ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 花の命は短くて/虹の橋に行く前までのこと~日曜日・・・

2017年01月22日 | トリプルスターの日常

 

じつに穏やかな冬晴れの朝。

予定を抱えていない日の朝は、緊張感に欠けてしまう。

冷たい水で歯を磨き、顔を洗って.....気分を引き締めました。


この歳になると色々あって、

毎日を平穏に過ごそうと思っていても、

そうは問屋が降ろしてくれないことがおおいのです。

最近ずっと思い悩んでいる事があるせいだからなのか、何となく今日も居心地が悪くて仕方がない。

ラジオリスナーの自分が聞く日曜日の朝の番組に、JOQR文化放送「キャンサーカフェ」というコーナー

があります。

いつもは何かしらの作業をしながら、何の気なしに聞いている番組なのですが、今日は違っていました。

いま 自分が抱えている心の問題に、深く関係する内容だったからかも知れません。

今朝のゲストは石飛幸三氏。

看取りに関する書『「平穏死」のすすめ-口から食べられなくなったらどうしますか-』の著者でした。

 

犬の病気の中でも

「癌」はきわめて深刻な病気の一つである

常日頃から、癌に罹ったときのことを想定して、飼い主側の心構えだけはシッカリと持っていたいものです。

どんな頑健な犬であっても、疲労の蓄積や過度のストレスの蓄積は癌を招く要因の一つとなってしまいます。

また子犬の頃から病気一つせずに、どんなに元気な犬であっても、「寿命」には勝てません。

愛犬を思いやっての虹の橋への旅立たせ方などを、飼い主の立場として日頃から考えておくことはとても大事

なことなのではないでしょうか。

※ワタシ同様にこの番組を聞いた人は多くいて、以下のように纏められた方の文章が印象的だったので引用

させていただきました。

 

引用=「物理学を理解するために」(拙ブログ・リンク)より

『同番組のメイン・パーソナリティ門田守人氏が「是非お会いしたい人」ということで本日のゲストに迎えたらしい。

お二人は、消化器外科からスタートしたということで同じ、世代もほぼ同じ、育った地域も非常に近いということ

だった。 番組を熟聴していて、微妙にスタンス(特に、「がん」に対する)に差が感じられ、興味深かった。

石飛氏は現在、世田谷区立特別養護老人ホーム「芦花ホーム」に勤務し、認知症にかかった高齢者に「胃瘻(ろう)

gastrostomy」などをして無理な延命をはかることが果たして良いのかと警鐘をならしている。

番組の後半で、石飛氏は「医者になって以来、患者さんの病気はなんでも"治さなければならない"、それが使命

だと思ってきたが、癌が増えてきて、結局それは"老衰(へ)の途"だと思うようになった。

患者さんの人生の最終章で治そうとすることに意味があるのかな?と感じるようになった」と仰っていた。

彼が還暦の頃から考え始めたことだったという。門田氏も「我が国では、国民の大多数は"長生きするのは良い事

だ"と思っているが、本当にそうだろうか」とも言っていた。

石飛氏は2005年に同ホームへ着任したが、当初、同ホームも普通の病院と同じ方針で、病気は治さなければ治

さなければ。食事もしっかり摂らせるなどというが、石飛氏は無理な話だと言う。

家族が「点滴くらいはしてください」というのも間違い。体の中が「水浸し」になってしまう。家族がそういうことを強い

てしまうのだと仰っていた。

患者に寄り添って介護をしっかりやってきた家族は、人生最終章を穏やかに終えることの意味を良く理解している

が、これまでほとんど介護を真面目にやろうとして来なかった家族に限って、滅茶苦茶な要求をしてくるということ

が分かってきたと仰る。

来週は、同ホームでどのように改革を進めてきたかについて話を伺うとのことだ。』

 

※番組の内容を聞いてみたい方は、サイトの中の(PRAY)ボタンをクリックすると一部始終を聞くことができます。

キャンサーカフェ~みんなでがんを考えよう~

 

余談になりますが、ワタシにも親しい人で癌に罹られた方が複数いて、中でも抗癌剤治療中の方とは

普通の会話が殆ど出来なくなっていて(ショック)、悲しい気持ちで過ごしています。

特異な例になるかと思いますが、病院の勧めるがん治療を放棄し、自らの生活を変えて家族と楽しく

暮らす人は、まるで病気を感じさせない普段通りの「元気な老人」の姿で接してくれています。

余命はカウントされている(数ヶ月)のですが、一見全く意に介していないような姿には複雑な思いも有り

ますが、明るい笑顔を見ると、癌ではない自分の行動がこれでいいのかと、、、思い悩んでしまいます。

 

「平穏死」のすすめ 口から食べられなくなったらどうしますか (講談社文庫)

石飛 幸三

延命治療の限界と、人としての安らかな最期を考える。
特別養護老人ホームの常勤配置医が、介護現場の最前線から初めて提言した本。


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 今月の言葉...

      限界が見えてからが勝負!

技術的能力の限界を知る、その先がプロの戦いだから...

by 野村克也=ワタシの履歴書

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A

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お知らせ ①

2017年一回目のワークショップ(勉強会)は、2月12日(日曜日)に行います。

※そろそろシニアの仲間入りをする愛犬を飼育中のメンバーさん。

シニア犬の給餌法や、リハビリやトレーニングの事などを学んでみましょう。

於 町民会館「フレサ」会議室にて。


お知らせ ②

成犬(Y牡) 若犬(Y牝) 譲渡いたします。 ※BVA検査済み

ご希望の方は、詳細をお問い合わせください。

お願い...

不要になったランニングマシーン・トレッドミルをお譲り下さい。

ご使用になっていない不用品としてのマシーンが有れば、(関東甲信越圏内)お引き取りに伺います。


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カレンダー Triplestar Labradors Calendar 
トリプルスターの予定表です。
 
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