始動を30分遅らせて5時、暗さの残る空、眠そうなワンコ達。
排泄~給餌~清掃を終えて6時半。暗い雲の空を見上げて、台風が気になります。。。
午前中は書類の整理。午後になって蜂場の点検と整備。そして蜜蜂の内検(巣箱の中の点検)。
運動場では、風で飛ばされたりしない様に物を片付けたり濡れては困る物などを急ぎ倉庫に収納。
気が付くと、あっと言う間の一日でした。。。
台風10号 どうやら関東及び東北を直撃しそうな雰囲気です・・・
未だ前回の台風被害も収まっていないというのに、困ったものです。
蜂場に行って巣箱の点検、台風対策と害敵駆除等を行いました・・・
三つになった巣箱には其々害敵対策として、「スズメバチ捕獲器」を取り付けてあります。
真ん中の巣箱の捕獲機に二匹のスズメバチが入っていました。昨日襲われたものとみられます。
巣箱の内検。
マルワコーヒーで貰ってきた麻の袋で作った巣枠覆い布が、お洒落に見えます。
これは真ん中の箱。
下の巣箱には8枚の巣枠を入れてあり、ほゞ充満状態の蜜蜂。
若い女王がせっせと産卵し、働き蜂たちが育児や掃除、蜜集めに精を出しています。
上の箱には4枚の巣枠を入れてあり、こちらは蜜だけを貯める為の巣枠となっています。
生まれて間もない若い蜂たちです。暫くは巣箱の中での仕事(蜂児の世話、清掃、雑事)に従事します。
下の箱から上の箱に女王が上がって来て産卵をしない様に、「隔王坂」というものを使って制限をしています。
上の箱(継箱)の巣枠は、全て蜂蜜を貯める為の巣枠として使われます。(採蜜するための巣枠)
台風の来る前と後には、スズメバチの襲来が多くなると言われています・・・
今日は補虫網を使ったスズメバチ駆除を行いましたが、、、、
飛来するスズメバチの余りの多さに、気が滅入ります。。。
頭の良いスズメバチの行動を読んで、狙ったら必ず捉えます。
捉えたスズメバチはピンセットでつまみ、強い焼酎の入ったボトルに入れます。
手先で危険を扱うわけですから、ほんの僅かな失敗も許されません。
粛々と蜂を捕らえ、「捉えては入れ」を繰り返します。。。
蜂捕獲には、手先の器用さとある種の洞察力が求められますが、老人のボケ防止には良い道楽と思えます。
ドラッグストアで買った子供用の補虫網。
安物ですが、「○○と鋏は使いよう、、、」と言います。
最初こそ頼りなかった補虫網ですが、今では「名器」の名を欲しいままにしています。
※蜂場にやって来るオオスズメバチは、敵である人間(この場合はワタクシ)とその武器(補虫網)を認識し、
仲間に知らせる知能を持っています。
蜂場にワタクシだけがいるとやって来ますが、ワタクシが補虫網を持っていると決して姿を現さなくなりました。
非常に学習能力の高い蜂なのです。
たぶんスズメバチたちは、いつか天敵であるワタクシを集団で襲おうと計画しているに違いありません。
そのキッカケ(弱み見せる)を作らない様にしなければなりません。怖いものは恐いままで記憶させておく事
が大事なのです。
今日観察した「日本ミツバチ」・・・
午後遅くなって、その多くが「藪枯らし」の花に集まっていました。
日本ミツバチは、日本古来の野生の蜜蜂です。
最近は農薬などの影響で、その数が激減しています。
※我が家では1群のみを飼育していて、年に数回の分蜂(群れ別れ・繁殖)を助けています。
ヒマワリに群がる「西洋ミツバチ」・・・
ヨーロッパやアメリカで改良された蜜蜂で、体力が有り病気や感染に強い特徴があります。
訪花する蜜蜂たちは、花の蜜を吸い体に蓄え、花粉を集め足に抱えて巣に帰ります。
※花粉は蜜蜂たちが食べる貴重な蛋白源となります。
運動場に植えたヒマワリは、前回の台風の影響でほゞ半壊の状態になっていました。
近くの養蜂家の飼育する蜜蜂たちが沢山やって来ていました。
今度台風がやって来ると、たぶん全壊は免れないでしょう、、、。
※台風と海水温の関係
熱帯から亜熱帯海域の暖かい海上(海面水温が26.5℃以上)で、台風は発生するといわれています。
高い海面水温は、熱帯で形成される弱い渦を最大風速~17m/s以上の台風へと強化するのに好都合な
海の環境といえます。しかし海面水温が26.5℃以上の海域では、すべての弱い渦が台風へと強化される
わけではありません。
台風が発生した後、熱帯から亜熱帯海域上の暖かい海域を移動します。
渦の強化により強まる海上付近の風は、海洋から大気へより多くの水蒸気を輸送するのに好都合です。
また強風により生じた台風直下の高波は海面状態を変化させることにより、大気と海洋の間で働く摩擦を
大きくします。
この摩擦の効果により、北半球では反時計まわりに回転する台風の接線風が最大となる半径は引き締め
られ、同時に水蒸気は台風中心へ向けてより多く運ばれるようになります。
台風の眼の壁雲は上昇流が強く、台風中心へ向けて運ばれた水蒸気の多くは、ここで上空へ運ばれる事
となります。
暖かく湿った大気が大気圧・温度共に低い上空へ運ばれると飽和し、そこで凝結することにより上空は暖
められます。
また水蒸気から生成された雨粒、氷粒は落下することにより、眼の壁雲の外側を冷やすとともに、激しい雨
をもたらします。
海面水温が高いほど大気中に含まれる水蒸気の量は多くなり、より多くの水蒸気が上空へ運ばれるため、
台風の勢力はより強くなると考えられています。
出典:気象研究所・台風と海水温の関係
出典:earth=地球の風、天気、海の状況地図
http://goo.gl/Dxn5HY
今月の言葉...
今日いい稽古をしたからって明日強くなるわけじゃない。
自分を信じて、やる。 大切なのは信念だよ。
故九重親方・千代の富士
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