朝寒く、昼はポカポカ、、、、。
今朝は急に冷え込み、「初霜」が降りました。
早朝の運動場周辺の自然は真っ白に、薄化粧を施したよ
うになっていました。
急激な気温の変化に、数頭の「便→うん〇」がゆるくなりました。
昨日午後、遊び過ぎて水を飲む量の多かったタイガーは、始めに固いのを
出したかと思ったら、びゅ～にょろにょろ～びび～っと回収困難な「うん〇」
をしてくれました。
のっけから「うん〇」の話で恐縮です。
犬を飼うにあたって、犬達の体調を調べる目安として「うん〇」の色や匂い、
それに固さなどを気にしている方は多いと思います。
毎食同じドッグフードを同じ分量与えていても、体調によって「うん〇」の状
態は変化します。
毎日「うん〇記録」をつけて、他の情報（鼻水が出た、眼ヤニがひどい、鼻の
色が薄くなってきた、歯石がよく溜まる～等などいい加減な事も含め何でも
良い。）と比較してみると、体調の変化が判って来るかも知れません。
私達ブリーダーは、長年の経験からそれらの情報が頭の中にインプットされ
ていて、飼育の面全てに適切と思われる対応を行っています。
なので、ブリーダーの飼育している犬達は大きく体調を崩す事はありません。
イギリスのブリーダーは理由があって概ね女性ですが、「ケネルボーイ」と呼
ばれている「ご主人たち」の仕事に、「朝のうん〇拾い」があります。
犬達の体調管理は、善良で経験豊富なケネルボーイ達の「うん〇判断」に
よる処が大きいと、お茶飲み話によく聞きます。
（イギリスのケネルボーイ達⇒７０歳を過ぎても、そう呼ばれています。
）
↓温かな自分専用のベッド（綺麗にしてあげても、すぐにグシャグシャにして
しまいます。）でまどろむベス。彼女は、きたないのがお好みの様です？
温かな筈の室内で飼われている犬達でも、気温の変化には敏感に反応
します。
特に１０歳を過ぎて老犬の域に入った犬達は、なるべくなら大事に育
ててあげたいものです。多少、過保護になっても良いのはこれ位の年
齢からでしょうか、、、。
これはクラウス（１１歳♂）専用のケージのカバーです。
厚手のキャンバス地（帆布）を加工し、男っぽく作ってあります。
ケージ飼育の場合、室温だけの温度管理では「体温調節機能」の弱い犬（
老犬～仔犬）達には不十分と言えます。
室温はなるべく低めに保ち、ケージ全体を布（毛布や厚手のタオルなど）な
どで覆ってあげると良いでしょう。
ワンの室内（ケージの中）は、ワンの体温と呼気の湿度で程良く保たれ、ワ
ンにとって快適な個室を形成してくれます。
↓ヒートも終期になって、甲羅干しに出たシフォン。
ヒート中の牝は身体を動かすのも億劫になるらしく、特にシフォンは
初めてのヒートの期間、ＺＺず～っと個室で過ごしていました。
半分水の入った、重くて不安定なペットボトルで一人遊びさせました。
ヒートも終盤に入った次期かと思われ、昨日と今日冬空の下で甲羅干しを
兼ねて、運動場の芝で軽く体を動かしました。
ヒート終期は頻尿となり、陰部も腫れていて地面からの「細菌感染」の恐れ
のある時期です。
◇ヒート中の牝犬の管理には注意が必要です。
未去勢の牡犬に注意するだけでなく、良くない病気や致命傷になりかねな
い細菌への感染には注意し過ぎると言う事はありません。
沢山の犬達の行きかう宅外の道路や、排泄場所となり易い公園近くには
散歩などのコースとしては出来るだけ避けるのが無難ですね。
ペットボトルに飽きたシフォン、目を離していた僅かな隙に、脱いで置いてあった私のキャップを玩具にしていました。
↓リハビリ三日目のＨａｒｕ君。
今日は温かな日光の注ぐ部屋で、完全休養日としました。
ケージにはやや薄手のカバーを掛けて、寝床には厚手の固いマットを敷い
てあげます。柔らかすぎる敷物は、関節等に障害を持つ犬には適していま
せん。
◇体力（免疫力など）の落ちている犬には、温かな環境を与える事が良い
結果を生むものと思われます。
少しでも寒さを感じさせたままにしておくと、犬の体力はめっきり下がるもの
です。（冬場寒くなって痩せてしまったり、食べても太らないタイプの犬は、飼
育環境の温度管理に注意して見ると比較的早く改善がなされるものです。）
↓お隣のスワンちゃん。
もう直ぐ寒い青森に行くスワンは、若いせいもあって防寒対策は全く必要
有りません。
◇今日の犬舎の日中の室温は、最高１２度最低８度でした。
犬達を収納し終わって一日の終わり、暖房は昨日より３０％方強めに
設定してみました。
犬達が早く寒さに馴染んでくれると良いのですが、、、、。
飼主に似て「寒がり」ばかりなので、お酒を飲まない犬達は暖房費が
嵩みます。
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