♪句あれば 楽し ♪♪

独りよがりのおしゃべりを綴っています
photoと575で、私なりの世界を作りたいと思いつつも・・・

栃の実

2010年08月30日 | 花、実

 なかなかに渋ぬき難し腹の中 


( なかなかにしぶぬきがたしはらのなか )
橡(栃)の実(秋の季語)です

とち

昨年の5月にご紹介した可愛い花の実がこれです
花の歳時記では「マロニエ」って記してありましたが、
パリのマロニエの実には刺があるそうです
やっと今年実を確認できたら、刺は無く
この木は、単に栃の木だったと判明しました
ちょっと残念


大きな実です
渋をぬいて食用になるとか、
とにかく、渋を抜くのに手間がかかるのだそうです

 「渋い」って褒め言葉です
しかし、アクが強すぎるのも、如何なものか
あの人の渋、抜きたいなあ


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

赤茄子

2010年08月29日 | 花、実

騙されたふりしておくか赤い嘘


                ( だまされたふりしておくかあかいうそ )
詳しくは、記せませんが、
ちょっと身近にトラブルが起きました
当事者が、しどろもどろ、言い訳をするってことは、
やましい事をしていると、認識して、改める気持ちがあるってことでしょう

今は、騙されたふりをしておくしかないのかな

残った長い時間を考えると、不必要な波は立てない方が、良いのではないか
とアドバイスしておいた

赤茄子:そう好きでもない植物だけれど、余りに豊かに生っているので
    撮っておきました
    今日の話題には、これかなあ です

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ギンヤンマ

2010年08月27日 | 自然

深まりぬ父の覚悟や秋気配


( ふかまりぬちちのかくごやあきけはい )
今朝、ギンヤンマの産卵に遭遇しました
偶に見かけても、背景が上手くいかず、仕上がりは悲惨なものばかりでした
今朝は、トンボも心得た様子で睡蓮の葉(裏?)に産卵してくれた
これなら、池に架かる橋の欄干の間から何とか撮れます

tonnbo

交尾の時だけではなくて、産卵の時も
カップルは離れないんですね
人間で言えば、しっかり立合っているお父さんです
神々しく輝くこのカップルに心を打たれました

来年も沢山のギンヤンマが飛び交うことでしょう

尚、トンボの産卵の仕組みには、様々な方式があるらしく
ギンヤンマの産卵は、こんな風ということです
雌だけで産卵するのもあり、
ナツアカネは、空中に卵を、ばら撒くんだそうです

トンボのあの翅は、左右対称で動くのかと思っておりましたが
自分の撮った写真をじっくり見てみると、左右、前後微妙に
時間差で、複雑に動かされているようですね

尚、秋の気配は、ちらりもありません

    

明日は、区のイベント
ブログは休館です


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ツクツクボウシ

2010年08月25日 | 花、実

 法師蝉自由課題を急かしおり


( ほうしせみじゆうかだいをせかしおり )
やっと日の目を見ました
蝉の写真が撮れましたが、
そのうちと思いつつ句が出来なくて、UPしませんでした
昨年、9月に見つけたツクツクボウシ
他の蝉は、樹木にじっとしがみ付いたままなのに
この蝉たちは行動派
右に左に、2匹が絡まりながら動き回っておりました

ツクツクボウシが、鳴き始める頃には、そろそろ、
夏休みの宿題の事が頭を過ぎります。

25日となると、母親は、イライラです
毎日三度三度ご飯を作って、おやつの心配をして
宿題が残っているでは、爆発もしようってもんです

最近の子供は、ちゃちゃっと片付けて、バカンスに行くのですか?
塾に行くのですか?



コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

雷鳴も聞こえず

2010年08月24日 | 自然

 青すじの親父の顔や稲光


( あおすじのおやじのかおやいなびかり )
仁徳天皇陵の前に広がる大仙公園の一角にある
小林陸一郎さんの作品<雷様の贈り物>
結構人気の作品です
円周全体に微妙に傾斜に変化がつけてある
大きな声では、言えませんが、
作品を鑑賞するというより
好きな位置に背を置いて、思いっきり伸びをしてみる
とっても、気持ちが、良いのです
夕方など、散歩の途中で背を伸ばしていく人が多い
タイミングが、合わないとなかなか順番が回ってこない
さりげなく通りがかり風に、場所を得るには、コツが要るようだ
こんなに人々に溶け込んでいるアートも少ないかと
もっとも、小林先生がこれを読んだら
ご気分を損なうかも知れませんが

頭頂部の渦巻きを撮らなかったのは、失敗でした。

私は、この向きが好きかな
渦巻きから下方向に垂れる線が、
今は亡き頑固親父の青筋に思えて,懐かしい
ここでも、向かい合うではなくて、背中を向けるのが皮肉ですが

            

