記事「
ハワイのレンタカー事情、その1。ハワイ旅行2014年7月。の続編となります。
あれからもう5ヶ月も経ってしまっているんですね。
さて、「その2」はどんなことになるやら・・。
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2日間のオープンカーは、初めてのオープンカーということで、かなり楽しめた。
1日15ドルでコンパクトからオープンカーにアップグレードしたので、お得な感じがした。
さて、今日は1週間のメインのクルマを借りる日だ。
例年のように、朝の活動を終え、ホテルでゆっくりと朝食を食べて11時すぎにホテルを出て、ダラーレンタカーのカラカウア営業所に家族で歩いていく。
日差しが強い。
今日はちょっと湿度が高い気がする。
かなり太陽の位置が高くなってきた。
自分の影がとても小さい。
そういえば6月くらいにはほぼ影がなくなると聞いたことがある。
ゆっくりと歩いたので、12時近くに到着した。
この時間になると、ダラーの行列のなくなり、5名くらい並んでいた。
僕は順番になるのを待った。
30分くらい経った後に、カウンターで予約票を見せた。
「いまクルマがないので、クルマが返却されるまで待つか、1日25ドルの追加料金でオープンカーかジープを借りることが出来ます」という。
また、クルマがない。
いままでなら、追加料金はなしで借りることができたのに、今年は追加料金を取られるのだ。
それにしても1日25ドルとは。
オープンカーのときは15ドルだったのに。
「予約したのにクルマがないのは、そちらのせいではないのか?」というも、「予約だけで代金をもらっていないのに、来るか来ないかわからない予約のために列に並んで待っている人に貸さないことはできない」という。
なんども同じことを言ってみたが、係の人は折れなかった。
ならば値切ろう。
25ドルで7日だと175ドルだ。
約2万円になる。
今回は節約しようと、ミニバンではなくフルサイズにしていた。
その節約もこの強制有料アップグレードにより高くなる。
許容できるのは10ドルくらいだ。
「10ドルではどう?」というも、「25ドルの追加か、クルマが来るまで待つことになる」という。
しかたない「じゃあ15ドル(前回と同じ)ではどうか」と言った。
でも、回答は同じ。
「私に決定権はない。マネージャーに言ってくれ」という。
「電話か」。
僕は電話で英語を話すのは苦手だ。
仕方ない。妻を呼ぼう。
カンタンに状況を説明してから、ダラーのマネージャーに電話をつないでもらった。
僕が言うことを英語でマネージャーに伝えてもらった。
しかし「NO」だ。
ムスメを見ると、暑そうにしていて「まだ~」という。
クルマを待っている人たちは7グループぐらいいるとの事。
2時間待つのか、3時間なのかわからないという。
並んでいられない。
時間を買おう。
「25ドルでいい」としぶしぶ伝えた。
「やれやれ」という感じで係の女性は手続きを進めた。
彼女に非はないと思う。
業務に忠実だったのだろう。
1日25ドルプラスでジープを借りることにした。
「予約時にお金を払う予約方法ならクルマをキープするのか?」と訊いたが、僕の英語がヘタだったのか聞きたいことの回答はもらえず、「途中でクルマがあれば変更できる」と言う。
「その場合はその後の追加料金は発生しないのか」と聞くと、「そうだ」と言った。
そりゃそうだ。
乗っていない分の料金を加算されるのはおかしい。
これはすごい情報だ。
帰りがけにクルマを替えればいい。
夕方には絶対といっていいほどクルマが戻っているからだ。
僕らはジープに乗ってエアコンをがんがんにした。
この太陽が高い時間に、来るかこないかわからないレンタカーを待つのはキツい。
待っている日本人の観光客はそちらを選んだ。
僕は25ドルの追加を選んだ。
価値観だと思う。
さて、冷たい飲み物と食事をしにいこう。
ワードセンターで買い物もする。
僕は、先ほどの不機嫌なカウンターの女性とは違った明るい係員に、ジープの幌の開け方を説明してもらった。
ジョークを交えて説明してもらい、ちょっと気分が明るくなった。
食事をして、買い物をして、ちょっと観光をしてホテルに戻る時間になった。
ダラーレンタカーに行くと、たんまりとクルマがあった。
もちろん、僕らが予約していたクラスのクルマもある。
カウンターに行き、状況を説明した。
「もしかして日本語できます?」と訊くと、「はい」といって流暢な日本語(というか日本人)で話し始めた。
いきさつをカンタンに説明して対応をしてもらった。
「ガソリンを入れますので、ちょっとまっててください」といわれ、僕らのクルマは道路向かいのガソリンスタンドに入っていった。
今日の分25ドルが追加されたど、乗ったことのないジープに乗れた(でもジープはもういいかな)し、悪くなかったか。
フルサイズのレンタカーに乗り、ハワイのラジオ局KINEを流した。
静粛さ、乗り降りのしやすさ、ジープにない心地よさを感じながらホテルに戻った。
ダラーレンタカーで待っている人たち、どれくらいの期間を借りるかわからないけど、「途中でクルマの変更可能だよ」と言ってあげればよかったかな。