だ、赤い実が
     沢山残っています
     実が生った頃は、シジュウガラが、盛んに啄ばんでおりましたが、
     手に余るのか、放ったらかし、
     他にそそられる木が、あるのでしょう
    
     山茱萸のこんな姿を見るのは、今年が、初めてです
     その後の展開に興味津々でございます



紅梅

2012年03月05日 | 花、実

 春の雨考えずおく憂きことら 


( はるのあめかんがえずおくうきことら )


     そぼ降る雨って云うか
     シトシト重い雨が、降っております
     けっこう、まとまった量です

     これから一雨毎に暖かくなるのだろう
     
     日当たりの良い場所の梅は、見頃
     いいえ、もしかしたら過ぎているかも
     
     メジロも来ず、つまらない春です
 






ビオラ

2012年03月04日 | 花、実

 マスプロの時代の果てや遊蝶花


( ますぷろのじだいのはてやゆうちょうか )


     公園の花壇のビオラ
     <3~5cmのものは、ビオラ、それ以上大きなものは、
      パンジーと言われるのだそうです>
     遊蝶花、確かに蝶が、翅を拡げているようにも見えます

     毎年、楽しみにしている
     色の組み合わせとか、模様が、個性的なのです
     専門家が、種を取ったり、交配を楽しんでいるのかと
     想像している

     今年は、特に渋いお顔です
     ミッキー・マウスの顔のようでもあり、
     苦虫を噛み潰したおじいちゃんにも見えます



     同じ顔が、並んでいるのは、少々不気味
     これが、人間だったら怖い
     
                                    

     個の時代からマスの時代へ
     その変動期を過ごしてきた
     島に乾電池を作るオートメーションの工場が出来
     若い人の働く場が、確保できた
     見学に行ったことも無いが、人間は、流れ作業の工程の一つに
     なって、トイレに行くにも大変だと聞いた (あくまでも噂)
     気ままな私には、勤まらないところだなあと思った

     その後、島の経済を支えた工場だけれど
     多くの企業の工場が、海外へ進出する流れにあいまって、
     その工場の規模も縮小され
     今、多くの従業員は、橋を渡って四国の工場に勤めるようになった
     島のインターには、その人達用の広い駐車場がある
     そこから高速バスにのって通勤するのだそうだ

     同じようなことが、当市でも、起こっている
     せっかく誘致して、来てもらったテレビ液晶画面の工場も
     生産が、頭打ちで、太陽電池パネルの製造に軌道修正だとか
 
     マスプロの時流に、乗って、昭和の経済は成長していたけれど
     今は、そのマスプロに首を絞められているような感じ

     今、日本が、置かれている多くの問題点の、原因は、この
     辺りから、来ている様な気がする

     これから、日本は、如何行き着くのだろう

     ビオラを見て、そこまで思うか? ごもっとも。
     そう、 私が考えても、時間の無駄です  ね