昨夜の雨は上がって、一部青空の覗く朝でした。
賑やかな朝ご飯が済んで、レオン(お預かり)ジョン、ジェフの三兄弟を連れて運動場へ出発
なんですか、異常に元気な三頭の兄弟です。
肝臓(豚鶏)のスープと豚足のスープを混ぜた物を、フードと一緒に食べさせていますが、元気の源はそれだけではないようです。
「群れ効果」と言うのか、お互いが競い合いますから、自然と元気が出てしまうんですね~。
レオン・ジョン・ジェフの三頭は、誰が親分になるか、顔を合わせるたびに競い合っていますがんばれ~
ボニー・クライド・ジミーの三兄弟は、二回目の健康診断を受けに動物病院へ行きました。
子犬専用のメニューに則って健康診断が行われた後、二回目のワクチンを接種して頂きます。
二回目も一回目に次いで8種混合ワクチン(デュラミューン8)を打って貰いました。
大物ジミー君は、診察台の上で寝てしまうと言う芸当を披露する事があって油断できません。
便の寄生虫検査や、忘れもの等をとりに行ったりと、少しでも獣医の先生が部屋を空けるとムニャムニャ始めるジミー君。
今日も、うたた寝寸前の様子でしたね。
二回目の健康診断の時には「マイクロチップの装着」も頼んでいます。
処が「製品に不具合」が見つかったとかで、今日のところは装着して貰えませんでした。
暫くは装着不可能と言うことですので、近日中に他の動物病院へ行って別のメーカーのものを装着して頂く事になります。
忙しいのに、、、困ります~
※マイクロチップとはどんなものなの?ご参考に
午前中新しいフードロイヤルカナン「ステアライズド」が入荷しました。
早速ご注文を戴いている方々に発送の手配をしました。明日にはお届けです。
100g62粒
『適正体重の維持が難しく、過食、避妊・去勢で太りやすいラブラドールに』と言う謳い文句で発売されたラブラドール専用
に開発されたフードです。
通常の成犬用と比べてやや黄色っぽい色をしています。見るからに脂肪分が少なそうに見えますね。
100g40粒
ラブラドールにとって「肥満は万病の素」と言っても過言ではありません。
ラブラドールの体質は、生まれてすぐの授乳時から始まり、離乳後の給餌状況(給餌内容)によって決定されます。
成犬になって肥って見えても「腫瘍」などの出来ない身体、病気知らずの身体、関節などが強く怪我をしにくい身体は、
子犬の頃からの計画的な正しい給餌方法によって得られます。
※経験上、4か月までに肥らせ過ぎた個体は、その後(成犬となって)何らかの問題を発生し易いものであるという事が言え
ます。
将来の事を考えて、ブリーダーは決して子犬を肥らせ過ぎる事はありません。一度作られた脂肪細胞はその後どんな努力を
しても減る事はありません。
ショーや展覧会に出す個体も、出来るだけ脂肪細胞の少ない身体を一度作りあげてから肥らせて行く方法が、健康な犬づくり
の基本ではないかと考えています。
一番カロリーの高い子犬用フード。メーカー指定の月齢より遥か手前で成犬用フードに切替えた方が締まった身体、つまり
乾燥した身体(脂肪細胞の少ない身体)のラブラドールが出来上がります。
新発売のステアライズドの袋に記載されている「一日の標準給与量目安」なかなか理解しにくいですよね~。
私の勧める給餌量は、関東地方の気候を標準として、夏は「運動しない犬」の80%の給餌量(正しく量って下さい)
冬は中間の給与量の90%が良いと考えます。もちろん個体によって又雌雄によっても適正値は異なりますから、使いながら
調整を加えて行くことが大事なことと思います。
春や秋は微妙に調整の仕方が異なりますから、機会が有ったら書いてみようと思っています。
※私自身、成犬への給餌回数は日に二回です。午前中に全体量の60%を与え、夕方の給餌は40%の量としています。
ドライのまま与えることはなく、必ず水分(水やスープ)をかけて(加えて)与えています。給餌後更に必要な水分を与えます。
一日に与えるフードの量と、水分の管理を重要に考えています。さしあたって健康に直結する部分でもありますから、ここが
疎かになっては、「何をかいわんや」なのであります。
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