許せない恩讐みつめ秋野かな
( ゆるせないおんしゅうみつめあきのかな )
夜は、虫の声が聞こえるようになった来たが
暑い昼間は、まだまだ蝉が、執念の声を聞かせている
急にその声が、止まるのが、気になる
木に留まって、命を終えることは無いと思うが
そっと様子を伺う
向うにみえる空蝉に帰ろうとしている等と考えるのは
人間ならではの、ノスタルジーでしょう
TVドラマは、基本的には、見ない主義ですが、
浜木綿子さんは、好きなんです
さっぱりして、何事も心得てる感が、好ましくて。
昨日は、猿さまと香川照之さんの話をTVで見て
ウルウル
猿さまが、息子さんと同居する事を許した
木綿子さんの心の大きさに、感動
感謝を述べる猿さまの「恩讐を越えて」って言葉に
目頭が熱くなりました
きっと、今まで、いっさい付き合いが無く
互いを必要となったタイミングで、歩み寄ったのが、良かったと思う
長年、くっついたり、離れたり
諍いの数を重ねると、こうは、行かなかっただろう
恩讐って、恨みばかりではなく、恩義や情け、ヒューマニズムに
裏打ちされているから、許すことができるのだろう