ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

☆☆☆ お盆送り火・・・

2008年08月16日 | トリプルスターの日常

やや過ごし易い日となりました。


午前中「ジャスパー」と「黒ペコ」ちゃんが来ました。


暑さのせいで無気力になったか、ジャスパーは暫くの間「里帰り」する事に。


黒ペコチャンへは「不妊手術」の早期実施を進言しました。


(早朝ハリーとトフィーの交配を試みましたが、徒労に終わりました…………)



8月3日でちょうど三歳になったトフィー、心身ともに充実してきました。
前々からハリーとの組み合わせを検討してきましたが、いよいよ実行に移す日が来たようです。



トフィーのヒートは、8月の2日にステイ先のO家で確認されました。
過去のヒートの記録を見てみると、出血がかなり長く続く事から遅い排卵日が予測されます。



飼育責任者K子2さんの確認漏れも考慮し、ヒート開始を7月30日に想定しました。
それから計算して13日目の8月12日に一回目の交配を試みましたが、両犬ともにその気無し。



17日目の今朝になっても、ハリー君は全く行動を起こしません。
痺れを切らしたK子さんは、「ある一言」をハリーに投げかけましたが、果たして効果の程は?



◇ご先祖様にはもう一泊家に居て戴く事を勝手にお願いし、午後遅く二頭の交配を試みました。
K子さんの「一言」が効いたとはとても思えませんが、交配はあっけなく成功してしまいました。
良くある事なので別段驚きはしませんでしたが、牡犬は何から交配適期を感じとるのでしょうか?
不思議ですが、解明したいものです。


今回も、「将来のスタッドドッグ」にテストを試みてみました。
ハリーが行動を起こさなかった今朝、テストに使った「将来のスタッドドッグ」は実に積極的で意欲
に満ち満ちていました。この結果の差には実に興味深いものがあります。
引き続き第二回目の交配(念の為の)を明日行う予定です。
明日か明後日が排卵日であれば、受精は21日か22日になると思われます。





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☆☆☆ 行 水・・・

2008年08月15日 | トリプルスターの日常

今日も


朝から忙しい日となりました。


芝を刈り、水撒きをしただけで滝の様な汗


なんど行水してもサッパリしませんね~。


ひと雨も、二雨も欲しいところです。


いつもならたくさん収穫できる「茗荷」が不作です。
小さい奴を何個か獲って、お昼のそ~めんの薬味にしています。
せめてもの夏バテ防止です。




朝露の様子も普段の半分程度、いくら水を撒いても足りません。
芝の伸びが少ない分だけ、芝刈りの仕事は楽なのですが、、、、、、。



犬達のコンディションは悪くありません。
余りの暑さに給餌の内容を大幅に変えました。
量を少なく、カロリーも低目にして様子をみています。



暑さが長引くと、疲労などが蓄積する事により消化器官などの機
能低下が心配されます。
犬の状態によっては、週一か十日に一日位の「絶食日」を考えて
も良い場合があります。(軟便が続く、食べつきが悪くなった、
残す事がある、首回り肩付近の皮膚が赤みを帯びている、お腹や
背中などに発疹が出来る、下顎などがかぶれている、などなど。)



◇換毛を促す。
広い日本列島、北と南では気候も大きく異なる事と思いますが、「暑い夏」
に変わりはないようです。
分厚い二重被毛が自慢のラブラドール達は、どの地域の犬達でも毛量を
半減した夏対応のコンディションにあるのではないかと思います。
皮膚の状態にもよりますが、健康な状態にある犬達であればこれからの時
期(8月末から彼岸頃にかけて)積極的にシャンプーをする事により、良質
な被毛へと換毛が促されます。
お湯を使ったシャワーであれば、犬達の疲れを癒し、基礎代謝を高め体力
回復に役立ちます。但し長い時間のシャンプーは体力低下を招きます、手
際良い作業を心掛けて下さい。(自身の無い方は、動物病院やトリミングシ
ョップのプロ達に任せる事をお勧めします。)





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☆☆☆ オリンピック・・・

2008年08月14日 | トリプルスターの日常

今日も  強烈な暑さに・・・・・・


このところ毎日寝不足が続いています。


オリンピック競技に一喜一憂し、悲喜こもごもの様子を
肩に力を入れて、見てしまうからでしょう。


高校球児たちも暑さの中、頑張っています。


そして我が犬達も、、、。



ブランの飼い主Tさんから、アイルランドの様子が送られてきました。
涼しそうで、、、、溜息が出ます。



郊外ではオフリードで自由にされているラブ達も、街中ではリードに繋がれおとなしく家族と散
歩する様子が見て取れます。
人々に連れられている犬達の二頭に一頭は(つまり半分は)ラブラドールだったようです。
体形は比較的スレンダーで、ストレスの感じられないすっきりしたプロポーションの犬が多かっ
た様にコメントが添えられていました。



鎌倉のココちゃんからお便りが、不妊手術の抜糸も済んで涼しい家の中で寛ぐ様子のココち
ゃん。9月に入ったら、躾のトレーニングを始める予定です。


鎌倉と言えば、しばらく避暑に行っていたソーニャ。


湘南の浜で夏を満喫させて戴きました。
今は海ナシ県に帰って、炎天下のトンボ捕りを楽しんでいます。



これ程暑い(蒸し暑い)お盆は、記憶にありません。
体力勝負の夏になっていますが、高校球児やオリンピック選手たちに負けずに頑張らなくては。
それにしても雨が少なく(夕立も含めて)、秋の台風や降雨が心配されます。





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☆☆☆ 旧盆迎え火・・・

2008年08月13日 | ラブラドールの飼育(育成全般)

今日も暑くなりそうな朝。


早朝の作業を済ませ、朝食後「お墓」へ、、、。


8時開園の霊苑は、思ったより人出が少なく、落ち着い
ていました。


帰りしなに思ったのですが、多くの人達は軽装で、「どうなっているの」と思わ
せる様な格好をした人達が目に付き、ガッカリしたものです。


ご先祖様をお迎えに来る時くらいは、恥ずかしくない格好をして来て欲しいと
思ったのは私くらいでしょうか?


