ラブラドール・トリプルスター昨日、今日、明日

ラブラドールブリーダーの気侭な「雑記帳」へようこそ。

★★★ ハグとカヤ・帰宅する日が来ましたね~日曜日・・・

2012年03月11日 | トリプルスターの日常
   
里帰りしてから一週間ほど経って、ハグとカヤの帰宅する日がやって来ました。
滞在中はずっとお天気が悪くて、思う存分に遊べなかったのが心残りでしたね。
10時半頃になって、千葉県から飼主さんが迎えに来てくれました。

    ハグとカヤちゃんが滞在中、ずっと仲良しだったメンバーがお見送り。
     
    ハグちゃんは、少し照れていましたね。
     
    カヤちゃんも、、、、てれ隠し。本当は近寄って行きたいの、、、、、。
     
    何日かぶりに遊んで貰いました。
     
    二頭と気の合ったU嬢も、名残惜しそうに遊んでいました。
     
     
     
    「また遊ぼうね」、「そうだね、たまにはしてね」なんて言ってるのかもぉ。
     
    K子さんから滞在中の出来事等を聞く飼主さん母娘。
    健康の事や躾けのこと等、気がついた事は全てお話されます。
    今後の飼育に役立つこと等を中心に、お伝えすることは結構沢山あるんですね~。
     
     
    二頭の滞在中気をつけたことは、体重のコントロールと軽微な怪我をさせない様にしたこと。
     
    雨の日が多かったので、充分な運動をさせるのに苦労しました。
    その代り、主に家の中で猫達と遊んだり、オニキスの子供達に癒されたりして、楽しい事も沢山ありました。
     
お預かりした二頭の健康状態は良好でした。特に体重の管理が良く出来ていて、家庭犬としてのベストウェイトだったと思います。
躾けの面でも、前回お預かりした時に比べて格段に大人の振る舞いが出来る様になっていました。努力されたのかもしれませんね。
何より、年下のカヤちゃんのお利口さんぶりには感心させられました。同齢の我が家の子達よりは、ず~っと行儀が良かったですね。
ご愛犬達をお預かりして、(何事も無く)喜んで帰って頂く時が一番嬉しい時です。
名残惜しい気持ちは山々ですが、嬉しそうに帰って行く飼主さんの笑顔になんとも言えない犬達への愛情を感じ、喜びが得られます。
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   ◆今年も「各種リハビリ」に関してのご相談を毎日お受けいたします。
          電話やメールでのご相談は全て無料です。
          飼主さん自身がリハビリする場合の適切なアドバイスも行っています。
          是非正しい方法でのリハビリに挑戦してみて下さい。
          ※Wanちゃんの御求め先(ショップやブリーダー)との調整(リハビリを行う事への同意を得てから)を済ませてから
          ご相談頂く方法が、スムースに進行します。
          ご愛犬をお預かりしてリハビリする場合(有料)は、リハビリ期間によって費用が異なります。
          リハビリの内容に関して、詳細をご相談下さい。
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★★★ 終日都内にて勉強していました~土曜日・・・

2012年03月10日 | トリプルスターの日常

   
まだ真っ暗な4時半、犬達のお世話を開始。6時作業終了。
雨の降り続く中を電車に乗って、都内に向かいました。
10時から16時過ぎまで「動物に対する理学療法・入門編」と銘打ったセミナーに参加してきました。
その様子は後日まとめて報告したいと思います。

    デュークとオニキスの9頭の子供達、
    全く問題なくすくすくと育っています。
    ウェブサイトを更新して子犬譲渡の受付を開始しました。
    以下、その詳細です。

    父犬の紹介:Heatherbourne Star  Warrior ペットネーム⇒デュークです。
     
   頑健な身体、そして穏やかな気質は、是非子供達に受け継がせて行きたい大事な部分です。
彼の股関節及び肘関節は、英国獣医師会BVAによって次の通り評価されていますHips 4-5 Elbou 0-0
また、目の遺伝疾患PRAprcd のDNA検査は、豪州のGTGに於いて行なわれ、問題ない(Clear)と証明されています。
そして2011年度の眼検診(国内機関・アイチェック)で、正常である事が確認されています。

