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だからそこに停めないで~

京橋のギャラリーに向かう途中で、片倉工業、旧蛇の目ミシン、明治屋と寄り道。
「やっぱり大人の建築だね、明治屋は、うんうん、」などと一人で納得していると、
あろうことか真正面に車を停めてお買い物に入っていくご婦人が。
邪魔なんだよっとトゲトゲ光線を送ってみたらライオンさんのお車でした。
という訳で、罰としてこちらのBLOGで晒しちゃいます。
う~ん、美しい。車も建物も。何故これが日本の標準にならんのじゃ。

で、これが明治屋(1933)です。すばらしく上品な様式建築ですね。
スキッとしているのに角が痛くないのが素晴らしい。

こちらは片倉工業(1922??)。ちょいとゴツイ大会社のオフィスビルヂング。角が痛そうでしょ?
余りにでかいのでサブエントランスみたいなトコをピックアップ。

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井村さんの写真展。

知人の相方さんである井村和人さんの個展に行ってきました。
艶かしい色がクールに写されている大判の素敵な写真(しかも正方形)が10点、
どどん、と壁にディスプレイされていました。
上手く言えませんけど、なんだろう、プラスチックなノスタルジー?
色とか対象との微妙な距離感が、興味深かったです。
が、何と言う事か、我々は久しぶりにお会いした方々と盛り上がってしまい、
ギャラリーに来た他のお客さんは怯えてすぐに帰ってしまうという
迷惑な人たちに成り下がってしまっておったのでした。ゴメンなさい(反省)。

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今週の復興小学校

旧坂本小学校などを利用して開催されているアート展、「言の伝え」にいってきました。
お天気もつかな~と思って日暮里駅から谷中霊園を経由して
まずはSpace3の旧平櫛田中邸、Space2の「上野桜木空き地」での展示を見る。
ここでパティシェ イナムラ ショウゾウに寄り道してから少し歩いてSpace1の旧坂本小学校へ。
大分空模様も怪しくて、傘を買う羽目になってしまいました。
家族は坂本小でのアートも熱心に見ていたようですが、建築が見たいだけの私は
「なんでここにこんなものを置くんじゃあ~」というやや身勝手な態度に終始(笑)。
でも放物線な階段室の最上階にも上がれてとっても楽しかったです~。
あ、写真手前の丸いものは何なんでしょうね。道路にはみ出しているのも謎です。
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「スウィング」を読む

デーヴィッド・W・ストウ著の「スウィング」を読みました。
日本では副題が「ビッグバンドのジャズとアメリカの文化」となっていますが、
原題は訳者の直訳によると;
「スウィングの変容~ニューディール・アメリカにおけるビッグバンドのジャズ」。
内容は、ニューディール時代の文化・社会をスウィングから語った本で、
実は音楽自体や音楽の歴史については殆ど語っていない。
語っていないのですが、所々に面白い言及があるのです。
が、残念なことにそれが主題ではないので著者の認識としてさらっと述べられるのみ。
例えば、大衆音楽の流行スタイルについて

1890-1900 ラグタイム
1900-1915 スウィート音楽
1917-1925 熱狂的な初期のジャズ
1925-1932 半クラッシック的なスウィート音楽
1932-1944 スウィング

という「押さえ」をもとに議論を展開しているところがあるんですけど(P.258)、
ここには1929年、つまり大恐慌の年、が出てきていなかったり、する。

本の大きな論点に即して言えば、ニューディールのイデオロギーとジャズの「人種混合」の関係、
反ナチの戦いをしているアメリカ自身が人種差別という問題を抱えていて・・・。
といったあたりの問題のジャズ、そしてアメリカの文化全体に与えた影響の分析や、
20年代に誕生した音楽の産業システムとしての方法論が30年代には確立していて、
そのことがジャズに与えた影響についての議論など、いやいや面白い話がいっぱいです。
スウィングジャス周辺のミュージシャンや関係者に精通しているともっと面白かったかも。
1930年代は1948年までだ、という見解にもなるほどね、と思わされたりして。

4588410148スウィング―ビッグバンドのジャズとアメリカの文化
デーヴィッド・W. ストウ David W. Stowe 湯川 新

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F.L.アレンの「シンス・イエスタデイ―1930年代・アメリカ」(確か1939年に書かれた)が、
同じ著者が29年に書いた(はずの)「オンリー・イエスタデイ―1920年代・アメリカ」より
イマイチ面白くなかった理由も、もしかしたらその辺りに理由があったのかな~。
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招待券の行方

先日Niftyから封筒が届いた。
なんだろう、と思ってあけてみたら、わ~い、SinCityの劇場招待券だ!嬉しい~。
という訳で、妻をTVブロスを示しながら誘ってみるも、イマイチ反応が、鈍い。
う~なんでじゃあ。
ジェシカ・アルバダーク・エンジェル好きなプラナリアとしては絶対みたい映画なんですが。

ところで知人からモータショーのチケットをお譲り頂いた。
通常なら行かないイベント(だからカーマニアじゃないんだってば)なのですが、
今年はルノーにもオーナーズスペースがあるということで、気になっていたので頂いちゃいました。
で、誰と行くんだ、幕張まで。久々に幕張の建築見物でもするかなあ。
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