たてもの・おんがく・その他日々思うことなど。
STUDIO PLANARIA 業務記録
goo ブログ
gooおすすめリンク
なかのひと
プロフィール
goo ID | |
kurepapa |
|
性別 | |
都道府県 | |
自己紹介 | |
もともと記憶力に自信はないんだが、年とともに更に悪化している自分が怖いので、
BLOGに書いておけば少しは何か残るか、 と、気持ちを新たにしているつもりな。 |
カレンダー
2005年1月 | ||||||||
日 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | ||
1 | ||||||||
2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | ||
9 | 10 | 11 | 12 | 13 | 14 | 15 | ||
16 | 17 | 18 | 19 | 20 | 21 | 22 | ||
23 | 24 | 25 | 26 | 27 | 28 | 29 | ||
30 | 31 | |||||||
|
過去の記事
カテゴリ
Mov_log(292) |
よのなかよしなしごと(479) |
たてものよしなしごと(404) |
おんがくよしなしごと(134) |
活字よしなしごと(107) |
意匠よしなしごと(99) |
うちの Renault(86) |
うちの iPod(19) |
うちの PC(42) |
うちの Usen(14) |
仕事から半径30m以内(57) |
面白味のない話題(32) |
最新の投稿
雲雀丘で建築探訪 |
旧山縣有朋邸庭園 拝見 |
行田におでかけ |
紅葉の宇治~京都~奈良 原点へ(その3) |
紅葉の宇治~京都~奈良 原点へ(その2) |
紅葉の宇治~京都~奈良 原点へ |
何だかんだで結局デル |
雨の中の横浜 |
ワスレタコロニケイタイカエタ |
千駄ヶ谷の空 |
最新のコメント
プラナリア/メモメモ |
ぷりんまま/メモメモ |
プラナリア/甲村記念図書館を求めて |
ふーた/甲村記念図書館を求めて |
プラナリア/さよなら、ナイアガラ |
sakitaka/さよなら、ナイアガラ |
プラナリア/京都2日目午後一番・修学院離宮を堪能編 |
shade_man/京都2日目午後一番・修学院離宮を堪能編 |
プラナリア/京都一日目 |
pirikainankle/京都一日目 |
最新のトラックバック
ブックマーク
StudoPlanaria 2002-2008 | WORKS
業務案内 |
StudoPlanaria's SELECTSHOP
おすすめストックヤード |
金山眞人建築事務所
私のおしごと |
検索
URLをメールで送信する | |
(for PC & MOBILE) |
プルーヴェと自動車
20世紀の建築の工業化の面において大きな足跡を残した建築家ジャン・プルーヴェの展覧会が今日(正確には昨日)が最終日だということで、鎌倉の近代美術館に行ってきました。
まずは40~50分でざっと見て、喫茶室で図録を眺めながらコーヒーを飲んで一服。おっと、この図録、書籍として出版されている為か、展示の内容とはピタリとはリンクしていない様子。しょうがないのでメモをとりつつ眺めることにしたら、はまってしまいました。久々にスケッチしたりして、閉館までの一時間が短いこと。
感じたのは、やはり手を動かさないとモノはキチンと見れない、ということ。視覚だけに頼ってしまうと、ほんと、なんにも見てないことになりかねない。反省です。
ところで、プルーヴェの発言に、次のようなモノがあったそうです。
「私は自動車のようにすべての部品がぴったりと組み上がる完璧な工業製品を信じている。それは当然にもばらばらのパーツから出来上がっている。が、それを完全に分解してもそこには別の建築を構成する部材は存在し得ない(シトローエンDSのフェンダーをプジョー504のフェンダーで代用することは出来ないのだ)。」
ううむ。工業化=標準化=部品の共通化、なんて単純に考えては、いけないのですね。
差異の正当性はどこから与えられているのか、というのも、例えが妙に説得力あるだけに、結構悩ましい問題です。。
まずは40~50分でざっと見て、喫茶室で図録を眺めながらコーヒーを飲んで一服。おっと、この図録、書籍として出版されている為か、展示の内容とはピタリとはリンクしていない様子。しょうがないのでメモをとりつつ眺めることにしたら、はまってしまいました。久々にスケッチしたりして、閉館までの一時間が短いこと。
感じたのは、やはり手を動かさないとモノはキチンと見れない、ということ。視覚だけに頼ってしまうと、ほんと、なんにも見てないことになりかねない。反省です。
ところで、プルーヴェの発言に、次のようなモノがあったそうです。
「私は自動車のようにすべての部品がぴったりと組み上がる完璧な工業製品を信じている。それは当然にもばらばらのパーツから出来上がっている。が、それを完全に分解してもそこには別の建築を構成する部材は存在し得ない(シトローエンDSのフェンダーをプジョー504のフェンダーで代用することは出来ないのだ)。」
ううむ。工業化=標準化=部品の共通化、なんて単純に考えては、いけないのですね。
差異の正当性はどこから与えられているのか、というのも、例えが妙に説得力あるだけに、結構悩ましい問題です。。
ジャン・プルーヴェ―The poetics of technical objectsTOTO出版 2004-12売り上げランキング 14,372Amazonで詳しく見る by G-Tools |
コメント ( 0 ) | Trackback ( 0 )