現在の広島県三原市大和町椋梨の出身の画家・挿絵画家・絵本作家・詩人
太平洋戦争に出征しており、3年間のシベリア抑留での生死を
さ迷う経験を経て1948年11月に帰国し、故郷・広島の悲劇と共に
絵描きになることを誓いあった最愛の弟の被爆死を知り、
広島に留まり人生をかけて平和のために描くことを決意
復員後は広島市役所に就職 【1924.5.11~2014.3.30没】
広島平和展(現:広島平和美術展)を創立し、運営
絵画と詩を描きながら、広島を拠点にして戦後の平和運動を推進
特に原爆をテーマにした絵本『おこりじぞう』の装丁と挿絵が有名
この絵本は全国の小学校や劇団などで、平和教育の副教材、
および演劇の素材として幅広く活用されているとのこと
ささやかながら縁がある方と言うことで、ドライブがてら行ってきた
元小学校内に展示
建物内に入ると元教室の2部屋が会場に
空に爆音とともに現れた【B29】
突如の熱線、爆風にさらされる
8月6日原子爆弾をうけ、爆風でふきとばされたお地蔵さま
水を求め逃げのびて来た1人の女の子の目には母親に見えた
すると、お地蔵さまは目をぐっとにらみ、口をぎゅっと結び
仁王の顏になり、目から涙があふれ女の子の口元に・・・
この話は実話を元に創作されたもので、怒り地蔵も存在しているらしい
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