ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ 老犬や癌に罹ってしまったラブラドールのことを考えてみた~火曜日・・・

2017年01月31日 | トリプルスターの日常


癌に罹ってしまった、

寝たきりになってしまった、

切羽詰まって相談されることがある。

相談者の殆どは、お話を聞いている内に

涙をながして、電話では聞き取れない声になってしまう。 


生き物である限り

命には限りがある。

とくに殆どの動物(犬)は、人間のようには長く生きられない。 

たとえ無病息災で過ごさせることが出来た犬であっても、寿命を伸ばすことは出来ない。

犬も老いると 子供帰りすることがある。

犬に愛情を注ぎ、本当に可愛がるのは、愛犬が老いて いかにも弱々しくなってからであると思う。

余計なことをしないで 『楽しく暮らそうね....』が、老いた犬と人との約束事であるかもしれない。 

愛情込めた呼び方(決して命令調にならない)が出来るようになれば、老犬の気持ちはいつも穏やかだ。

プライドを尊重し、優しく(普通に)接してあげる。 決して急がせたりしない。

食べなくなったら 無理に食べさせない。

食いしん坊のラブラドールが、食べなくなるという意味を考えなくてはならない。

飼い主の義務として、最後は必ず家で見送ると言うことだ。

決して病院などに入れて、点滴の管を付けさせてはならない。

※ラブラドールは、どうあがいても 14~5年しか生きられない。

飼ったその時から亡くなるときのことを考えておくべきだし、少なくとも見送りの仕方くらいは学んでおきたい。

人間同様に犬も癌になる。

原因は様々だが......

若し 癌になったら どんなふうに接してあげたらいいのか?

という事も、学んでおいて悔いはない。

よくある相談は、

すぐに「断脚しなければ」、すぐに「抗がん剤治療をはじめなければ」、余命は○○です「入院して治療

を行えば」長く生きられます、、、、等と言ったいかにも切羽詰ったものばかりで、切なくなる。

然し、『すぐに○○しなければ助からないですよ』という様な言い方は、酷い言葉だと思う。

そんな「馬鹿な言葉」を平気で言う人間が、折角の犬の命を縮めてしまうことが良くあると聞く。

我々が、切羽詰まっての色々な相談を受けて、いつも言う言葉(アドバイス)は10年前と変わらない。

癌になって、セカンドオピニオンを探して、任意に治療法を選択して、寿命前に亡くなった犬は僅かだ。
 

読んでみて......

犬を飼う人にお勧めの本の中の一冊です。 

 

人生最期のケアについて考えるとき、患者さん本人の意思を尊重することが大切だという考えは、多くの人が

共感することだと思います。

近年、なるべく自然に穏やかな最期を迎えたい、と望む人が増えているように思います。

そして、そのような希望を家族とオープンに話をする人も増えてきているので、今後本人が望まない延命治療

を行うケースは少しずつ減るでしょう。

しかし、それでもなお、「見送り」をする家族には大きな不安が残るのではないでしょうか。それは、「もし延命治

療をしないのであれば、私はいったい何をしてあげられるのか」、という不安。

言い換えれば、「死に逝く人は何を求めているのか?」という本質的な疑問です。

大切な人のニーズを知るためには、どうすればいいのでしょう。まず、私たちは彼らの想いにしっかりと耳を傾け

る必要があります。

青森のホスピス病棟で出会った万里子さんという50代の女性です。

末期の乳がんを患っていた万里子さんは、抗がん剤治療を試してみたものの、期待した効果は見られませんで

した。 彼女がホスピスへの入院を希望したとき、旦那さんは強く反対しました。

「旦那は抗がん剤をやめるっていうことは、死を認めるっていうことだと思っていてね。『あきらめないでくれ』って

泣きつかれたわ」

親戚や友人には、「家族のためにも治療を続けなきゃだめよ!」と言われ、他のがん患者からは、「あなた勇気あ

るわねえ。 ホスピスに行くっていうことは、死ぬっていうことと同じよ」とも言われたそうです。

誰も自分の気持ちを理解してくれない......。万里子さんは、どんどん「孤独」を感じるようになっていたのです。

彼女は、涙ながらにこう語りました。

「私はあきらめたわけじゃないの。これだけはわかってほしい。

最期まで人間らしく生きたいだけなの。死ぬのは怖くないけど、自分らしく生きたいのよ」

彼女のように、心境をわかってもらえないと嘆く患者さんは本当に多いです。

出典記事:佐藤由美子 (米国認定音楽療法士)/ハフィントンポスト日本版 12/31

 

先週もご紹介しましたが、

今週のキャンサーカフェ、「石飛幸三先生」のお話には 深く考えさせられるものが有りました。

もしガンや介護のことを、もっと知りたいと思う方は、是非聴いてみてください。

キャンサーカフェ ~みんなで がんをかんがえよう~

《PLAY》ボタンを押すと番組を聞くことが出来ます。

 

お勧めの一冊です

(116)死に逝く人は何を想うのか

遺される家族にできること (ポプラ新書)

佐藤 由美子
ポプラ社 




 -------------------------------------------------------------------------------------

 今月の言葉...

      限界が見えてからが勝負!

技術的能力の限界を知る、その先がプロの戦いだから...

by 野村克也=ワタシの履歴書

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
A

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
B

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
C

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

お知らせ ①

2017年一回目のワークショップ(勉強会)は、2月12日(日曜日)に行います。

※そろそろシニアの仲間入りをする愛犬を飼育中のメンバーさん。

シニア犬の給餌法や、リハビリやトレーニングの事などを学んでみましょう。

於 町民会館「フレサ」会議室にて。


お知らせ ②

成犬(Y牡) 若犬(Y牝) 譲渡いたします。 ※BVA検査済み

体型/性格ともに優秀な若犬です。 ご希望の方は、詳細をお問い合わせください。

お願い...

不要になったランニングマシーン・トレッドミルをお譲り下さい。

ご使用になっていない不用品としてのマシーンが有れば、(関東甲信越圏内)お引き取りに伺います。

※走行ベルト=実効長130センチ以上のマシンを探しています。


~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

カレンダー Triplestar Labradors Calendar 
トリプルスターの予定表です。
 
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

  

      
 

この記事はあなたのお役に立てましたか?

この記事が少しでもあなたのお役に立てましたら、
ブログランキングへの応援ボタンをポチッと押して頂けると嬉しいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする