★★★ ぽかぽかと春の様気の一日でした～曜日・・・

　　　～～
何となく温かな、小雨の降る変な朝でした。
いつも通りお世話を済ませて一休みする頃になって、雨は上がりました。
どんどん気温は上がって、、、昼頃には１０度を超えて、、、更に上昇しています。

　　　　昼食後、マリア、ボニー、ノアちゃんを連れてお散歩に。
　　　　行き先は「埼玉県吉見浄水場」隣接公園です。
　　　　　
　　　　半袖になりたいくらいの陽気になって、温度計は１６度を指していました。
　　　　内周道路には春を告げる虫も出てきて、、、時々Ｗａｎの足が止まります。
　　　　　
　　　　子供のＷａｎは、少し歩いては道路わきの土の上に横たわって春の地熱を感じています、、、。
　　　　　
　　　　子供なら必ず行わなければならない道草、、、。小学生の頃を思い出します、、、、。
　　　　道路わきには彼方此方に、大小の水溜りが出来ていました。
　　　　　
　　　　うんまい～、と言っているような無邪気な顔付き。
　　　　　
　　　　心いくまで水溜り遊びをしたボニーは、すっかり満足してしまったようです。
　　　　　
　　　　まんぞくまんぞく、、、楽しかったね～。　　　また来ていいの、、、、とでも言っているようなボニーの笑顔。
　　　　　
　　　　足の傷のすっかり癒えたノアちゃん。
　　　　今日は少し長めのお散歩を愉しみました。
　　　　　
　　　　年とったとはいえ、まだまだ元気なノアちゃん。
　　　　　
　　　　盲導犬協会に病理検査の結果やら、最近の生活の様子やらを電話で報告しました。
　　　　　
　　　　午後２時、公園には誰もいませんでした。　ノアちゃんの貸し切りです～。
　　　　　
　　　　水溜りを歩いた後の足跡を観察。
　　　　後ろ足のナックリングが悪くなっている事がハッキリと判ります。
　　　　まだ程度は軽いものですが、、、。
　　　　　
　　　　馬尾神経に問題の有る子や、股関節・膝関節に障害の発生した子もこんな足跡になることがあります。
　　　　ノアちゃんの場合は、職業病（元盲導犬）と言ったら良いのか、加齢性のものと言ったら良いのか、、、。
　　　　
　　　　僅かなことでも経過観察は大切です。　そして記録しておく事も、、、。
　　　　それにしても元気そうな目の色ですね。
　　　　多分、食べ物の事でも考えているのでしょうね？
　　　　　
　　　　年とったノアちゃんの健康管理、一番に気をつけていることは「ストレス」の有無です。
　　　　ノアちゃんに合った適度なストレスが、日常の中に存在していた方が健康が良く保てます。
　　　　過保護過ぎては良くないと言う事でしょうか、、、。

　　　　皮膚疾患でお預かり、二ヶ月目に入ったＵ嬢。
　　　　　
試験的に、飼育室の中でも風通しの余り良くない「コーナー部分・隅」のケージに入って一週間。
順調に改善されてきた脱毛部分の発毛が、ピタリと止まってしまいました。
ケージの脇に設置された、温度計や湿度計は理想的な数値を表しているのに、、、、不思議なことですね～。
環境が与える犬の身体への影響。数値を計ってみただけでは、どうにも説明のつかないものがあると言う事が判ります。
免疫力の低下や体質の変化などが無ければ、同じ場所（部屋の隅っこ）で難なく健康を保って過ごす犬も居るわけなのです
から、、、、、。
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　　　　　　　　　　是非正しい方法でのリハビリに挑戦してみて下さい。
　　　　　　　　　　※Ｗａｎちゃんの御求め先（ショップやブリーダー）との調整（リハビリを行う事への同意を得てから）を済ませてから
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★★★ 氷雨を軽く見て風邪をひく事態に～月曜日・・・

　　　～
昨夜からの雨は深夜にかけて白いものに変わりました。
未明には再び雨に変わったものの、明るくなってまで白い雪は消えませんでした。
朝、少し長めに犬達のお世話をし、暖房温度を高めに設定し完全休養体制（午後まで睡眠）をとりました。