ゴム草履に、タンクトップは無いでしょう・・・・・・思わず、ご先祖様に恥をかかす罰当たりめ!!!
などと、爺臭く呟いてしまいました、、、、、、、。



ラジオからは各地の高速道路の混雑状況が伝わって来ます。
そんな事にも関係無く、
TTお嬢様のリハビリは順調に進んでいます。



家に居る時と違って毎朝早く(4時)起こされるので、眠そうなTTお嬢様。
リハビリ開始前と終わった後はぼ~~っとして、気持良さそうな欠伸をするのがすっかり癖に
なってしまいました、、、、、。








◇リハビリは単調な「制限運動」をゆっくりと確実に行う事が
根気良く続けます。
ラブラドールらしい活発な動作は押さえて、地を這う様な気持
の単調な運動が続けられます。
辛そうな表情を見せる犬を励ましながら、気持の切れないぎり
ぎりの線でワンクールとし、繰り返します。
壊れた部品は決して治る事はありませんが、壊れる前の様にス
ムースに動ける様にするのがリハビリテーションです。
壊れた部品と生涯付き合っていく術を学んで、いつの日かリハ
ビリは日常に溶け込むものとなり、その目的を遂げます。


※部品→関節(膝・肘・腰・肩など)は一度壊れてしまうと元
には戻りません。人においては、特に今日成長期の子供の運動
は親や指導者によって厳しく管理されています。
犬は(特にラブラドールなどの大型になる犬種)飼い主が細心
の注意を払って、成長に見合った運動を心掛ける事となります。
成長期の犬を、ドッグランなどで他の犬達と全速力で走らせた
りすると、一度で複数の箇所に障害を抱えてしまう事が少なく
ありません。日常的に繰り返し行えば、健全で丈夫な犬も短期
間の内に障害犬の仲間入りが確実です。
オーバーワークが障害を生む事は判りましたが、それを防ぐに
は、「完全休養」が効果的で必要な事だと言う事は知られてい
るのでしょうか?
一定時間ケージ内で十分に休ませるのが一番なのですが、飼い
主の無知から部屋の中をいつも自由にさせている犬が如何に多
くいるか、、、。
障害を持った犬が生まれるのには「確実」な理由があるのです。


人も犬も、どこにも障害を抱える事無く楽しく長生きをしたい
ものですね。





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☆☆☆ 母乳について・・・

2008年08月12日 | ブリーディング

今日もよくました、ややうんざりです~


お盆のお休みに入って、帰省のニュースが増えて来ま
した。
ラッシュのピークは明日頃でしょうか?


高校野球やらオリンピックの放送に、目と耳がビジーになっています。


毎日の暑さに、体力もなくなって来ました。
犬達のお世話に支障をきたしてはいけません、幸い健康で丈夫なのには助かっています。



出産後、間もなく一週間が過ぎるサリーママも頑張っています。
幸い頭数が程良く、仔犬達の成長も順調過ぎる位です。



仔犬達は全て1000グラムを超えました。初乳(注1)以降も
サリーの母乳は豊富に生産されているようです。



授乳の介助は続けています。3時間おき、一日に8回の授乳をさ
せています。



生まれた時には体重差の大きかった仔犬達も、殆ど同じ様な大き
さに整えられて来ました。



◇授乳中の母犬のケア
妊娠時から出産時に至る母犬のケア同様に、仔犬達が将来健康に
良い性質に育つためにも、授乳期の母犬のケアは必要です。
仔犬は母乳のみを飲んで育ちます。母乳の成分は授乳期間中初乳
に始まり、仔犬の発達に合わせてその都度
仔犬に最適な成分に変
化している
と言われています。
生まれてすぐに出る母乳は(注1)
初乳と言って、母犬の病気な
どに対する免疫物質を仔犬に供給する働きを持っています。
移行抗体→初乳と呼ばれる時期は出産後二日間と言う専門家も
います。)
初乳だけに含まれる免疫物質は極めて強力で、仔犬の7~10週
齢までを守り続けると言われています。        
何らかの理由により、初乳を飲めなかった仔犬が感染症にかかり
易い事は明らかで、慎重なブリーダーは一時的に免疫効果を発揮
する専門に開発された薬(
ガンマグロブリン等)を投与する事も
あります。(代母の乳を飲んで育った犬は、乳の成分がそれを飲
む仔犬の成長のタイミングに合っていない事があり、
免疫力が得
られなかった可能性を持っている事もあります。)
※移行抗体を確かなものにするため、交配前の牝犬にブースター
としてのワクチンを接種する事は、比較的普通に行われる様にな
っています。
以上の様に健全にケアされた母犬の母乳は健全で良質な仔犬を育
てるのに役立っています。しかし精神的ストレスを感じている母
犬から同様に良質な母乳が生産されるとは言い難いものがありま
すね。仔犬の様々な疾患や、臆病な性格などが母犬の正しいケア
を為さなかった為に発現したとなれば、それは大変残念な事だと
思わざろうえません。





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