ＩＴ禍

我が家から一番近いＨ銀行の支店に振り込みに赴いた

こちらは退職に伴い市内から口座を移したので１７年ぐらいの付き合い

でしょうか

でも、この支店とは相性が良くないらしく、滅多に行かないのにその度

嫌な思いをする

先だっても、ちょっと大きな買い物をしたので振込みをしなければ

いけなくなり赴いた

ダメだと知りつつ一応ＡＴＭで振り込みをしてみたが、やはり・・だった

仕方なく番号機から番号を取り、待つ間振込み用紙に書いて・・・と

思ったが用紙がない　えっない

落ち着いてテーブルの上を見て見ると用紙は税金など専用の用紙のみ

となっているでは有馬温泉

仕方なく、【取り扱い中】の大きな札が客を拒否するかのように置かれている

窓口に「すみません、あのーと・・」と聞くと「お呼びしますので

お待ちください」とのお言葉、そー言えばやけに人が多いなーと思う

窓口の受付番号は６２番、私は７３番、車に戻って本を持って来て

待つことにする

待つ間見ていると、窓口で【タブレット】を渡されている・・ん

そして７３番「１番窓口へ」とアナウンスが言うので、行くとちょっと年配の

女性が立ったまま「ご用は」と言う

その言い方と表情に待たされたイライラがプラスして「ムッ」とする

【ここは銀行じゃ～ないの　「ハンバーグ定食」を注文しょうか】と

頭の中は思った

しかしぐっと抑え「ＡＴＭで振り込みできるかと思ったのですが、金額の

制限があってできなかったので、窓口でと思いこちらに・・」というと

「限度額のアップが出来ますがされますか？免許書などお持ちですか？」と

さっきの表情で事務的に言う

「時間、かかりますよね」と私「はい、かかります」とのやりとり

「じゃ～いいです、窓口で振込みしますから」と言うと「４番窓口へ」と

言われ４番へ行くとタブレットを持ちだし、分けわかめだけど、アダプター

の様な物をあっちのへつないだり、こっちへつないだりもたもた

そして、「あちらのテーブルで振り込み内容を入力してください」と渡した

大きなタブレットを持って店内を移動し隅のテーブルで振り込み内容を

ペンを使ってすまし、元の４番テーブルへ行くが、【取り扱い中】の立札

だけで女性がいない

どーするん？と突っ立っていると３番窓口の女性が「こちらへどーぞ」と

言うので移動しタブレットを出すと「振込みされる通帳とカードを

いただけますか？」と普通に言う、私は「４番窓口の人に渡しましたけど」と

抑えていた怒りが徐々に抑えられなくなってきた

窓口の女性は大慌てで後ろを向いて後ろのテーブルで仕事をしている

女性に何やら小声で言いながら、私の通帳とカードを探している

見つけたのか「失礼しました」といいタブレットを見ながら処理しだした

そして、処理しながら「振込み依頼の書類は御持ちですか？」と聞く

またまた頭の中で【なんでそんなものがいるんね、さっさとしろよ】と

思いながら「いいえ」と答える

それについて何ら次の言葉もないまま振込み完了の用紙を渡される

何時からこの手続きに変わったのか知らないが、この手際の悪さと

銀行側で変えたやり方が行員に熟知されてなく、もたもたが待ち人を

増やし、さらに待ち人が増え、イライラをつのらせるという悪循環

【お客】にそのしわ寄せを押し付けるなぁー

【ＩＴ化】でなく【ＩＴ禍】だぁー

支店を変えたいけど、近場にないしなぁ～