なんでみんな走るのか？マラソン大会の人気を見て。

マラソンの人気は高いようです。
以前のジョギングブームのようなものではなく、ハーフマラソンやフルマラソンに参加をする、「マラソン」の人気です。

なんでマラソンは人気なのかと考えてみました。

まず、メタボという言葉が流行していることや、診断や人間ドッグの結果次第で企業の健康保険組合から指導が行われていることから、世の中の健康志向が強くなっていることがあげられます。

次に、マラソンという競技が、いまの流れにあっているのだと思います。
長距離を走るには、それなりのトレーニングが必要です。
特にフルマラソンを走るには、長距離を走るトレーニングを重ねること重要になります。

そういうトレーニングをしていると、カラダの数値が変化してくるのです。
体脂肪率、筋肉量、基礎代謝、もちろん体重もです。

自分の行った努力が数値で見ることができるのです。

そしてマラソン大会です。
自分がどれくらいのタイムで走ることができたか、数値で見ることができます。
努力が数値化されてくるのです。
過程においても結果でもです。

そして、達成感。
自分なりにがんばることができたら、達成感がついてきます。


勉強することもブームであるいま、努力をすることはすばらしいことという認識が高まっていることも影響していると思います。

マラソンを走ることが、「すごい」と思ってくれる世の中になのです。（ジョギングブームの時は、走ることをバカにしていた人がいましたので）

このような理由から、マラソンの人気が高いのだと思います。

あと、走って汗をかくと、純粋にキモチいいです。（笑）


マラソンのブームに隠れていますが、トライアスロンもブームのようです。
いま世間で言われているトライアスロンは、アイアンマンレースとは違います。

スイム1.5km・バイク40km・ラン10km、合計51.5kmとした国際基準がオリンピック・ディスタンスと呼ばれているもので、スイム3.8km・バイク180km・ラン42.195km（フルマラソン）のロングディスタンスと呼ばれるものが俗に言うアイアンマン（鉄人）レースです。

前者のオリンピックディスタンスのレースに出場する人が増えているそうです。

理由はたぶんマラソンとおなじだと思います。

努力が数値として現れてくること、そして、3種の競技を行うという複雑さが数値的な向上の楽しさを増加させているのではないかと思います。