正月時代劇「陽炎の辻スペシャル~海の母」
うれしいなぁ~幸せだなぁ~束の間だけれど
原作では“酒乱の罪”と“仇討ち”で第28巻に掲載されています
この画面とフラメンコの音楽、やっぱいーなぁ~
「産みの母」をかけているのでしょうか
江戸に戻って半年が経った頃のよう、仮祝言で変えた頭の“坂崎磐音さま”が“佐々
木磐音さま”になっての登場
着物も黒の着流しから、青系の着物にはかまを着け、かなり落ち着いた“若先生”の
雰囲気がでています
しかし、食事の時は「一心不乱」はそのままで、おこんの気持ちも知らないで、一人
お結びにかぶりつく磐音さまも弟子に怒った手前、「アチャー」と立場がないおこんも
とってもかわいい新婚さんのふたりでした
それにしてもおこんさんの武家の新妻姿は、グレードアップしていて、そりゃぁ~美し
いし、武家の妻としての落ち着きと、品のあるしっとり感と幸せ感が出ていて驚いた
武家の女性の着物は街娘と違い、裾が長めなので、そのあたりも上品さがあるので
しょうか
原作では道場の増改築が成って、磐音への養子の話が持ち上がるが、ここでは今
増改築の話が持ち上がっており、老分が「一肌も二肌も・・・」といってくれている
今津屋の内儀と老分が跡取りを連れて遊びに来ている
磐音とおこんは早く赤ん坊をつくれと皆に言われ、磐音など目がキョロキョロ
「てれている場合ではない」と義母に言われてました
しかたないですよね、原作はまだなんですから~
今回は語るも涙、聞くも涙の哀しくも切なく残酷な武家の習いが主軸です
直参旗本2150石設楽家(したらけ)の主は酒乱で剣術指南と妻(お彩)との仲を邪
推し、暴力をふるい続けていた
設楽家の跡取りである13歳の「小太郎」と指南役の「左江傳三郎」の稽古を笑顔で
見つめる母「お彩」二人は幼友達であった
些細なことから、またもや主の殴るけるの暴力が始まる
左から小太郎・父・母
一子小太郎が止めに入るが、反対に父に暴力をふるわれ、お彩が必死でかばいそ
の場から逃がす
小太郎は左江に助けを求める、左江が止めに入ったところ、刀を振り回され主から
奪っていた脇差で切ってしまった。呆然とする左江とお彩
我に返った左江は切腹をしようとするが、それを止めたお彩は夢中で左江と手に手
をとって逃げてしまう
たまたま用で設楽家を訪問中だった柳次郎が相談され、佐々木家へやってくる。義
父の命で磐音は小太郎をつれ、お側御用取次の速水左近に相談をする
お家断絶か、父の仇討ちか二つに一つの選択肢しかなく、健気にも小太郎は13歳
の肩に2150石を背負うことを決断、そして、磐音と柳次郎は助太刀を命じられる
母お彩は実父の村に潜んでいることが調べでわかり、浜の漁師小屋に潜むお彩を
見張るため、丘の上の小屋にひとまず落ち着く
健気にも涙をこらえじっと母のいる小屋を見つめる小太郎に磐音は「武士には覚悟
を決めねば成らぬときがあります。悩んでよいのです。迷ってよいのです。泣きたい
ときは泣けばよいのです。そのうえで覚悟を決めるのです。その覚悟がどのようなも
のであろうと、この佐々木磐音、必ず小太郎殿のお力になりましょう」とやさしくそし
て、意志を持って語りかけます。いーなぁ~この言葉
左江の姿が見えないため、お彩を見張り続ける磐音達
気分転換と仇討ちのために、小太郎に稽古をつける磐音
そんな時お彩の実父が磐音達の小屋を訪れ、自分が嫌がる娘を無理やり嫁がせた
もう二度と娘を裏切りたくない見逃してほしいと頼みに来る
そこへ小太郎が戻ってきて、初めての祖父と孫の対面をする
祖父の話を聞いていた小太郎は、涙ながらに自分の苦しい立場を告げ、自分の立
場もわかってほしいと訴える
「私は、前世でどれだけ悪事をしたのでしょうか」とつぶやくと磐音達に左江が逃げる
舟を調達したことを告げる。庄屋の心変わりに驚く磐音達に「お彩の幼い頃によー似
ておる、孫のためお彩も今一度裏切ることを許してくれるでしよう」と言いこらえきれ
なくなり号泣する
孫を抱きしめ号泣する祖父「おじいさまぁ~」と小太郎も抱き合って号泣
私も泣きました、号泣しました
「岡本信人さん」偽の大判の時に別の役で出ましたが、ここでの演技はすばらしいな
ぁ~流石ベテランです。何度リピしても涙なくして見られません
お彩と左江が乗ろうとしている舟。天候不順で2~3日動けないことを知る
