♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

天王寺公園

2011年10月31日 | ひとり言

 開戦かのろしは遠し茶臼山 


( かいせんかのろしはとおしちゃうすやま )


     先週末 「麗子さん」に会いに、
     天王寺公園の岸田劉生展に行ってまいりました
     その天王寺公園の風景です
     北の方から聞こえてくる、紅葉や秋の便りと比べ
     本格的な《秋》は、未だ遠い

     しかし、大阪は、今 熱い(らしい)のです
     府知事と市長、ダブル選挙です
     もっとも、熱いのは、 マスコミだけかも   
     私の周辺から、そんな熱気は、少しも感じられません。


     風景の絵画も、嫌いではありませんが
     本当の絵画展を鑑賞するようになって
     人物画に魅かれます
     
     意志の強い人
     悩む人
     頑固そうな人
     裏表のありそうな人

     見えてくるような気がして

     そして、私が、如何あがいても、描けないからです

     劉生の作品の中、東京の原宿が、何にも無かった頃の絵には、びっくり
     今の賑わいは、想像できません

     天王寺公園は、茶臼山と言う所にあります
     その茶臼山の標高は、なんと26m
     丘ですね  

     
     「 近世では、1614年(慶長19年)大坂冬の陣で徳川家康が本陣を置き、
     翌年の大坂夏の陣では真田幸村が陣をしいた」と言われる場所です。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋の蜘蛛

2011年10月30日 | ひとり言

 蜘蛛死して自慢話も無かりけり


( くもししてじまんばなしもなかりけり )


     田舎に戻った折、キッチンの大きなサッシの
     隅から蜘蛛が出てきました
     実際は台拭きの先にくっついてきたのです

     ギョッ!!
     苦手です
  
     じっと動きません
     どうも、完璧なミイラになってしまっている
     あのか細い肢は、それでも、身体をしっかり支えています

     寿命を、全うできたのか
     それとも、突発事故で息が絶えたのだろうか

     そのまま、そっと置いたまま、こちらに戻ってきたのだが・・・
     蜘蛛の名前も、判りません

     季語の観点からすると、「蜘蛛」は、夏です

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天高し

2011年10月29日 | ひとり言

 椅子をける乗ってしまったおだて風


( いすをけるのってしまったおだてかぜ )


     田舎の畑で作業をしておりましたら
     見慣れぬ鳥が飛んでいるのに、気がつきました
     二羽で、円を描きながら山から海側へ     
     
     カラスやトビは、顔なじみ
     間違うはずは、ありません
     お腹や翼の内側の色が、トビとは違います
     翼の形も
     何より、しばしば羽ばたきます
     トビは、円を描く時も、殆ど翼は動かしませんから
     その円も、トビより小さいのです

     何でしょうね
     ノスリかな??


     まず出来た575は

     > 天高し道理で腹が空く訳だ <

     最近、直ぐ小腹が空いた感じになるのです
     秋になると、食欲が出る理由
     「冬の寒さから身を守るべく、体脂肪をつける為」
     やら
     「老廃物を身体から排出するシステムが、夏と冬では、違うから」
     だとか、諸説あるそうですが
     暖房や冷房が無かった頃からの
     人間の身体に刷り込まれた知恵とあっては
     食欲の秋を否定する訳には行かないのです
     
     タイトルの575は、
     どうも迷走する大阪知事、市長選に対してです
     府民には、マスコミに煽られず、じっくり考えて
     投票して欲しいな
     どうも、“面白く無ければ大阪じゃない”ムードが
     恐ろしい

     季語は、ありませんが
     “天高し”の空と、黄色いセイダカアワダチソウで
     秋を感じて頂ければ、幸いです

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

スズランの実

2011年10月26日 | ひとり言

 身になじむ十二回目や寡婦の秋


( みになじむ12かいめやかふのあき)


    私の事ではありません
    おかげさまでmy連れ合いは、いたって元気です
    ちょっと、myペース過ぎて、イライラさせられてますが

    実家の母です
    父の存命中は、旅行にも行ったことも、無く
    家を空けた夜は、一度もありませんでした

    父が逝ってしまった最近は、同級生、ご近所さん、
    ゲートボール仲間、花植えの会
    等々、それは忙しく過ごしている
    このパワーは、何処から来るの?
    父との暮らして、押し留めていたエネルギーを発散しているかのよう