　　　　≪間もなく生後一月を迎えるオニキスの子供達≫
　　　　　
　　　　９頭の子犬達は、極めて順調に育っています。　この時期の育児は本当に楽なものです。
　　　　　
　　　　微かにですが目も見えて、耳も開いて音も聞こえるようになりました。
　　　　これからは、匂いを嗅ぐ事、ものを見る事、音を聴く事、三つの感覚が日増しに鋭く且つバランスよく発達して行くのですね。
　　　　　 ♀
　　　　育児室～産箱の環境は、子犬達にとって最適に近く整えられています。　
　　　　　 ♀
　　　　子犬達は、愚図る事も無く、泣きわめく事も無く、飲んで食べて寝て、時々遊んで、、、を繰り返しながら大きくなっています。
　　　　　
　　　　母犬オニキスは、平均して２６００ｇになった子犬達の哺乳に手を焼くようになって来ました。
　　　　そろそろ、完全に離乳をしても悪くないタイミングなのかもしれません、、、。
　　　　　
　　　　子犬は最初の社会化を兼ねて、一頭づつ別の部屋に行ったりして色々なことを学び始めました。
　　　　　
　　　　　午後、今日は女の子が猫達と遊びました。
　　　　　
　　　　レモン小母さんと二匹の猫。黒いオチビさんを気遣って、それはそれは優しく遊んでくれます。
　　　　　
　　　　子犬の意外な大胆さは、周りの生きもの達の醸し出す「安全な雰囲気」にも助けられているのですね。
　　　　　 おい、其処にウンチするなよ
　　　　さて、ラブラドールについて此処で少し復習しておきましょうか。
　　　　　
　　　　子犬へのトレーニングは予定通り開始されました。
　　　　　
　　　　匂いの感覚が弱まり、視覚と聴覚の強い今の時期に、それに適したトレーニングを始めるのは合理性に叶っています。
　　　　こうしてトレーニング（遊び感覚）された子犬達は、長じても首挙げが良く、バランスの良い（骨格構成）育ち方をするものです。
　　　　　
　　　　離乳食は徐々にですが増量されています。
　　　　生後２９日時点での量は、子犬用フード２４０ｇ（９頭分）をコントレックス４００ｃｃでふやかしたものに子犬用粉ミルク５０ｇを加
　　　　えて混ぜたものを、一日に二回、小分けにして与えています。
　　　　　
子犬達の体形はほゞ良好、丸々と固い肉質に育っています。
因みに、最大：2,835ｇ～2,750～2,715～2,680～2,670～2,635～2,540～2,410～最小2,400ｇ　平均体重：2,630ｇでした。
出産時にあった、大きな子と小さな子の体重差が生後一ヶ月の時点で殆ど無くなりました。
三月七日頃には完全離乳となり、給餌量は徐々に増やされ、副食物が加えられたりしながら子犬作りがすすみます。
生後60日、一回目の健康診断及び混合ワクチン接種時の子犬達の体重は平均して6キログラムになっている筈です。
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★★★ 巣立った犬達の観察と健康相談～日曜日・・・

　　　
今日は一日中どんよりとした曇り空で、肌寒い一日でした。
衣の調節に苦労しますが、ひと時に比べ２枚分ほど薄着でいられるでしょうか？
寒いとは言え、少し動くと汗ばむくらいです。体内時計は春を感じているのかも。
太目に見えてきた犬達の給餌量を５％程減らしました。中旬以降、更に５％程減らす予定です。

