トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

ラム子のロカンタへの道2

2011-01-06 04:32:48 | ラム子のロカンタ(食堂)
今日のパムッカレ

果たして【ラム子のロカンタ(食堂)】が
村長の嫌がらせを乗り越え、無事に再オープンへとこぎつけるのか
までをお送りいたします
(ネタ切れにつき、ブログ生き残りを図ろうしているってー、わけじゃー


先日、隣のビルを借りる契約をしました~ ここです


この建物、だだっ広くて、パムッカレが最繁忙期であった10数年以上前は
床屋、ピザ屋、ディスコなどが入っていたそうです。
パムッカレ村にも華やかな時代があったんだなあと彷彿させる産物ですね。

石灰棚の温泉が枯渇し始め、自由に棚に入れなくなってから、
旅行者は激減し、パムッカレ村のホテルも半減以下となりました。

昔は連泊の旅行者でいっぱいだった。
今では、せいぜい1泊、または泊まらず、次の目的地へ移動するという旅行者が
大半を占めるようになりました
というわけで、パムッカレの寂れ具合象徴している建物です。
この建物を見ていると、「昔は良かったよ」と聞こえてきそうです。

この建物にはテラスがあり、パムッカレを一望できます。←これ重要(お客にね)。
とにかく広い、部屋数も多い。で、やたらとトイレが多い。←これも重要(認可の為)。
トイレに関しては、今の場所で役所に難癖つけられましたから。

数日間かけて、トルコ人女性2人を雇って夫が一緒に大掃除をしました。
前のテナントがいかがわしいバー(売春婦を仲介していた)だったので、
近所の人は私たちが借りることを大歓迎しています。
うちの犬猿関係の裏の家も喜んでいるそうな。




キッチンも広いしかも、上階へと運搬用エレベーターもある。
使えるのか知らないけど
もう、こっちの人って、引越すときって、自分達が作ったものは
根こそぎ運び出しちゃうんです。だから、キッチンがスッカラカン。
うー、最初から作るのか~ 一番、キッチンが金かかるんですよね~。

というのも、今の場所(食堂)だって、役所にキッチンがいかんと言われ、
数十万かけて、大改装。それで、却下だから、殺意を覚えるでしょ

 
ここの敷地には南側に小さな庭があるんです!これ気に入った。
で、わんさか枝が生え放題だったので、枝切りしてもらいました。
枝を切ってくれた人に、その報酬に皆あげるからと。

ここで、問題発生。隣に住む婆ちゃんが、これは私が昔植えたものだから、
枝は自分の物だと言い張る。トルコの田舎では、大半が暖房の燃料に
薪、石炭を使っているので、木は重宝されるのです。

その婆さん、切っちゃってから文句言う。
うちが枝を上げるからと早速切ってくれた人と、その婆さんは親戚関係。

婆さん、病気で、もう長くはないとオヤジ(夫のこと)は
言うけれど、あの大量の枝を一人で隣の自分の敷地に運んだのである。
欲というのは、すごい力を発揮するものです。

今度、婆さん家の庭にトマトでも植えて、「これ、私が植えたから私のもの♪」
って、言ってこようかな。

その婆さんと同じ敷地に住む息子夫婦は、一切、婆さんとは口をきかないと
聞いていた。(私は婆さんに同情し、青空市場で買ったものを自宅まで
運んであげたりしていた。)その真相がラム子パムッカレ在住8年にして、
ようやく理解出来まひた


ケント「母ちゃん、気づくの遅すぎだよ!父ちゃんのことは大丈夫?」

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