9月に入って何回目かの秋らしい朝でした。
身も心も引き締まると云う言葉がピッタリな陽光を暫し拝してから、おもむろに作業を開始。
週末の作業として、落ち葉集めや草刈りなどが有ったのですが大幅に変更、午前中は二件の愛犬相談に対応し、午後は
二頭のシャンプーと川越までのプチ出張で日が暮れました。
運動場から見た東の空(日の出)、穏やかな一日となることがが期待されます。
排泄~給餌~個別の観察を終えて、牡達(ロビン、ハリー、デューク、H君)をランに放してあげました。
嬉しそうに遊び始めた犬達の身体が、眩しく輝いています。
尾の太さ等から判断して、どの子も穏やかで健康そうにみえます。
早朝の犬達
これから秋が深まるまでの間、犬達の身体を出来るだけ数多く朝露にまみれさせるように心掛けます。
湿度が50%を切るようになって、安心して被毛を濡らす事が出来るようになりました。
毎日抜け替わっている被毛を、自然に任せて乾かす事によってラブの命である腰の強い良質なトップコートが出来上がる
からです。
一旦犬達を収納してから、自転車を積んだ車にH君ともう一頭を乗せて浄水場に向かいました。
90分ほどかけてゆっくりと自転車引き、問題を抱える二頭の犬はめっきり犬らしくなって自信のある目付きに変わってき
ました。
夕方の犬達
5時を過ぎて粗方の作業は済みました。
連れて来たタマちゃん達をランに放してあげました。
気温はグンと下がって十数度、最後のヒグラシでしょうか、カナカナ・・・と たどたどしく鳴いています。
タマちゃんはお預かりした時の注意事項として、肛門嚢炎の完治していない事、マラセチア感染の兆候があることが飼主
さんから告げられています。特にお薬は預かってはいません。
帰るまでに改善されると良いのですが、実際のところは動物病院に連れて行くか否かの瀬戸際のような気がします。
余り水分をとらないタマちゃんの便は、常に固くて肛門への刺激を助長しています。
お預かりの翌日から給水回数を増やし、試しに良質のオリーブオイルを給餌に混ぜて与えています。
被毛等に脂肪によるベタツキは感じられませんでしたが、フードを低脂肪型のステアライズドに替えてみました。
数日経って排便の様子を観察する限り、肛門を地面に擦りつける行為等は無くなって随分と改善されているように見えます。
そんなタマちゃんの日常はお母さんのサリーにベッタリの毎日ですが、甘え放題なのでとっても嬉しそうに見えます。
里帰り中の喜びですね。そんなタマちゃんですが、あんまりお父さんのロビンには近づかずシラッとしています。
◇暑さが和らいで、健康上の相談が多くなりました。寒い時から暖かくなって、更に暑くなる時には身体も不調を訴えないのですが、
気温が急に下がり始めると、特に障害を持つ犬の身体には軋みや痛み等の変調が訪れるのかもしれません。
日頃から注意して、犬の身体を冷やさない様に心掛けると良いですね。跛行(はこう)等の身体の動きにも注意を向けて下さい。
特に金属ケージ飼育の場合は、就寝時の温度管理が大事なこととなります。軟便等の兆候を見落とさない様に心掛けましょう。
身体を冷やすと(特に就寝時)免疫力が極端に低下すると言われています。加齢性の障害等からの回避には、若い頃から身体を
冷やさない様に心掛けることが大切です。犬の健康は、将来(老後)を見据えて考えてあげて下さい。
体温低下ストレスの高まり免疫力の低下癌細胞などへの抵抗力が無くなってしまう原因を作ります。
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業務連絡:色々なワンコの事でのご相談が溜まってしまっていますが、一件一件確実にお返事しますので暫くお待ち下さい。
回答をお待ちの方々、一応 三日後を目安と考えて頂ければ助かります。
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お知らせ
今年度「秋のホームカミングディー」は行なわない事にしました。
諸般の事情が整わず、春に次いで秋のミーティングも中止とさせて戴きます。
楽しみにしていた皆様方には大変申し訳ありませんが、次回(来春)のホームカミングディーにどうぞご期待下さい。
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