　　　　午前中は健康相談と一時「跛行」の見られたＷａｎの経過観察に費やしました。
　　　　　
　　　　　
　　　　数週間ほど前に前脚の拳上を見せて、動物病院で汎骨炎と診断されたＷａｎの状態はすっかり改善されました。
　　　　休むべき時に十分に休ませてあげるだけで、こう云った原因不明の症状は比較的短期間に改善されます。
　　　　数日から一週間ほど経って改善の傾向が思わしくない場合は、専門医の診断を仰ぎ確認の為のレントゲン撮影を行っておくと
　　　　よいでしょう。骨に生じた問題であったり、神経の障害であったり、多くの場合、経験に基づいた専門的触診が原因究明に有効
　　　　です。（多くの場合、普通にとられたＸ-ｒａｙと異なり、専門医の撮影するレントゲン写真からは、沢山の資料が得られるものです）
　　　　注＝写真のＷａｎと文章との関連性はありません。
　　　　　
　　　　　
　　　　「犬の顔」を観察するだけで、どんな環境でどんな日常を送っているかが、手にとる様に判る場合があります。
　　　　湿度の高い環境で飼われているＷａｎかな？果たして毎日の運動は足りているのかしら、、、じゅうぶんに遊んで貰っている
　　　　のかしら、、、そんな事が判るんですね。
　　　　色々な相談を受けていると、Ｗａｎを飼う前と飼った後の心掛けに大変な落差の感じられる飼主さんを見掛ける事があります。
　　　　そんな飼主さんを拝見する度に、願わくば、今飼われているＷａｎちゃんを、不憫な犬にだけはしないで欲しいと願うのですね。
　　　　　
　　　　７ヶ月齢のトレーニング　参考になるでしょうか。
　　　　　　
　　　　午後になって、新しい家庭に慣れたフウト君がやって来ました。
　　　　　
　　　　相変わらずイケメンの風斗君、一週間前に比べて身体がシャキンとしていて、活力を感じました。
　　　　　 新しい家庭に馴染んだ模様ですね。
　　　　良い姿勢で歩いてますね、下を向く癖をつけない様に頑張りましょう。
　　　　　
　　　　瑠菜ちゃんはお父さんがハンドリングを担当してます。
　　　　　
　　　　先住犬の瑠菜ちゃんとの相性の事を心配していた飼主のISHIYAMAさんでしたが、もう安心されたでしょうか？
　　　　　
　　　　ISHIYAMAさんは犬と良く遊ぶ方です。当然トレーニングの仕方も理解していて、ハンドリングも上手です。
　　　　　
　　　　育ち盛りの犬達、出来るだけ遊んであげることと、犬と一緒の時間を大事にしたいですね。
　　　　　
　　　　この頃の犬の育て方、十分に休ませる事に尽きます。
　　　　遊んだら休む、トレーニングしたら休む、散歩から帰ったら休む、給餌を摂ったら休む、休んでいる時に成長ホルモンが分泌
　　　　され、疲労を回復し受けたダメージなどの改善・回復が図られます。そして、身体も締まった状態で成長するんですね。
　　　　（愛犬を休ませる時は、必ず個室（ケージ）に入れて完全に休止させて下さい。部屋のソファー等では休めていません。）
　　　　　
　　　　　
　　　　犬が近づいて来た時のお父さんの反応、いいですね～。こんな感じなら犬達から信頼されますよね。
　　　　　
　　　　二頭飼いに関して、御家族で心配された幾つかの事は早くも解消されつつあります。
　　　　犬同士の信頼関係は徐々にですが既に出来上がりつつあります。
　　　　これから先、飼主さんに過剰反応さえ起こらなければ、二頭飼いが上手く行く事は間違い無しですね。
　　　　　
たった一週間で、犬達は見違えるような変化を見せます。良くも悪くもです、、、、。
少し見ない間におやっと思う様な心配な点が見当たるＷａｎがいて、つくづく観察の大切さをおもい知ります。
毎日至近距離で愛犬に接している飼主さんには、どうしても見えない部分が出来てしまうのですね。
なので、どうしてそうなったかと言う事については、９９．９％の飼主さんが思い当たるふしが見当たらないのです、、。
犬を連れて遊びに来られる方々には、そんな部分を判り易くお話ししてあげる様に心掛けていますが、きっと鬱陶しく思われている
のかもしれませんね、、、、。
誰が見ても健康そうに見えて、どんなに大きく育っていても、、、心配な点が見当たらない犬は居ないものなのですが、、、、。
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★★★ ひな祭りdeトレーニング～土曜日・・・

　　　～
未明から雲が切れて、１０時を回る頃には良いお天気に回復しました。
今日は「ひな祭り」、桃の節句です。
それらしき女の子の居ない我が家では「お雛様」（有るには有るが、、）が飾られる事は無く、桃の節句にしては殺風景な一日でした。
　　　　　

　　　　午前中はクライド君のトレーニング
　　　　　
　　　　９ヶ月齢に入って、難しい時期に差し掛かっているクライド君。
　　　　飼主さんは少し手を焼いている様に見えます。
　　　　この頃生意気になる犬は、６～８ヶ月齢の頃の従順さがかえって仇になっている場合がありますね。
　　　　　
　　　　引っ張り癖は、遊びが足りなかったことも原因の一つとしてあげられます。
　　　　YouTubeから、１６週目の子犬のトレーニング⇔子犬との遊び方、参考になりますね。
　　　　　　
　　　　　
　　　　先週のおさらい（停座からの伏せ）、まずまず上手にできました。努力の跡が見られます。
　　　　でも、もっと愉しんで出来ると良いですね。
　　　　　