                               

    スズラン、実家の畑、1m四方くらいの広さに株が広がっております
    その中で、たったひとつ残った赤い実です
    人間には、厳禁なスズランですが
    鳥には、安全で美味しいのでしょう
    赤くなった(?)端から、消えていきます

    ご近所の誰かの北海道土産だそうです
    葉の色も淡いし、シミがつきます
    快適な環境とは言い難いのでしょう

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋深し

2011年10月23日 | ひとり言

 
薄壁やとなり気になり秋深し


( うすかべやとなりきになりあきふかし )


    カタツムリは、夏の季語だけれど
    田舎では、 11月頃まで出会える

    何気なく撮ったところ
    葉の表側にも、もう1匹バッタが
    何だろう?
    バッタは、ピントを合わす間を、待ってくれませんでした

    ところで、最近、カタツムリの分泌液を配合た
    化粧品が人気なんだそうです
    ご存知でした?

    カタツムリの粘液には、傷を修復し、肌を再生させる
    効果が、絶大なんだそうです
    カタツムリが、歩いた後、光っている線、あれです

    長年のお付き合い、草臥れたmyお肌ですが
    カタツムリのお世話になる度胸は、ございません

    



コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

杜鵑草

2011年10月18日 | カシャッと575

 長き夜やふらちなさそい気にかかり


( ながきよやふらちなさそいきにかかり )


    杜鵑草
    見つけましたけど、色鮮やかさにやや欠けるかと
    と思いつつ、カシャッと
    ところが、意地の悪いほどUPにしたらあ
    蕊が、何と美しいこと
    スワロフスキーにも負けてません

    クリスマスのディナーショーの新聞広告も目につく
    今日この頃
    おしゃれして、出かけたい気分

    ホテルのバーでジャズを聴くくらいは、ありますが
    ディナーショーに行ったのは、たった一度
    森久美さんのショー
    ちょっとコアーでしょ
    楽しかったですよ

    一度、町内会で誘われたのが、鳥羽◎郎さん
    ちょっと、周囲の人に馴染めない予感で
    お断りしましたわ

                    


     ただ今の計画としては、明日から田舎に帰る予定です
    しばらくお休みいたします 
    でも、夢子さん次第で、予定変更かも
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

食欲の秋

2011年10月17日 | ひとり言

 熟し柿むしゃぶり喰らう独居にて


( じゅくしかきむしゃぶりくらうどっきょにて )


    公園の柿も早熟なのと
    未だ、青いのとが混在している
    蝶も来ているし
    蜂も来る
    我が家に来るより、大きい蜂
    これがオオスズメバチなんだろう
    さすがに迫力だ
    「見たな~~」って感じで、振り返って見られた時は
    怖かった

    蝶を追っ払って、実に美味しそうにむしゃぶりついてた

    ただ、この柿は、如何見たって渋柿
    
    渋みを感じるのは、人間だけなのか
    カラスは、干し柿にして、美味しくなったところを
    食べる
    
    熟して軟らかくなってしまった柿は、苦手
    完熟で、且つ身はしっかり固い
    その絶妙なタイミングに拘る
    祖母が、軟らかい柿を、好んでいた    
    私も、歯も弱って、軟らかい柿しか
    食べられない日が来るのだろう
    口の周りを、他人様には見せられないような有様にしながら
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

クサカゲロウ

2011年10月16日 | 花、実

 短命も長寿も辛し秋の夜


( たんめいもちょうじゅもつらしあきのよる )


     クサカゲロウが、我が家の狭いプランター・ガーデンに、居た
     つまり、植物にアブラムシが、付いているってこと(?)
     薔薇に花芽が、つかないのに、何処に餌が、あるのだろうか?

