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輝黄金新春歌舞伎

8日の夜に妻がいきなり「明日は歌舞伎だけど?」といい始めたのでびっくり。
全く忘れていたんで意識しないで連休中の仕事の予定を組んでしまっていたんですが、
土曜はたまたま他人と絡む予定を入れていなかったのはラッキーでした。

で、行ってきました、国立劇場「旭輝黄金鯱(あさひにかがやくきんのしゃちほこ)」。

いやー面白かったです。
宙乗りや本水などなかなか派手な活劇に仕上がっていて、理屈ぬきに楽しめました。

ただ、プラナリアみたいな初心者は歌舞伎では定番の
「盗賊がじつは・・・」「敵同士とおもっていたのが実は・・・」みたいなところが
台詞や役者だけでは十分追い切れず(だって化けますものね)、
お楽しみの理解が若干後追いになってしまったのが無念でした。。
別に事前に筋が分っていても全然問題ない内容とも言えるので、
初心者の方はある程度リサーチして純粋に舞台の出来事に集中した方が楽しいかも、です。

特に登場人物の劇中での重要度が分かっていた方が楽。
後々まで活躍するのかな?と思っていたらそれ以降一切出てこなかったり、あっさり死んじゃったりするんで。
詳しい人には、今回のような昔の演目の復活といった見たことないような演目でも、
配役で自然に想像がついてしまうと思うのですが。

歌舞伎って配役の妙味とか(今回は色々ネタになってました)、
ご飯をどこで調達していつ食べるかとか、楽しむための細かいノウハウが結構あるんで
それを教えてくれる人がいると楽に楽しめるところはありますねー。

まー外人さんにも大受けしてたんで大丈夫とは思いますけど(笑)
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復興小学校、応援します!


今年は関東大震災からの復興80周年の節目の年だそうです。

ところで、震災で被災した木造校舎を鉄筋コンクリート造で再建した小学校群のことを
復興小学校」といいます。
当時の東京市にお金があったわけではありません。議会から異論も出ました。
しかし、東京市は引きませんでした。
震災の教訓を生かし、安全な校舎を児童に用意するために全力を挙げて建設したのが
これらの復興小学校であり、全部で117校が建てられたと言われています。
そして、復興終了後、東京市は引き続き木造校舎の鉄筋コンクリート造への改築を進めました。
これらは「改築小学校」と呼ばれており、40~50校程度が建設されたと推定されます。

ところで、これらの復興小や改築小の設計は東京市の営繕部門が手がけており、
決して著名な建築家の「作品」ではありません。
また、設計には標準設計が採用されており、種々の合理化もなされています。
しかし、にもかかわらずこれらの建築は個別的な魅力を持っているように感じます。

ところが117校建てられた復興小学校も(用途転用されたものも含め)残り20校となり、
しかも、改築小学校も含め存続が危ぶまれているものが多数ある、という事実が存在します。
いったいこの東京という都市はどこまで廃棄を続けなければ気がすまないでしょうか?
なぜこういった都市の資産を活かし、将来に繋げることができないのでしょうか?
原点を忘れて都市の再生などあり得ませんが、
我々はその原点を果たしてどれだけ知っているのでしょうか?

そこで公共建築の一つの水準点を示す「復興小学校」の意味を改めて検証すべく、
第一人者である東工大の藤岡先生(近代建築史)にお話をして頂く機会を設けました。
皆さん、是非聞きにいらしてください!!



藤岡洋保・東京工業大学教授 講演会
「復興小学校を語る─市民に優れた公共建築を─」

日時:2010年1月16日(土)午後2時~
会場:深川東京モダン館 2階(地下鉄門前仲町駅 徒歩3分)
主催:JIA関東甲信越支部・保存問題委員会
会費:1,000円(資料代)

申込み・問合せはこちら!
(社)日本建築家協会(JIA)関東甲信越支部 事務局
→ JIAの告知ページ
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謹賀新年




あけまして おめでとう ございます




本年も引き続き当
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をご愛顧賜りますよう、
よろしくお願い申し上げます。

2010年元旦 プラナリア

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