　　　　私達ブリーダーも日々努力して、所有犬の全てに基礎的なトレーニングを施しています。
　　　　　
　　　　先ず行うトレーニングは、「アイコンタクトを良い（バランスの）姿勢で行ないましょう」と言うものです。
　　　　タオルや木切れの引っ張りっこ、ボールの奪い合い、アルファローリング、ドッグスクワット等々犬と一緒に遊んで、最後に
　　　　こんなフリースタンディングの姿勢で終わらせます。
　　　　　
　　　　意識の上では、犬の体幹を鍛えながら従順さを促し、ものを言わぬ（無言）中で意思の疎通を計れるようにして行くのです。
　　　　　
　　　　こうして毎日必ず少しづつ、何かの作業の合間に、遊びながら、、徐々に良いバランス（姿勢）の犬を作り上げて行くんですね。
　　　　　
　　　　毎日、何があっても必ず目を掛けて貰っている犬（ほったらかしにされていない）は、相手（飼主とは限らない）をリスペクト
　　　　する気持（心）が生まれます。
　　　　　
　　　　ラブラドールと言う犬種は、とても快活でポジティブな血液が充満しています。
　　　　どんな事があっても、笑顔を絶やさない犬を作ることが、愛犬家と呼ばれる人達の一つの目標となって良いかもしれませんね。
　　　　　
　　　　　
　　　　　国家公務員の知人が、差し入れをしてくれました。
　　　　　埼玉Ｂ級グルメの定番、フライと焼きそばです～。（これは、フライの山下製ですね）
　　　　　
　　　　オニキスの９頭の子供達、生後26日目、平均体重は２５００ｇになりました。
　　　　飲んで、食べて、寝て、、、、正に、「寝る子は育つ」を地でいっています。
　　　　　





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★★★ 雨々降れふれ母さんが～内業の一日～金曜日・・・

　　　
小止みなく雨の降る一日、白く煙る裏山を見上げて、、
思わず「城が島の雨」の一節が、、、、口をつきます。
雨は真珠か
夜明けの霧か
それともわたしの
忍び泣き
舟はゆくゆく
通り矢のはなを
濡れて帆あげた
ぬしの舟　　　　　　　　　北原白秋作詞・梁田貞作曲

犬達の運動、屋外でのリハビリ、全て休んで机上の仕事に専念しました。
主に溜まったメールに返事を書く事に終始、、、。
随分と肩が凝りました。
イギリスのブリーダーとのやり取りも、佳境に入って来て気が抜けません。
希望した犬の写真は、いま被毛の状態が悪くて撮れないとのこと。
気持が判るだけに、なかなかそれ以上の催促が出来ません。（ラブラドールの被毛はそれだけ大切に考えられています）
一息つき、熱いコーヒーを入れて、アリソン・クラウスのＣＤを聴きました。
　　　　
　　　　九頭の子犬達⇔給餌のお世話
　　　　　
　　　　午前中（朝）に一回と、午後（夕方）に一回、離乳食を食べさせています。
　　　　　
　　　　今食べさせている離乳食はシンプル極まりないもの。
　　　　子犬用フード１８０ｇを３５０ｃｃのコントレックス（常温）でふやかし、子犬用粉ミルク３０ｇを加えたもの。
　　　　　
　　　　よくかき混ぜてから九頭分に分けて、個々に与えます。
　　　　大変な作業ですよ～　ちゃんと意味があっての事なのですが。
　　　　　
　　　　汗をかきかき作業するＫ子さんを手伝いながら、子犬達の成長具合を観察します。
　　　　　
　　　　少し気になる子は別にして食べさせてみたりしています。　食べ方にもキャラクターが微妙に出るものです。
　　　　　
　　　　被毛の特徴は、頭の形と大きさは、尾っぽの太さは、胸骨の張り具合、出具合いは、身体全体のバランスは、などなど。
　　　　　
　　　　目が見えるようになって、匂いで判断することよりも、目で見て判断する事が優先するようになります。
　　　　動きは落ち着きが出てきました。母犬や他の犬を見て判断し、、、自ら近づく仕草を見せ始めます。
　　　　　
　　　　やがて耳が開き音が完全に聞こえるようになると、子犬の行動は更に特徴的な動き方に変わって行きます。
　　　　　
　　　　給餌のお手伝いが終わって、食器を洗い、冷蔵のチーズケーキを食べながら Caroline Dahlブギウギ（ピアノ）を聴きました。
　　　　　
　　　　ゆらゆらと、立ったまま、身体を揺らしてチーズケーキを食べる爺を見て、レモンが目ざとく寄って来ます。
　　　　　
　　　　午後になっても雨脚は変わらず、、、皮膚疾患～改善傾向にあるＵ嬢のケア、ノアちゃんのマッサージと室内作業に終始。
　　　　　
　　　　雨が降ると音楽が聴きたくなるのは犬も同様らしいですね。誰が言ったの？って、、、、、。
　　　　我が家の犬達、ラジオや音楽ＣＤを聴かせておくといつまでも寝ています。
 Carolina Dahl　
　　
犬達には、好みの音（音楽）ってあるのかしら、、、。
テンポの良い音を聴かせるようにすると、何かしら顔が笑っている様に見える時があります。
楽しいのかしらね～？？？？
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