低気圧の接近が影響してか、ここ数日膝の腫れがはなはだしいです。
八日の雨以来３５度を超える日は無くなったものの、湿度は相変わらずで蒸し暑い日が続いています。
油断していると、ほんの少し動いただけでも汗びっしょりと言った状態で、着替えが数回欠かせません。
◇午後、気温の上昇が無いことを確認してから、年とったベス（１４歳）を運動場へ連れて行きました。
嬉しそうに～BB'
◇残念ながら相方のクラウスは、運動場へ行くには少し無理な身体になっています。自重して、留守番させる事にしました。
◇ベスはいま、３３キログラムの体重を維持しています。やや太めに感じられますが、彼女にとってこれ位の体型がベストです。
◇老犬の健康に関して我が家で特に気を遣っていることと言ったら、食べ物では、魚（⇒マグロのアラ）を水煮したものを欠かさな
いという事ぐらいでしょうか。（副食物として、少量をフードに加えて与えています。）
刺身を作る時に出る筋の部分や血合いの部分がスーパーなどで売られていて、それを良く用います。
新鮮なうちに水煮して身を解しておくと、煮こごり状態になって老犬達に食べ易くなります。
何よりコラーゲンや各種ビタミンが吸収され易いかたちで含まれているのが良いようですね。
毎日食べ続けていると、明らかに活性が良くなって来るように感じます。 きっと、我が家の老犬達には合っているのでしょう。
◇主食と言えば、ドライフード（子犬用小粒）を朝晩８５グラムプラス副食物（魚や肉類）を２０グラムほど加えて食べるくらいで丁度
良い様です。
もっとも、パンのみみやらチーズの欠片などを、お八つとして貰っているようですが、極少量に済ませて体調（体重）管理には充分な
気を遣っています。
◇健康の秘訣と言えば、毎日屈託なく楽しく暮らすということに尽きるでしょうか、、。
老犬になればなるほどあちらこちらに良くないところがあって当たり前ですし、そういうことを、あれやこれや気に病まないという事
が飼主の心掛けとして求められるのかもしれません。
たとえ悪い処が出てきたとしても、初めから完治を望むことなく、それなりの対処療法で乗り切ることを心掛けています。
なにがあっても「気楽に」を心掛けて、腹をくくって泰然自若で過ごすということになるでしょうか。
◇犬は自分の身に起こった事をクヨクヨ考えることは無いと言います。
ベスやクラウスを見ていると本当にその事が良く判ります。それは、今までに何頭もの老犬を看取ってきて、痛切に感じることでも
ありますね。特にベスの明るさには「天然成分」も加わって、驚くというより半ば呆れると言った方が適切な表現と言えるくらいです。
◇今年の夏の猛暑は、ベスやクラウスをはじめとした老犬達の行動をも大きく制限した結果となりました。
屋外に出るのは朝昼晩の排泄時に限られ、殆どの時間を空調の効いた屋内で過ごしました。
その事によって現れる変化と言えば、やはり「チョッピリですが楽しそうに見えない」、屋内で幾ら馬鹿遊びをしても満たされない感じ
があるという事ですね。（飼主側から見て）
でもそれですら、犬達はその場限りで忘れられる特技を身につけていますから、飼主の方さえ気に病まなければストレスをためる事
なく毎日を元気に過ごせるのではないでしょうか。
ベスなどは明らかに暑い外を嫌っていました。その代り、屋内での楽しみ方を数々編み出してくれて毎日苦笑させ続けてくれたものです。
◇遊びついでとして、（個々の犬に掛ける時間の無い我が家では）同時にグルーミングを行ってしまうことが日課のようになりました。
耳掃除は、ヒビテン液を浸したコットンをタッパに入れて持ち歩き、濡れタオルで顔を拭いた後に手際良く行うようにしています。
死毛の除去は、先の丸くなったピンブラシが簡単に使うには持ち歩きも楽で重宝しています。
明るい日陰の中で、あっちこっちと身体を触られるのはいい気持ちらしく、おとなしく身を任せていました。
運動場から帰って、明らかに元気を回復したベスは、、その様子を書くのに気後れするほど呆れた婆さんに変身していました。
血液の循環などが衰えた老犬達です。若い犬達と遊ぶことによって元気が回復するんですね～。ほんと、若返ります！
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