我が指は菓子を選んで迷うなり我が運命をにぎるものとは
(わがゆびはかしをえらんでまようなりわがうんめいをにぎるものとは)
相模原の障害者施設でおきた事件
女優 高畑さんの息子さんの事件
そして 埼玉東松山市の少年殺害事件
悲しい事件が続きます
相模原事件の後、こんな本 読みました
他人と共感出来ない人
聞き分けの無い人が身近に居るものですから、参考までに読んでみようっかなって
何故、一連の事件の犯人、容疑者と呼ばれる人が、出現するのか
とある小説を読んでから、そんなことに興味を持つようになりました
ある友人は「そんな星の下に生まれたんやねぇ」と言う
星 運命ってことかしら
うちには、子供が居ませんが、親と子
遺伝のこと
環境の事
人間形成でどのようにかかわっているか ?
原因があるから結果があると、 わたしは、思っていた
この本では、様々なケースを元に、数値も示して現実の事象を示してあります
ページを戻ったりしながら、悪戦苦闘して読破いたしました
まあ 姑が、お昼寝している間の読書ですけど
相模原事件の時、犯人の親御さんは どのように子育てしてきたんだろう
また、事件の後 どう思っているのか
全く親の影が見えない と疑問を持ちました
しかし、どうも、親の躾け云々の前に それを受け入れられない人格があるようです
その原因が 遺伝とも言い切れず
環境が 悪いだけだとも言えないらしい
興奮(心地よい満足)に至る程度が 一般の人より高い所にあるそんな人格の人は
どうもやることが 極端になるそうで
平たく言うと、ちょっとのことでは、感動なんてしない性格の人
興奮を得ようとすると、エスカレートの行きつく先が 大きな事件になる場合もあるとか
気持ちを抑えきれないらしい
その一方、名を成した芸術家、科学者 文学者には、自閉症を患っていた人も多いと聞きます
どのベクトルに方向を取るか
それは、自分の意志を越えたものかも知れない
結局 友人の言う 星 なのかと思った
親として 子育てで気をつけねばならないのは、
東松山市のような事件です
昨年は川崎でも同様の事件がありました
実際 同級生の息子は、集団暴行が原因で10代で命を落としました
グループ内で気持ちがエスカレートしてくると、自分は、悪い事と気付いても
その仲間から抜け出せない恐怖です
命を落とした男子以外に関わった少年たちも、現実にはある意味被害者になりました
自分の子供が、どのような仲間と遊んでいるのか 親は、常に把握していく努力は必要でしょう
結局 貧富の差が、環境の差を作り、貧困層に残る人は、良識の人では、浮き上がってしまい
そこで暮せない それで 不道徳な人間にならざるを得ない
そしてその地区に住む人の評価が、下がる・・・
その一方 知的で心豊かな人が集まる場所で暮らすようになると、不道徳なことをしては
阻害されるので、犯罪とは縁遠く暮らしていくことが出来る
そしてその格差が広がる・・・と言うようなことも記してあった
その現実にどの様に対応するのか
人権の問題もあるから 答えを探すのは 難しいことです
まあ それぐらいが、口に出来る範囲でしょうか
興が乗って来ると わたくし、少々文章が過激で危険に走りますので
何度も読み返して やっとupです
初版が、今年の4月で 7月で もう10刷ですって
意外とこんなことに興味を持っている、多いのですね
独りよがりな呟きです
微妙な問題なので、コメント欄は、ロックしておきます
「吹き寄せ」 東京のお土産に頂きました
さらっと美味しいお菓子でした、想像以上よ
甘すぎるお土産より、こんなお菓子が嬉しいこの歳でございます
わたしのPCだけかしら
なんかブログ編集が、重たいように思います