冬季オリンピック

　咲き方もいろいろありぬ五輪花

(　さきかたもいろいろありぬごりんはな　)

バンクーバー、冬季オリンピックも、フィギュア・スケートが終わって
そろそろ終盤となりました
昨日のフィギュア・フリーは、　ハラハラで、見られませんでした
TVを聞いておりました

２０歳前後の自分を思い出せば、彼女達の精神力は、尊敬です
努力など、　私の観念とは、比較にならないものだったでしょうね
それを「金メダル」「金メダル」と騒いでばかりで申し訳ない思いです
支援もせずに、「金メダル」じゃなきゃ、良しとしないとは失礼な話です

自分の実力が、精一杯だして、オリンピックを楽しんで来てください
しか云えないと思うんです

鈴木さんのスケーティングに、一番感動しました
体調を悪くされたのを乗り越えての、オリンピックですものね
幸せなオリンピックを一緒に感動させていただきました

とか何とかいいながら、ユニフォームを着崩した何とか云う選手は、
許してません
こだわりのファッションを押し通したいんだったら、最初から
参加しなさんなです。

２５日の水仙の蕾が、咲きました
「遅くなりました～」って、値打ちを持たせただけあって
清楚な白が、良い感じです

以前見た、越前海岸に咲いていた水仙は、もっと厳しい環境で
風、雪に打たれて、咲いたんです
丁度今頃の水仙は、優しい春の日差しの下
「そんな昔の事、忘れちゃったよ」って風情でした

手ほどき

　奥深し目からうろこの未だとれず

(　おくふかしめからうろこのまだとれず　)

今日店頭に並びました


"カシャッと一句！フォト５７５”のガイドブックです
さっそく、購入
私が、「これ面白そうだからやってみようかな」と考えるきっかけの作品は、
P.７８の“共犯”の作品でした
そんな事、思う事が恐れを知らぬ行為でしたね

いつも、拝見して、素晴らしい作品を投稿なさる方々の、解説も
判りやすくて、勉強になりました
皆さん、投稿は、同じ頃でも、それまでに培ったキャリアが、全く違います
思いあがっていた自分が、恥ずかしくなりました
P.７０～７１　「作品を少し寝かせる」は、　重い言葉でした
最近の私のスランプの原因もこの辺にあると、かねがね思っていましたから
彼の動物を写した写真と、エスプリの効いた作品も好きなんです

何度も読み返して、新たな思いで、フォト５７５続けて行こうと心を決めた次第です

　　　　

TVで盛んに紹介されている”野鳥の世界”
これは連れ合いさんが購入
バーコードリーダーで鳥の鳴き声をダウンロード出来るのが、面白いです
中身も、私の持っている小学生の図鑑より、ずっと豊富です　
あたりまえね　

オーシャンズ

　寄する波足を浸して我の星

(　よするなみあしをひたしてわれのほし　)

やっと、見に行って来ました
オーシャンズ
大きな大きな地球だと思っても、
一人ひとりが意識をしないと、汚染の拡がりのスピードは
想像以上に酷いようだ
鮫のえらを切り取って、もう泳げないその鮫を再び海に捨てるなんて
鮫が海底で、ヒクヒクもがく姿が、忘れられません
まるで人間の母親と子供のように、母が子を抱くトド達が、永遠に
平和に暮らせるように祈るばかりです

地球って小さい星、その中で無数の生物が、命を育んでいる
そして、　もしそれを破壊する犯人がいるとすれば、それは、人間だけなのだと
忘れてはいけません

まったく泳げない金づちの私ですが、今晩はスイスイ海に潜る夢を見るかも

オーシャンとは、云えませんが、　我家の金魚たちです
可愛いんです

不安定

　頼りない枝しかなくて世渡りや

(　たよりないえだしかなくてよわたりや　)

国会審議を欠席し続ける自民党
首相のお言葉も、あっちへへフラフラ、こっちへユラユラ
頼りになるしっかりした大樹が、ないものでしょうか？

公園の竹藪で見かけた鴉君、まるで今の日本をみるようで
頼りない竹に器用にとまっているのです
彼の重さに耐えられるのかと、心配しますが
揺れることもなく、バランスをとっています
春を楽しんでいる様子
「お前は、大したもんだ」とつぶやきたくなりました　

コゲラが居ました♪♪

　待ちきれず耳そばだてつ春を聞く

(　まちきれずみみそばだてつはるをきく　)

前のブログに、何年か前「コゲラも居ます」とUPしたまま
何故か、その日以降、全く見かけなくなりました
私の、錯覚だったのかしら？
嘘ついたみたいで、嫌だわ　だったのです

昨日の公園、駐車場の入り口が、やけに賑やかです
ちゃんとは見えませんが、　適当に
何と　に取り込んでみたら、写ってました
コゲラが
なんだか私の事など、全く気にもせず、夢中で幹をノックしてます
仕草が、とっても、可愛いのです
どこかに赤い帯があるのだそうですが、判りません
今度は、そんなところも撮りたいですね
飛ぶ時は、波を描くように飛ぶらしい

金縷梅

　結ぶには長さのたりぬ縁かな

(　むすぶにはながさのたりぬえにしかな　)

毎春思う「金縷梅の花びらの不思議さ」です
何と個性的
虫を誘うのか？　鳥を誘うのか？
手馴れたマジシャンを気取っているのか？
リボン状とは、表現されるが、プレゼントを飾るには、中途半端な長さです

鳥を撮影に行く、遠い方の御陵の脇で咲いていた、紅花常盤まんさくの花が消えた
捜査を開始しなくては　

　　　　



先日、田舎の朝に撮影しました
句が出来ないうちに暖かくなりそうです
暖かくなると「霜」を活かした句は、出来ない私です
季節を先取りして（もしくは、遡って）は、句を作れません

NHKの俳句でも、投稿しようとしても、季節の実感がないので、手が出ません
きっと、入選される方は、長年、温めたイメージを、お持ちなのでしょうね。

朝

　胸さわぐ春はあけぼの今草子

(　むねさわぐはるはあけぼのいまそうし　)

先日、法事の翌朝、先に帰る主人を、高速バスターミナルまで送っていきました
６時過ぎ　（早ッ）
私には、珍しい早朝の写真を撮ろうと、寄り道です
　島の西側の浜辺から、日の出を
正確に“あけぼの”と言うには、ちょっと明けすぎでしょうか？

　振り返って、海の向こうの小豆島を見て
子供の頃から、見慣れた風景です
昔より、遠くに見える気がして

　

　島の北へ向いて
せっかくの砂浜と長く続く松林なのに、ゴミが　恥ずかしい

ブラッ句

　うなされて人事部長の春悪夢

(　うなされてじんじぶちょうのはるあくむ　)

珍しく午後早い時間のです
実は、昨夜も、記事が粗方出来上がっていたのですが
もうひとつヒネリが利いておりません
すっきりUPする気持ちにもなれず、先ほどから作りなおしてました

写真のバッタは、　法事に際して、母が祭壇横に活けた花に潜んでおりました
今頃、バッタですよね
霜の降りた日もありました
風だって、冷たいのに、　生きていけるんでしょうか？

昆虫図鑑によると、　３月ごろから活動を始める
クビキリギスって云うキリギリスが居るとか
どうも、それらしいです

秋に成虫になって冬を越し、寒さにも強く強い歯で
色んなものを食べているようです。
名前の由来が噛み付いたら首が千切れるまで離れないからだとか・・。

私が、何にも心配することは、無かったようです

　　　　　　

昨今、企業も合理化合理化で、人事の方も胃の痛くなる日が続いている事でしょう
今は亡き舅は、優しいと云うか、気が小さいと云うか、
自分が、部下の首きりを仰せつかった折、
その立場に耐えられず、自分も勤めをやめてしまったそうです

君子蘭

　そんな日が来るとも知らず寄りそうて

(　そんなひがくるともしらずよりそうて　)

田舎の母が丹精している君子蘭です
花芽が沢山付きました
皆、寄り添っているのが、可愛くて
成長すると、各々の花は、背中合わせに咲くのですよね
精々、今のうちに、仲良くしておきなさいね

せっかくの田舎、　法事をよそに、写真撮るぞ～と張り切っていたのに
お天気がさっぱりでした
法事の日だけが
後は、どんより
ぼちぼち、馴らし運転でブログしま～す

思いがけなく

　わが道を生きて戻らず春時雨

(　わがみちをいきてもどらずはるしぐれ　)

予定変更
今日は、冷たい時雨の中、ご近所、隣組のお葬式となりました

７２歳の超マイペースおばさん
悪気は無いのは、　解ってます
ご挨拶も丁寧、　新参者の私にも、隔て無く声をかけて下さった
ただ、　一人でおしゃべりして、自分で納得して、長話は、なさらなかった
ちょっと、　お行儀に？？？だったかな？
言うなれば、あっけらかんとクヨクヨしないタイプ

今週は、二度も朝　お見かけした
一度など、　後ろからの「おはよう」に私は気付かず、
三度くらい、声をかけてくださったようでした

昨晩、外出から戻ると、○○さんが亡くなったと言う
お通夜には、間に合わないが、（お父さん、行ってよ）
お葬式には参列しようと
お隣の奥様に確認すると、なんと、　一昨日家の前をお掃除なさっていた
そのマイペース奥様が亡くなられたと言うではありませんか
信じられませんでした

何でも、　入院中の御主人の看病から戻られて
玄関先で倒れ、そのまま、逝ってしまわれたそうです
ポシェットも肩にかけたまま

身体のご不自由なご主人を残して心残りだったでしょう
生前「こんな自分のお葬式には、誰も着てくれないだろう」と云った事もあったとか
いえいえ、沢山の人が、会葬してましたよ
お孫さんが沢山のお手紙を、お棺に入れられて、
それを見たら、　私もウルウルしてしまいました

UPの予定は無かったのですが、この切ない気持ちを自分だけに
おさめて置けないのです

写真は、冬、時雨れてもおりませんが、この雲のような
淋しい気持ちを持て余しております

明日から、田舎です