トルコから石灰棚を眺めながら生活する日記

ラム子のロカンタ(日本食食堂)、
ゴールデンレトリバーとカンガル犬との日常を綴っていました。

迷子のおじいさん

2011-01-07 23:07:49 | 日記
今日のパムッカレ

極希に日本人団体ツアーから逸れて
石灰棚の麓、パムッカレ村に下りてきてしまう
お年寄りがいる。

知り合いのパムッカレ在住韓国人が
迷子のおじいさんを助けてあげてと
うちに連れて来た。

おじいさん、頭の中が真っ白になって
しまっているようで、
しかも、突如日本語を話す、
見た目、中央アジア人風の女(私)が登場したもんで、
余計に緊張し、シドロモドロ。

最初はバスステーションに行きたいと言っていた。
それを真に受けて、公共のバスに乗せていたら
おじいさんはデニズリに行っちまい、
余計に大変なことになっていた。

丁度、パムッカレツーリズム(バス会社)の
デニズリ行きのサービスバスが来ていたので、

おじいさんに「デニズリに行ったあとは、どこへ行くのですか?
もしも、チケットを持っていたら、見せてください。
うちのバスなら、これにお乗せすることが出来ますから」
と私が言った。

話を聞いているうちに、日本の大手旅行会社主催のツアーで
石灰棚を自由観光中、間違って棚を降りちゃって、
麓まで来てしまったということが分かった。

以前にも同じことがあったので、
おじいさんが手に持っていた社名入りビニール袋
(添乗員さんが石灰棚を裸足で歩くために、靴を入れる袋を配っていた)
にあった電話番号にかけた。

イスタンブールの日本人スタッフの素早い対応により、
おじいさんは無事に団体さんに合流することとなった。
(日本の旅行代理店って、サポートが天晴れですよ。トルコにいると
余計に感じるのだ

おじいさん、私に千円くれた
今、トルコリラに対して超円高なんで、
里帰りの際、助かります

以前の迷子のおじいさんは、飲みかけの高級ウイスキーのボトルを
オヤジ(夫のこと)に置いていってくれました
オヤジ、大喜びだったのは言うまでもありません


ケント「僕も迷子になったときのために、これ持っていよう!」


ケント「やっぱり、こっちのほうがいいかなあ?」


大丈夫!ケントは、色々な意味で有名犬だから♪
オヤジ、大掃除中につき、汚いです。


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コメント (18)
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