島耕作も長い連載である。
さて、今週号は、新たなビジネスとして「介護ロボット」について、常務島耕作は常務取締役技術本部長の松橋と話し合う。
そのなかで、近頃、私も感じていることが話されている。
「(前略)介護ということは、お年寄りに少しでも長く生きてもうらということが本質になりますね。
しかし、医学の発達についても言えることなのですが、本来なら死んでいる人間を無理矢理生きのびさせるということが、正しい方向なのかどうか、私にはよくわかりません」
「人間には”生きる権利”があると同時に”死ぬ権利”もあるという考え方」
「昔は、疫病や戦争で地球の人口は自然に淘汰された・・・(後略)」
「人口の淘汰が、神の意思あるいは造物主たる地球の意志であるとすれば、人間はどこまでその意志に反していいのか、ということになる」
今も昔も「死」ということは忌み嫌われ、長生きすることこそが、不老不死であることが、最大の幸せと考えられている。
そして、人は長生きを実現させてきた。
しかし、それでいいのか!
誤解を恐れず非難を承知で言わせてもらえば、現代は、あまりにも生きること、あるいは、生きさせることに執着しすぎているのではないか。
介護、介護というが、介護することが仕事になるというのは、いかがなものか。
「死」というものを受け容れることが必要なのではないか。
そんなふうに物語りは進むのか、と思っていたら、島耕作、最後の場面では、女性のスカートに手を入れている、というか引っ張り込まれている。
このギャップが島耕作なんだなあ。
さて、今週号は、新たなビジネスとして「介護ロボット」について、常務島耕作は常務取締役技術本部長の松橋と話し合う。
そのなかで、近頃、私も感じていることが話されている。
「(前略)介護ということは、お年寄りに少しでも長く生きてもうらということが本質になりますね。
しかし、医学の発達についても言えることなのですが、本来なら死んでいる人間を無理矢理生きのびさせるということが、正しい方向なのかどうか、私にはよくわかりません」
「人間には”生きる権利”があると同時に”死ぬ権利”もあるという考え方」
「昔は、疫病や戦争で地球の人口は自然に淘汰された・・・(後略)」
「人口の淘汰が、神の意思あるいは造物主たる地球の意志であるとすれば、人間はどこまでその意志に反していいのか、ということになる」
今も昔も「死」ということは忌み嫌われ、長生きすることこそが、不老不死であることが、最大の幸せと考えられている。
そして、人は長生きを実現させてきた。
しかし、それでいいのか!
誤解を恐れず非難を承知で言わせてもらえば、現代は、あまりにも生きること、あるいは、生きさせることに執着しすぎているのではないか。
介護、介護というが、介護することが仕事になるというのは、いかがなものか。
「死」というものを受け容れることが必要なのではないか。
そんなふうに物語りは進むのか、と思っていたら、島耕作、最後の場面では、女性のスカートに手を入れている、というか引っ張り込まれている。
このギャップが島耕作なんだなあ。