美少年ナルキッサスはその美しい容姿が故に
水面に映るわが身に見とれ
そのまま花になってしまいます。
それが「スイセン」の名前の由来だと言われています。
俯き加減の水辺のスイセンにはこのギリシア神話が似合いますね。
また「水仙」とは中国での呼び名の音読です。
水の仙人から来ており崇高な花として珍重されているのだそうです。
北九州唯一の植物公園でもあるこの丘一帯の今の見どころは
斜面を覆い尽くす日本水仙にあります。
実は私もこれが見たくて来たのです。
約6万株もあるスイセンの花とその強烈な香りに魅了させられました。
花は七分咲きと言ったところでしょうか。
先日の積雪にもめげずに斜面を這い上がるように咲いています。
その中を縫うように遊歩道が頂上まで伸びて行きます。
息を切らしながらも足元の花に誘われるように
その香りに引き寄せられるように登ります。
其のにほひ 桃より白し 水仙花
松尾芭蕉
日本水仙にまぎれて八重咲きを見つけました。
登り詰めて振り返れば花の向こうに周防灘が広がっていました。
空気が澄んでいたら四国も見えるそうです。
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不思議ですね。家も何度植えても花が付かない。
この季節は例年になくスイセンをよく観賞しました。
でもあの蒸せるほどの香りには参ります。
見事なニホンスイセンですね。これだけあるとむせ返るような香りですね。
ニホンスイセン、実家では良く咲いているのですが此処に持ってくると何が気に入らないのか、葉っぱばかりになって咲きません。
実家でも、葉っぱが大きくなると花付きが悪いような気がします。短い葉っぱで貧弱に見えるくらいのが良く咲いています。
スイセンの次は桜でしょうか。
もうクラクラです。カメラかまえていても辛かったよ。最後は駆け足で登りました。(おかげで筋肉痛!!)
ナルキッサス伝説が豪華な花でなく水仙だったところに惹かれます。
ふふっ!わたしって。。。
水仙に囲まれての遊歩道
独り占めにしたくなる所
きっと 白い可憐な花に囲まれ
《私は美しい》
のだと思ってしまうかも・・・
花言葉はうぬぼれ、自己愛。ってどうなんでしょう?
私の箱庭ではどうしてなのか水仙が咲いてくれません。何度も挑戦したのですがダメです。
でも私、この花が大好きです。特に素朴な日本水仙が好きなんです。
川縁の土手や畑の畦に咲く花。庶民的なところがいいのかなぁ。。。
年と共にどんどん普通が好きになります。
でも、この6万株の水仙の花畑は凄いですね。
どちらかといえば、地味な花(個人的な見方ですが)に見えますが、
これだけの大大花畑を見せられるとそんなこといえませんね。
八重咲き水仙、始めて見せていただいたような・・
とても優雅な花びらであります。