        
     そのカゲロウがが、室内に入って来る
     窓から外に出してあげようとするのだが
     後ずさりするばかりで、出たがらない

     そのままにしていると、それから2日後にも、連れ合いが、室内で見たという
     この小さな儚げな虫の寿命とは、一体どれほどなのでしょうか
    
     
     優曇華の花
     インドの想像上の花、
     三千年に一度花が咲き、その時にはとても佳い事が起こる
     日本では通常「滅多にない吉祥」という意味の言葉として使われるとか
     因みに、 私は、未だかつて、使ったことはございません
 
     中国には、白木蓮ににた山玉蓮と言う花を優曇華の花とも呼ぶそうです

     ところで、このクサカゲロウの卵も優曇華の花と、呼ばれるのだそうです
     小さな白い卵が、糸につるされたように、あるのだそうです
     いくつかの卵が集まって花のように見える
     滅多に見つかることは無いので、優曇華の花と呼ばれるとある

     我が家も探せば、何処かにあるのでしょうか?
     少々、ワクワク

     幼虫はゴミを担いで移動したりするらしい
     薔薇の葉のゴミ、注目してみましょう


     因みに575は、年金の支給を、遅らせる案に対してね
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ムラサキゴテン

2011年10月13日 | ひとり言

 順序立てあやふやになり想い出の


( じゅんじょたてあやふやになりおもいでの )


     今年は、ムラサキゴテンが、咲いてくれました
     夏から秋、長く咲いてくれます
     去年は、息も絶え絶えだったのです
     
     葉や茎、ガクまで全身鮮やかな赤紫色
     大きく細長い二枚の葉の交差する点に、
     小さなピンク3枚の花弁

     1つ咲いては、次の茎を伸ばすのかと思っておりましたが
     偶然撮った花後からすると、葉の接続部分に
     複数個の花が咲いている気配があります

     ところがです、
     去年咲かなかったと思ったのは、勘違いかもしれません
     朝に咲いて、昼頃萎んでしまう、短い命の花なんだそうです
     誰かが、届けてくれた花の鉢に紛れ込んで
     我が家に来て、何年か、全く気がつきませんでした

     

     長いこと生きていると  
     あれ「いつの事だっけ」ということも  
     多くなって来た
     就学時のことは、担任の先生や教室の景色で
     細かく憶えているのですが
     特に、家業の手伝いをして毎日過ごしていると
     年も、月も曖昧
     今週は、今日が、何曜日??
  
     特に、ここ5年くらいの事が、頼りない
     そんな時、ブログを読み返すと面白い
     そっちに夢中になったりして

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤とんぼ

2011年10月10日 | ひとり言

 赤蜻蛉覗いて暗し深淵や 


( あかとんぼのぞいてふかししんえんや )


     ただ、公園の石に留まっているだけの
     赤蜻蛉を撮った
     写真を取り込むと、石の明暗が、気に入りました
     さあ、575を
     “深淵”という言葉が、浮かんだ
     多少、宗教的、哲学的言葉らしいが、
     重々しく、自分の現実の生活には使う機会のない
     言葉です
     1) 深い淵
     2) 奥深さや限界が底知れないことの例え
     とある

     しかし、用いるなら暗い不安、恐怖を表すものですね

     幸せは、覗き込んだりしない
     天にも上る、見上げるものです
        
                    
     
     先日は、緑に輝くイトトンボと出会えた
     ところが、草や垣根の細い茎に
     留まるものだから
     ピントが、合わない
     何枚か撮ったけれど、茎しか見えなかった
     一体どんなテクニックが、あるのでしょう
     「背景を考えて留まって~~」よ

     アキアカネは、心得たモデルさんになってくれました
     ただ、 私の図鑑で見るアキアカネの翅にある
     黒い模様は、翅の上に細くなんですが
     写真の茜の翅の(横辺?)の縁にあります
     色々調べましたが、分かりません
     
     もう一枚、深淵から這出だしてきたように見える赤蜻蛉
     いや、 煩わしいことは、苦手と逃げ出してきたのか?
     どっちを使おうか悩みました





     * トンボ、ノシメトンボ もしくはコノシメトンボでは、ないかとのこと
       未熟なうちは、黄褐色で成熟すると赤くなるのだそうです

コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする