偶然には違いないけど、大学つながりということで、
広島大学キャンパスウォークを決行した10/1に、
奇しくも、医学・生理学賞では、おととしの大隅良典さんに続いて
5人目となる、京都大学特別教授の【本庶佑さん】が選ばれました
【本庶佑氏】は、免疫の働きを抑えるブレーキ役となる物質を発見
がんに対して免疫が働くようにする新たな治療薬の開発などに貢献
免疫が働くようにして、人の体が本来持っている免疫でがん細胞を
攻撃させる新しいタイプの治療薬、「オプジーボ」という薬の開発に
つながりました
何を隠そう、主人の病名がこの免疫にかかわる病気で【免疫疾患igG4】
従来、悪性リンパ腫、自己免疫性膵炎、硬化性胆管炎などなど・・
各臓器癌などと診断されてきた症例のなかに、存在していた
当初igG4関連多臓器リンパ増殖症候群(igG4+MOLPS)があり
自己免疫性膵炎グループを中心に、厚労省IgG4と協力し、
オールジャパン体制として研究され、当疾患を「igG4関連疾患」と
病名統一
igG4関連疾患は、全身諸臓器に発生する可能性があり、全診療科の
臨床医に周知が必要であるにも関わらず、当該疾患の認知度は低く、
既存の疾患と混同されたり、原因不明疾患として取り扱われてきた
さらに、igG4関連疾患は適切な治療を行えばコントロール良好の疾患
であるにも関わらず、臓器癌や血液悪性疾患と間違われ治療されてきた
可能性がある
正にこの症例通りの事が、主人の身の上に起きたわけで・・・
最初に診察した地域のプチ総合病院では【膵臓癌】と診断され、
絶望を味わい、市民病院を紹介された・・・
幸にして、再検査の末【膵臓癌】ではなく【免疫疾患igG4】と
診断され最初は詰まった胆管の内視鏡手術による入院もあったが、
現在は【ステロイド】やその他多々ある薬で、ほぼ今までの生活が戻ってきた
ただ、【免疫疾患igG4】の原因は今だにつかめていないらしい
よって、様々な副作用のある【ステロイド薬】の量は当初に比べると
少なくはなっているが、服用停止の指示は出ない
私の眼が度々懸る結膜炎のような症状も、原因不明と診断されたが
結局は免疫疾患の範囲に入るのかもしれない
今までは外なる外敵に医学は進歩してきたが、内なる反逆にやっと気づき
光が差し始めたのかもしれない
元々は、広島市内中心部にあった広島大学だけど、まぁ~色々ありまして
移転先が決まったのは1973年、その後、先人を切って、1980年に
工学部の建設工事が始まり、1982年に工学部が移転し、西条キャンパスが
開校、その後、徐々に移転が続き、1995年学校教育学部、法学部、
経済学部の移転により完了
便利で、にぎやかな市街地から、広大な敷地と自然豊かな山中へと、
様変わり、その様子を以前から見たくていつかという思いが実現した
まぁ~ゆったりとした広大な敷地内に、たくさんの建物がゆとりを持って
建っている中をウロウロしていると、最後の移転をした中の一つ
【学校教育学部】をみっけ・・
知らなんだけど「教育学部」じゃなく「学校・・」が付くんだ
へぇぇぇ~学校=教育学部って思っているのは私だけ
まぁ~それはそれとして・・・
あちらこちらにある学食、その中の一つに適当に入り【カツカレー】を
頂く、二人で800円弱だったから安いですよねぇ~
学生に交じって、時々「ん」という視線を浴びながら食べてきました
学園内をウォークして一番感じたことは、学生たちに今どきの
ちゃらちゃら感がなく、大声で話したり笑ったりもなく、
でも、友人たちとは楽しそうに話し、何か所かあるテニスコートでは
楽しそうな歓声があがっていたし、あるところでは吹奏楽の
練習を木々の中でしてたし、やはり国立は違うなぁ~と感心しきり
又、10月は留学生の入学式(立て看板あり)のようで【サタケメモリアルホール】
の前では東南アジア方面らしき男女が、中には民族衣装を着た女性などが
ホールやキャンパスをバックに写真を撮りあっている光景にも遭遇
へぇぇぇ~、なるほどねぇ~と広島大学を後にした
自己免疫疾患ってまだまだわからないことが
たくさんあるんですよね
わたしの眼の充血も関節もそこに関係あるらしい
のですがはっきりしたことはわからずです
このままこんな調子でずーと続いていくような
気もしてきました
ステロイドを使っていると
「お腹がすく」と美容室の先生が言っていましたがご主人はいかがですか?
お大事になさってくださいね
大学の学食は安いですね~
副作用には、食欲不振も書かれて
いましたが、不振よりはいいけど
待てない・・って感があって、最初は
驚きましたけどね
すぐ胃に来る私なんかだったら、ひょっとして
食べられなくなってたのかなぁ~と
思ったりしてます