    母犬の紹介:Triplestar jp I Onix ペットネームはオニキスです。
     
   誰しもオニキスと接して癒されない人は居ない筈です。彼女の慈愛に満ちた表情からは「善良なもの」が強く感じられます。
彼女の股関節及び肘関節は、英国獣医師会BVAによって次の通り評価されていますHips 6-6 Elbou 0-0
また、目の遺伝疾患PRAprcd のDNA検査は、豪州のGTGに於いて行なわれ、問題ない(Clear)と証明されています。
そして2011年度の眼検診(国内機関・アイチェック)で、正常である事が確認されています。

私達は犬舎に貢献する犬達の健康に係わる検査を、国内専門病院及び英国獣医師会の検査システムの中で行なっています。
股関節と肘関節の検査(審査)を英国獣医師会に委ねるのは、ブリーディングに於ける信頼性と統一性をもたせる為です。
遺伝性疾患であるPRA(眼)の検査は、DNA検査をオーストラリアの機関に委ね評価を得ることと、定期的なアイチェックを国内
専門医(専門病院)によって行なっています。
検査する事やそれによって得られる評価は、けっして遺伝性疾患の免罪符にはなりえませんが、それを正しく行うことはブリーダー
としての義務であると考えています。
そして、子犬や成長したラブラドールを得ようと思っている方々には、必ず「その様な評価の得られた親犬から生まれた犬」をお選
びになることをお勧めしています。
正しい形でブリーディングに取り組んでいるブリーダーは、概ね人間的にも信頼に足る人達なのであろうと考えれば、そう言った処
から犬を求めた場合に飼主側の利点は計り知れないものがあります。
生涯に亘って健康に犬を飼いたいと願う方々は、是非そうした良いスタートを切って戴きたいと想うものです。

   子犬のお引き渡しは、生後60日を過ぎて獣医師による健康診断と一回目のワクチン接種が済んでからとなります。
     マイクロチップの装着は概ね75日頃、費用は譲渡価格に含まれます。
     
     飼育に自信の無い方や、特別にセレクトされた子犬を希望する方には60日以降のボーディングシステムがあります。
     ボーディング費用は有料となりますが、色々な面(社会化や身体造り)を考えると充分に良い選択であると思えます。
   子犬の「譲渡価格」は一律に決まっています。(どの子をお選びになるかは、飼主さんの選択に任せられています。)

     
    良い環境で育まれた子犬達には、あらゆる病気の心配や寄生虫の感染などはあり得ません。
    そして両親から受け継いだ頑健な身体には、充分な移行抗体が宿っており高い免疫力をもっています。
    新しい飼主さんの処に行ってからの子犬に、病気や怪我などの心配は「皆無」と言って良いでしょう。
    そう言う子犬をお渡しする強い自信が私達には有ります。

    ラブラドールに多く発生すると言われている「股関節形成不全」
    健全と思われる(評価された)股関節をもった親犬同士の組み合わせからも、20%以上の確率で良くない股関節の子犬が
    産まれると言われています。果たしてそれは正しい統計(考え方)なのでしょうか?
    下のレントゲン写真は、後天的股関節形成不全に至った10ヶ月齢の若犬の股関節と膝関節の写真です。
     どうして右側のような典型的な形成不全が生じたかは、飼主からの聞き取りによって明らかになっています。
     患犬は、股関節と同時に膝関節にも障害(前十字靭帯損傷及び膝蓋骨脱臼)が認められ、リハビリを深刻化させています。
     8~9ヶ月齢の頃の急激な体重増加と、後ろ足立ちしてピョンピョンと飛び上がる様な運動を繰り返す事によって、障害発生に
     繋がります。その頃の股関節には未だ弛み(余裕)が有って、体重が支えきれない程の運動を行なわせてはいけないのです。
     
    本来左側(写真では右側)の様な完璧な関節が、ある種の運動を繰り返した事によって取り返しのつかない関節に変形
    してしまいます。
    成長期の体重管理と躾けは、ラブラドールを飼うにあたっての最重要課題なのです。
    子犬の購入先等の「飼育の専門家」による意見をよく聞く事と、定期的な身体観察を仰ぐことが事故を未然に防ぎます。

   ☆クラフトに於いての、今年のベストオブブリードが決定されました。ポンコツにとっては、痛し痒しの結果となりました。
        

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★★★ 冷たい春雨の一日でしたね~曜日・・・

2012年03月09日 | トリプルスターの日常

    
午後十時半、まだどんどんと降っています
明日に掛けても雨は降り続く様ですね
お犬様も人様も体調を壊し易い陽気ですから、くれぐれもお気を付け下さい。
我が家の犬達は必要(排泄)以外の外出を控え、身体を濡らさずに停滞の一日でした。
テーブルの上でのグルーミングの時間、楽しかったと言えばそれくらいだったでしょうか、、、。

    子供達のお昼ご飯です~
     
    子犬用(小粒)フードをコントレックスでふやかしただけのもの、至ってシンプルです。
    少し手で練ってありますが、半分以上の粒がわかる程度の固さです。
     
    食後のミルク。 犬用の粉ミルクを適量、コントレックスで適当に溶いて与えます。
     
    こんな具合に泡立てて、、、、もうお湯でなくても大丈夫。 常温で十分です。
    与える場合は、食べ終わった食器にとりわけて与えます。
     
    静かに、夢中になって、お昼ご飯を食べる上手組。 敷き物がこんなに綺麗なのは最初の内だけ、、、あとは
     
    食後のミルク風景を上空から写しました。
    お腹がパンパンな子とそうでない子がいるのが判りますか~。
     
    ついに「酒呑童子=納戸の怪物」三代目が出現しました~。
     
    なんて名前だったでしょうか?女の子。
    納戸の(中の)何が気に入ったのか判りませんが、入り浸っておりました、、、、。
     
    こんなこと出来るって、バランスに優れているのかもしれません。
    先代に負けず劣らず、、、活躍が期待されますね~。
     
    お腹が空いたようです。
    お昼ご飯を食べてから、そんなに時間が経っていません、、四時間ぐらいでしょうか?
     
    根負けして、特別に早めしを食べさせました、、、。
     
    黙々と食べ黙々とミルクを飲む(舐める?)、何とかと言う名前の女の子。
     
    お腹をパンパンに膨らませ、こんなお顔になっていました~。ゲップ
     
    お腹が満腹になれば、、、あとは眠くなるだけ、、、単純な酒呑童女なのでした
     
この後他の子供達8頭にも夕ご飯を食べさせました。モリモリとよく食べてくれます。気をつけるのは肥り過ぎない事。
この時期から三ヶ月齢いっぱいは、くれぐれも肥らせ過ぎない様に気を配ります。脂肪腫等の出来にくい身体造りも、この頃
からの気遣い無くして得られません。思春期に肥り易くなる傾向の子は、この時期に過食傾向にあった子達なんかもしれません。
便が緩くなるようでしたら限界ですね。なるべく早くに正常な便が出るように、給餌の改善が求められます。
先ほど大人の犬達のグルーミングが終了しました。一番ご機嫌だったのはマシュー君でしたか、雨の日はマッタリとしたいのだと
申しておりました、、、、ヤレヤレです~

業務連絡明日はポンコツ爺の研修の日です。終日「日本動物理学療法研究会」主催のセミナーに参加していますので、
運動場の使用は出来ません。悪しからず 日曜日には開場しますのでお気軽にお越しください。

現在、イギリスは午後二時半になる頃です。Crufts では、どんなラブが活躍しているのか気になります。
          
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★★★ オニキスと子犬達、そして新たな取り組み~曜日・・・

2012年03月08日 | トリプルスターの日常

   
終日の曇天。
しかし気温は高く、リハビリに精を出す犬達の相手になって汗をびっしょりと掻きました。
シャワーを浴びて着替えた後もスッキリしないのは花粉症のせいかもしれません。憂欝

    さて、完全離乳後の子犬達の世話は、只今佳境に入っております。
     
    朝、昼、晩と三回の給餌の時間は(K子さん)もうてんてこ舞いの忙しさであります。
     
    性格の違いが見え始めて、黙々と食べる個体と気を散らしながら食べる個体とが確認されるようになりました。
     
    と言う事で、産箱の中で食べる(上手なグループ)5頭と、外でお世話を焼かれながら食べる4頭とに分けられました。
     
    給餌の後片付けは大変です。
    こんな顔の9頭を全て綺麗にしなければいけません。
    顔を拭いて、身体を拭いて、、お世話の最中、もう足を噛む奴がいます、、、。
    ちょいと離れたところでは、敷き物を引っ張り回したり、喧嘩を売る奴がいたり、だんだんと子犬らしくなって来ました。
     
     
    母犬のオニキスは、只今給餌を制限中です。一週間ほどで母乳は止まりますが、その間少しひもじい思いを我慢してね
     と言うわけです。気を紛らわす為に、毎日午前午後と二回、運動場で心いくまで遊びます。
     
    子犬君、大人たちの部屋へ。今日のゲストは水色君でした。
     
    挨拶上手な水色君、小さな尾がピンと上がって良い性格を表しています。
     
    大人の犬達は水色君の行動を静かに見守っています。ハウスドッグのノアちゃんは、チョッピリ迷惑そうな顔付き。
     
    アンズとスモモの二匹も、子犬をじっと見守っています。
     
☆子育ては、徐々に大変さを増します。
無事に大きくなるまでの間、手出しをし過ぎない様に、そして手を抜く事無く、常に冷静に子犬を観察し続けます。
        ☆いよいよ始まりました、興奮の四日間です!
     

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★★★ポツポツと梅の花が咲き出しました~水曜日・・・

2012年03月07日 | トリプルスターの日常
   
群れに慣れていない新入りの犬と遊んであげたり、リハビリのお付き合いをしたり、割と忙しい日でした。
風が少しあって、運動場のまわりを囲んだ杉から黄色い花粉が多量に舞い散っています。
ポンコツは慣れていますが、初めて来られた方は黄色い粉に驚いてしまい、顔色が変わってしまう人もいます。
白いコートは黄色くなってしまいますし、眼鏡を掛けている方は極端に視界が悪くなって、頭が痛くなるそうです。
慣れてしまっているので何ともありませんよと言いたいところですが、やっぱり花粉は放射能同様に鬱陶しいですね~

    運動場の周囲、日溜まりなどでは梅の花が咲き始めました。
     
    一連のスタッドワークを確実にこなしてくれたデュークは、十分に休養をとって元気な毎日を送っています。
     
    大きな身体をぶつけ合って、マギーとデュークが楽しそうに遊んでいます。
     
    昨日からハグちゃんとカヤちゃんがお泊まりに来ています。
    日曜日までのショートステイですが、久し振りに「里」に帰って来て嬉しそうです。
     
    ハグが来て極端に嬉しそうな素振りのU嬢。
    会った時から何かが閃いたのでしょうか、以来ず~~っとストーカーになっています
     
    ずっとカヤちゃんの面倒を見て来たハグちゃん、しつこくつきまとう子のあしらい方は慣れたものです。
     
    今日のU嬢。
    遊ぶのは勿論、給餌もハグと一緒。ケージも隣り同志に替えて貰いました。
    ハグは、ノンビリと息抜きをするつもりで帰って来たのに、黒い子の面倒を見る羽目になってしまいましたね~。
     
    今日から完全離乳に入ったオニキスは、運動場にやって来て「産後のリハビリ」を開始しました。
    離乳してすぐに、消費を絶たれたオッパイは供給過多となって腫れてしまいます。
    給餌コントロールとエネルギーを消費する運動とで、母乳の生産を制限(停止)して行くことがリハビリの目的となります。
    リハビリ中の母犬に対しては、乳腺炎などを防ぐ為に乳房の経過観察は欠かせません。
     
    ピッピの換毛が始まっています。雑種のピピの換毛はラブラドールより一ヶ月ほど早く始まります。
     ピッピの換毛が目安となって、ラブラドール達の給餌量が「春型」へと替えられます。
     低脂肪型のフードに替わる個体や単純に給餌量だけを減量する個体、年齢なども勘案し春の時期に最適な給餌が選択
     されるのです。
     

    完全離乳生後30日を過ぎて、離乳食から「子犬専用食」を食べるようになった子犬達。
     
    目の色もどんどん澄んだ色に変わって来ました。耳も良く聞こえるらしく、敏感な反応を見せています。
    小さな子犬用の玩具で遊ぶようになって来ました。甘噛みも積極的にするようになって、尖った犬歯が痛く感じます。
    個体ごとの色々な面での特徴が出てきて、我々ブリーダーにとっては「選別」の時期を迎えています。
     
    二日ほど早く生まれたイエローの子犬達。
    女の子ばかりでしたので、「桃の節句」を祝ったそうです。
    華やかでいいですね~。
    さしずめ我が家では、五月に入ってからの「端午の節句」の時にお祝いをしようかと思っています。
    しかし、今回残す予定は「女の子」なんですが、、、
     
子犬は既に母犬とブリーダーによって、色々な初期の社会化の為の教育を受けています。
物怖じしない性格、穏やかな気質、頑健な肉体、これらの多くは親犬からの遺伝ですが、磨きを掛けるのには人の手が必要です
母親や兄弟達の存在も、良質な性格形成にとても重要な要素となります。勿論、飼育環境も、食べるものや飲むものまでが、、、。

いよいよ始まります Crufts!


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