goo

もうすぐ。

ご案内です~!
今週末、3/29(金)の夜ですが、プラナリアも設立に係った某建築士団体の設立記念講演会が
建築家で早稲田大学教授の古谷誠章さんをお招きして開催されます!!

東京建築士会世田谷支部設立記念講演会
これからの建築~新たな価値の創造へ

日  時:2013年3月29日(金) 午後7時~午後8時半 
会  場:国士舘大学世田谷キャンパス・中央図書館地下1階多目的ホール
     (東急世田谷線松陰神社駅下車 徒歩6分)  
資料代等:一般 500円・学生 無料
     (先着300名まで、どなたでも参加できます。)
主  催:東京建築士会世田谷支部
後  援:(社)JIA世田谷地域会



テーマが大上段過ぎてちょっと漠然としているとも言えますが、
古谷先生は世田谷在住なので、さて、どんな話が伺えるのか。
ご都合が付く方は是非お誘いあわせの上お出かけください。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

世田谷住宅拝見。


昨年末、先週末と知人が世田谷区内に設計した住宅を拝見する機会がありました。


こちらの住宅は意欲的な鉄骨構造を採用していて、
内部はその鉄骨がそのまま仕上げになっていると言うなかなか面白い設計。
対照的に外観は木でくるまれていて暖かい印象。


こちらの住宅は下北沢の街づくりにも積極的に発言している友人の設計。
おおらかに道路から後退させることで街並に気持ちの良い印象を残しています。
白いキュービックな印象の外観に対してちょっとミッドセンチュリーの入った、
木の印象の強いインテリアになっていました。

どちらの住宅も街に対するスケール感が好ましく、
妙にがんばっている建築家の"作品"とは一線を画していて好印象でした。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

巷の住宅本 ナナメ読み

巷の本屋さんや図書館に行くと、それこそ嫌になるほど住宅に関する本がある。
いい家がどうとか、何とかに住みたいとか、世界で一番のとか、何とかかんとか。
こういった本の殆んどは、工務店やフランチャイズ、
下手をすれば建築家の宣伝本か、家を建てた人の自慢話である。
そんなものにお金を払って読む程リッチではない、と言いたいところだが、
家を建てた人の自慢話と有意義な経験談の境目は極めて曖昧なところがあるのが悩ましいところだ。
で、先日図書館の本棚を眺めていたらちょっと気になる本があったので借りてみました。
あっという間に読めてしまうような本ですが。

まず一冊目は
やっぱり赤レンガの家に住みたい! ―究極の耐火・外断熱工法「200年住宅」の凄さを公的機関で実証
著者が「坪100万円を超える煉瓦積住宅」でなく庶民にも手の届く値段の「赤レンガの家」を目指し、
しかもそれを実現した、と標榜しているのでついつい(にしても壮絶なタイトルだ・・・)。
まー「坪100万円を超える煉瓦積住宅」に関わっていた身としてはやっぱ気になるじゃないですか(笑)
で、同書をみると著者の会社の煉瓦積み住宅は「木造」なんだそうで、

しかも坪50万円程度!!!!!!!!

もう勝負になりませんが、しかしなぜ普通の木造より安くできるのか。
同書を読んでも一般論がもっともらしく述べられているだけで皆目検討が付かない。
まあ、それが企業秘密というかノウハウなんでしょうねぇ。。

もう一冊は今やお掃除女優?の松居一代さんの
欠陥マンション、わが闘争日記―ゼネコンに勝った!壮絶600日の全記録」。
こちらは欠陥マンション、がキーワードだった訳ですが、
本書が出たのは2000年とやや古く、彼女はまだ船越さんとは結婚していない時期で、
「シングルマザー」状態での奮戦記。

そもそも買ったマンションの金額が3億というところからまず庶民レベルではないし、
上階排水管からの漏水で駄目になった衣装室に置いてあった衣装やバックの賠償金額が
1千万円を軽く超えるというのもそれこそ別世界の話。
しかし、別世界にも欠陥住宅問題があるというのが恐ろしいところ。
彼女は別世界の住人独自の方法も使って(売主でなく)建設会社とバトルを繰りひろげ、
かなり高額の見舞金(慰謝料)も含め、相当なものの獲得することに成功している。

因みに
建設会社(某スーパーゼネコン)からは調査会社の費用+改修工事(一部グレードアップ付)
+見舞金1,500万円+和解金100万円+仮住まい費用(5万円/日の高級ホテル)
+交通費(ハイヤー使い放題)+掛軸表装費用(数百万円相当!←これは結構笑える話)など。
売主からは和解金100万円。
形式的には彼女に対する損害を発生させたことになった上階の住人から1,600万円(保険会社支払)

ただ、これを芸能人が特殊解として大盤振る舞いされたとだけ、と見るのは間違いで、
彼女は弁護士(2人)、建築士を雇い、細かく記録をとり、詳細な資料を作成し・・・
と、金銭だけでなく、自身の労力と精神力をも徹底的に投入しているのである。
これだけのことはやはり余人にはなかなかできないであろう。

あと、こういった場合に弁護士や医者といった専門家がどの程度役に立つか、
といったことに関する辛口の見立て(や活用方法?)についての記述もあり
(幸いなことに調査会社も改修に立ち会った一級建築士も評価は悪くない)
ある意味欠陥住宅問題にぶち当たったらどこまで腹をくくらざる得ないのか、
ということに関しては結構普遍的な内容になっているように思う。

建設業界にいる人間としてちょっとほっとするのは、この建設会社が
(問題発生当初に非を認めずに彼女の怒りを買ったのはともかく)
その後明らかになった問題点に関しては結構素直に認め、抵抗しなかったことだ。
(この欠陥は瑕疵担保期間経過後に表面化しているので、抵抗されると
 解決が泥沼化する可能性もあるし、世の中にはそういう事例も多い。
 本当に信じられないよーな理屈をつけてくる場合もある、らしい)
まあ、バブル期にありがちな、それだけひどい手抜き工事だったとも言えそうなんだけどね。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

だらだら仕事

まったく集中力なく夜の部の仕事をした結果、こんな時間になってしまった。

GPS関係のHPを見たりして遊んでいるんだから話にならない。

しかもようやく作成し始めた資料が「プログラムの突然の終了」で壊れてしまった。
最近時々発生するこの不具合は結構キツイ。

30分ほど不貞寝。

再起動して終了。やれば1時間。ひどすぎ。
明日の昼の部がちょっと心配、かも。
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )

それはちょっと違う気がする

今日放送されたNHKの「クローズアップ現代」で、
住宅メーカーの経営破綻について取りあげられていた。
最近問題になった破綻では、経営が怪しくなるにつれて逆に過大な前払いを要求し、
結果注文主の被害を拡大させたという、ほとんど詐欺みたいな問題があった。
そのことを中心に、30分の中で種々の問題がバランスよく纏まっていたところはさすがNHK。
番組で紹介された「すまいと」の出来高払い制度も引き合いが増えそうだ。

ただ、番組中でも「契約時1・着手時3・中間時3・完成時3」といった支払条件が
業界慣行として盛んに紹介され、世間で定着しそうな勢いなのは困りものだ。
これだって相当過払いなんだもの。

この件に関してはおいおいメールマガジンでしっかり書こうと改めて思うので
興味がある方は是非メルマガをご購読ください。
(内容硬すぎて読者少なすぎなので宣伝でした)
コメント ( 2 ) | Trackback ( 0 )
« 前ページ