全50巻の半分に達した。日本の合戦。
だが、近頃はなんだか「中だるみ」である。
23巻から29巻まで幕末ものである。
幕末の合戦というのはあまり面白くない、と思うのである。
というか、関ヶ原以降は、どう考えても合戦の前に勝負が決まっている、合戦なのである。
合戦というのは、そこで勝負が決まる、もしかしたら劣勢のほうが勝つかもしれない、というところに「魅力」がある。
また、闘っているほうも「万が一」より大きな確立に賭けているのだ。
しかし、幕末の戦いは「イデオロギー」が優先しすぎている。
例えば鳥羽・伏見の戦いでは、「錦の御旗」が出てくると総崩れしてみたり、大将がさっさと撤退してみたりしている。
誤解を恐れず非難を承知で言わせてもらえば
戦いをマジメにしていないのである。
だから、なんだか面白くない。
大体、幕府側は「組織」になっていないし、戦争に勝ってもそんなにおおきな「うまいもの」があるわけでもない。一方の官軍側も、勝った後のことはあまり考えていない、いないが、幕府を倒す、ということに賭けるものがある。倒すと何かいいことがあるかもしれない、とそれぞれが思っている。
戦いは「勝ちたい」と思う気持が多いほうが勝つ、というのが私の考え。
ということで、幕末の戦いは、あまり面白くない。
だが、近頃はなんだか「中だるみ」である。
23巻から29巻まで幕末ものである。
幕末の合戦というのはあまり面白くない、と思うのである。
というか、関ヶ原以降は、どう考えても合戦の前に勝負が決まっている、合戦なのである。
合戦というのは、そこで勝負が決まる、もしかしたら劣勢のほうが勝つかもしれない、というところに「魅力」がある。
また、闘っているほうも「万が一」より大きな確立に賭けているのだ。
しかし、幕末の戦いは「イデオロギー」が優先しすぎている。
例えば鳥羽・伏見の戦いでは、「錦の御旗」が出てくると総崩れしてみたり、大将がさっさと撤退してみたりしている。
誤解を恐れず非難を承知で言わせてもらえば
戦いをマジメにしていないのである。
だから、なんだか面白くない。
大体、幕府側は「組織」になっていないし、戦争に勝ってもそんなにおおきな「うまいもの」があるわけでもない。一方の官軍側も、勝った後のことはあまり考えていない、いないが、幕府を倒す、ということに賭けるものがある。倒すと何かいいことがあるかもしれない、とそれぞれが思っている。
戦いは「勝ちたい」と思う気持が多いほうが勝つ、というのが私の考え。
ということで、幕末の戦いは、あまり面白くない。