もう、長い間、雷鳴も聞いておりません
迫力夕立も知りません
今なら雷が鳴ったら拍手しそうな気分です

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カンナの花

2010年08月23日 | 花、実

 老い婆の首にタオルや処暑の朝


( おいばばのくびにたおるやしょしょのあさ )
今日は、立秋から15日目の「処暑」
なんでも、「処」とは、止まるという意味で、暑さが、止むという言葉だそうです
いよいよ、秋がやって来た気配を感じる日になるものらしい

昨年の処暑の朝は、秋めいた空の色に背筋も伸びたって
句を作りました
今年はと、云えば、とんでもございません
そんな気配は何処にもありません

ゲートボールに夢中なご近所のお婆さま
首にタオル、大きなツバの帽子をかぶって、自転車で
お出かけになりましたが・・・、大丈夫かしら?

公園の片隅、小さな花壇に咲いているカンナの花
おしゃれな柄です
避暑地をこんな柄のアパッパを着て歩きたいです
アパッパって大阪弁でしょうか?
ラフなムームー気分のワンピースのことです


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

バッタ

2010年08月22日 | 昆虫

 強がりもさじ加減なりバッタ道


( つよがりもさじかげんなりばったどう )
公園で見つけたバッタさん
イナゴかな?
何でもかじれそうな立派な顎
逞しい後ろ足

なのにおっかなびっくり頼りない中肢
草にしがみついてます

バッタ

いつまでも、強がりばかりでは、可愛いお年寄りになれません
肩肘張らずに、肩の力を抜くことも必要ではないかしら
愛嬌のあるおばあちゃんを目指しております

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ショウリョウバッタ

2010年08月21日 | 社会

 軽井沢透明人間夢に見る


( かるいざわとうめいにんげんゆめにみる )
今日の写真、これ何??でしょうね
ショウリョウバッタの奥様が写っているのです
お判りになります??
お暇なら、探してみてください

ショウリョウバッタ

透明人間になったら、何をする?
子供の頃、そんな事考えました

こんなに見事に自分を隠せるバッタを見ていると
わが身を隠くして、何かを企てるのは、生きるものの本質かと

何故 軽井沢?
なんとなくね

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

新高砂百合 ?

2010年08月20日 | 花、実

 うなだれつ遠くに聞こゆ法師蝉


( うなだれつとおくにきこゆほうしぜみ )
今朝、といっても正午ちょっと前、ツクツク法師の声を聞きました
かすかに、秋の気配?
主に午後に鳴く筈のツクツク法師ですら、涼しいうちに一声って
気分なんでしょうか?

蝉でも、鳴き方が下手っぴが居るのかしら?
歯ぎしりのように鳴く蝉も、おりました<笑>

写真の百合は、 只今の季節、実家の庭から田んぼの畦道に、咲き競っております
夜など、何かボ~~っと幽霊が立っているかのよう

新高砂百合


百合は、すべて「百合」としか呼べない私
この百合も、鉄砲百合にしては、図鑑のそれとは、葉の形が違うので
ずっと謎でした。
ひまわりさんブログで、「高砂」って百合を知りました
細い葉に特徴を有し、花びらの外側にエンジ色の縞が入っています
さらに調べてみると
鉄砲百合とこの高砂の交配種で「新高砂(新てっぽう百合)」って百合があるそうです
きっと、この百合でしょうね

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

亀の一家

2010年08月19日 | 自然

 秋暑しよその子うらやむわが身かな


( あきあつしよそのこうらやむわがみかな )
毎年、亀が産卵しますが
久しぶりに見つけた亀の子供です
体調12cmくらい、
生後いくつでしょうね?

亀が何個卵を産むか知りませんが
その内、1,2個、これ見よがしに、目に付く所に卵を産んで
蛇に食べられてしまいます
きっと、他の卵を守る為に、親は、覚悟で産みつけているのでしょう

* これは、実家の母と、私の観察による説ですので、
何の根拠もありません。 念の為

本来は、冬の内に刈り取っておくべき睡蓮の葉ですが
何分、母が独りで暮らす家です
なかなか、 世話が行き届きません
今年、睡蓮の花が咲かない
きっと根に光が当たらない所為だろうという事で
急遽、私が、高枝切りバサミを駆使して、刈り取ったのです

メダカ、ザリガニ、元気でした
何より、この亀一家が、嬉しそうに顔を出します
特に、子供の亀が、蛙の置物に興味津々
出てきては、羨ましそうに眺めております
きっと、彼(彼女?)は、自分が何個もの他の卵の命を犠牲にして
現在があるとは、気づいてないのでしょうね

翌日、私は、酷い肩こりに 


コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする