電影フリークス ~映画のブログ~

電影とは、映画のこと。その映画を一緒に楽しみましょう。

跳灰

2011-08-22 00:00:00 | その他・研究

『跳灰』JUMPING ASHは1976年、「ザ・ポップマン」の監督であるレオン・ポーチがイギリスで映画を勉強した経験から放った第1弾である。(広東語音声)
香港新浪潮(香港ニューウェーブ)の先駆けとして知られている本作だが、こちらのウィキペディアを読むと、イムホーのところに『夜車』なんてものあって驚いた。
http://zh.wikipedia.org/wiki/%E9%A6%99%E6%B8%AF%E6%96%B0%E6%B5%AA%E6%BD%AE

主題曲は当時流行っており”大丈夫”や”問我”といった曲もyoutubeなどでは現在視聴可能となっている。
【参考】こちらは海外のブログより
http://suling213.blogspot.com/2010/05/blog-post.html

刑事物も流行していた香港で、社会問題になっていた麻薬をテーマに主役の刑事(嘉倫)が組織と対決する。
本作ではオランダロケを敢行。リアルな映画作りで、当然アメリカの刑事ものを意識している。陳星とチャーリー・チャンが出演しているが、やはり注目は嘉倫か。

オランダと言えばコレ

また、共同で監督そして製作や脚本にも関与したジョセフィーン・シャオが花を添えている。


競馬場のシーン。これは香港かな?
そうだ、そうだ。これを見て思い出した。邵氏などのカメラマンだった西本正さんが、競馬場のシーンを「MrBOO!ギャンブル大将」と何かの映画と掛け持ちで撮影したとかって話を思い出した。確かハーベストの映画を撮っていてその映画のタイトルを思い出せなかったとか。(あれはなんだったっけ?)

スラムの九龍寨城の嘉倫さん

冒頭、キャストは3人だけクレジットされていた。陳星とチャーリー、ジョセフィーンの3人だ。
なのでこの2人の対決はやはりこの映画では一番の見所になっている。

いいねぇ、この2人。


ラストのクレジット。こんなのもいいね。

執行製片にはあのロニー・ユーが。

武術顧問がチャーリーになってる。

コメント (2)
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