風に誘われて

自然に焦がれつつも体力が付いて行かない今日この頃。

リュウゼツラン

2006-08-06 | ひとり言


少し前、朝日新聞の[青鉛筆]と言うコーナーで
興味を惹かれる記事を見つけました。

JR日豊線の豊前松江駅(福岡県豊前市)です。
この駅、明治30年に開業し、駅舎は戦前の木造のままだそうです。
車の普及で今は一日500人程の乗降客らしいです。


そしてその駅のホームに

リュウゼツランの花が咲きました。


「半世紀に一度咲く」




といわれるリュウゼツランが


黄色い花をつけています。

ホームには3株あり、戦後に地元の人が植えられたとか。
その一本の株から5月中旬頃、茎が伸び始め、
1ヶ月余りで高さ5メートルにまでなったらしい。



これは去年咲いた後です。
新しい株がこれから育ち生き続け半世紀を経て、また花開くのです。
何だか気が遠い話ですが。。。

私も此処で貴重な花を見るのは最初で最後なんだと思うと、
何だか感慨深く、自分の人生とリュウゼツランの一生が重なりました。


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