史誌
この道路は、支笏洞爺国立公園の洞爺と、地獄谷で知られる
登別温泉とを結ぶ北海道有数の観光ルートとして知られ
利用する観光客も毎年百万人の多くに達しております。
明治14年に滝本金蔵氏が、私費を投じて、登別~登別温泉間の道路を開策した事に始まり
以後明治24年の客馬車、大正4年の軽便鉄道等の開通を経て、大正10年この道の一部
登別~カルルス間が、準地方道として認定されたものです。
昭和7年、弁景~オロフレ間(壮瞥側)の道路改良が完成したのを始まりに、カルルス~オロフレ間は
昭和8年から3ヶ年を要して一応完成はしましたが、昭和11年の融雪大水害を始め、満州事変の勃発などにより
以後15年間不通のまま放置されていました。
昭和29年道々昇格に伴い、カルルス~オロフレ間の改良工事に着手し、昭和37年一応の概成を終え
昭和38年には登別~カルルス間の舗装工事を完成するに至りました。
その後峠区間の法面保護、落石防止の工事を行ってきましたが、特にオロフレ峠側から登別側7キロの区間は
急勾配 急カーブの連続であり、冬期交通も遮断されていたことと、交通の増加に伴って
早急な改良が望まれるようになりました。
そこで、オロフレトンネル(935m)を含む本格的な改良工事のための調査が
昭和45年より開始され、昭和52年より12年の歳月をかけて昭和63年10月、通年通行できる
主要道々洞爺湖登別線として、共用を開始するに至ったものです。
登別温泉入り口
大きな鬼のお出迎えです
スキー場が見えています
この辺りがカルロス カルルス のようです
大雨が降ったとき このカルロス カルルスの地名良く聞きました。
雨の多い所のようです。
オロフレ峠
羊蹄山がみえます
今登って来た道
たしかにこうして見ると急勾配です。
昨年行った倶多楽湖が見えていました
2014.9.21撮影
オロフレ山登山口
この日も沢山の人が登って行かれていました。
色々な花の宝庫だそうです。
随分の年月をかけて完成した道路
そのお陰で無理なく山にも登れ きれいな景色が見られるんですね。
もう少し紅葉したらもう一度来たい・・なぁ
9月25日(木)
時々
最高気温21.1℃(16時) 最低気温15.0℃(6時)