天気が良くなるまで待つことになった磐音達。磐音と小太郎の入浴シーン
磐音の背を流しながら「佐々木様のような心の強い人になりたい」と小太郎
いつの間にか脇腹に刀傷が(?)胸の下と右手の「不覚」での傷はどうなったのでし
ようかねぇ~
密かに舟に乗り込んだ母を見逃そうとした小太郎であったが、小太郎が来ているこ
とを知ったお彩は夢中で飛び出し、小太郎の名を呼ぶ「何ゆえ出てこられたのです」
との言葉にお彩は「母を許してくださるのですか」と言う
長年暴力にさいなまれていた自分を誰も救ってはくれなかった、それを救ったのが
幼馴染の左江だった。小太郎がいるから今まで我慢をしてきたが、あの一瞬が、お
彩の我慢がプツンと切れたときだったのだと思う
とうとう、果し合いをすることになってしまった
最初小太郎が立ち向かっていくが到底かなわぬ相手、とうとう追い詰められてしまう
すぐさま磐音さまが二人の間に割って入り戦う
今回の殺陣も最高でした、超かっこえがったぁ~
戦いの末、左江の首に刃をあてるが、切らずにゆっくり下がる磐音様、い~なぁ~
しかし、再度の戦いで浅手をおわせ、柳次郎の「小太郎殿とどめを」の言葉に、磐音
と左江を見つめていた小太郎がとどめをさす
左江は「お見事」と言い果てる。その事態にお彩も胸を短刀で突き「母と思うな」と言
葉を残して果てる
無惨で哀しい結末に呆然とたたずむ磐音達
江戸に戻り速水に報告、設楽家の存続を約束される
最愛の人、磐音の無事を祈り続けるおこん。
そのときいつもの優しく、穏やかな磐音の声が「おこん」と呼びかける
小太郎の、母お彩の、左江の、お彩の父のそれぞれの心情を思いどんなに心を痛
め、自分を叱咤しながら、無理なく流れに任せ、しかしその場その場での最良の行
動をとりながら、ことが満ちるのを辛抱強く待つ磐音
お家騒動で味わった思いを乗り越えた磐音だからこその、大きく暖かい助太刀だっ
たように思える
最後の小太郎の大きく成長した証の笑顔を見て、やっと肩の荷を降ろした磐音
おこんに肩をもまれながら、安らげるおこんの元でうとうとしてしまう
そんな磐音をいとおしさに胸をいっぱいにしながら、おこんも幸せを感じる
とても哀しく切ない出来事ではあるが、その縛りの中で懸命に生きる人々
「人間、我慢辛抱が寛容 いつか必ず」磐音の父正睦の言葉を胸に磐音さまは生き
てきたのですね そして、今がある
この江戸の町中で“佐々木磐音さま”が生きているのだと思うと“JIN-仁”ではありま
せんが、タイムスリップしたくなるなぁ~
小太郎を演じた「須賀健太君」うまかったですね
今回の磐音の殺陣もすばらしかったし、小太郎を優しく見守る耕史さんの演技も素
敵でした
お彩に密かに合ったときの耕史さんの顔は「ドラゴンボール」の耕史さんが「スイート
JAM」で書いたイラストにそっくりな表情でしたね
写真を掲載できないのが残念です
「スタパー」では微妙なお言葉でしたが、やっぱり続きが見たいよぉ~
「陽炎の辻」見ました
小次郎くん本当
つらい気持ちを持ったまま
母親と剣の師匠を
討たねばならなくなってしうって
複雑ですよね
でも、それをさっしてか
磐音さまは小次郎くんに
「迷う時は迷っても良い、泣きたい時は
泣いても良い」と
優しく語りかけるところが
なんとも良よかったですし、
お風呂でのシーンでも
「人間我慢辛抱が肝要、いつか必ず」と
小次郎くんに話すお顔も
本当小次郎くんには勇気ずける
ものがあるなあ~と思いました
後のシーンで
門弟の方達がむらがって
おにぎりを食べようとしたら
おこんさん怒鳴ってましたね
それを門弟の方達や玲えん先生の
奥様もぼう然とされてましたもの「笑」
でも、磐音さまは
しっかりおにぎり食べてるし
^^;「変わってない」でした
磐音さま佐々木磐音さまと
なられて一段と男らしく、
凛々しくなってましたね
旅から帰ったあと磐音さま
「おこん」と呼ばれる表情が
素敵でしたあ~
*「若先生」と呼ばれてましたよね。
人それぞれですね
地上波でお笑いタレントがにぎやかにやっているのがお正月らしいのでしよう、山本耕史さんの出演するものしか、地上波を見ないので詳しくは知りませんが、おそらく・・・
正月だから、12/14だから、クリスマスだからと決め付けるのが苦手な私には、ただただ、山本耕史さんの出演する番組が1本でも多くあることを祈るのみです
はずれはありませんからね