先日、趣味のクラブのお仲間とランチをしましたが、ランチの一皿にフキの煮物があり、フキについての話がはずみました。
私はフキを買って、お惣菜を作ることはあまりしませんが、春になるとフキを時々いただくので、その時はフキの煮物を作ったりします。フキはアクがあるので薄皮をむく時、指が黒ずむのが嫌ですが、煮物が出来上がると、そのほろ苦さに春を感じますね~。
その席ではツワブキの話も出て、お仲間の一人が「春になるとツワブキの煮物を時々頂きますよ」と言われたのには、少しびっくりしました。この歳になるまで、私はツワブキは鑑賞用の植物だとばかり思っていましたから。
風情のある和風庭園の片隅にツワブキがよく植えてありますね。庭木の根じめの様な感じでツワブキが植わっているのをみかけるので、てっきり観賞用の植物だと思っていたのです。
<ツワブキ>
「ツワブキが食べられるなんて知らなかった」と、私がその方に話したからでしょう、1週間ほどしてツワブキの煮物を作って来て下さいました。
<頂いたツワブキの煮物>
ツワブキの煮物は、見た感じがフキより少し細い感じで、口に入れるとフキより少しシャキシャキ感がありました。煮方によるのかもしれませんが、ほろ苦さはフキより少ないかも...。美味しかったです。
実は、うちの小庭にも、以前はツワブキが植わっていたのです。だいぶ前、友達と屋久島に行った時、浜辺の石がある所を散策していたら、野生でしょうが、ツワブキが群生していました。その時にこっそり小さい株を1本引いて持って帰りました。
庭に植えたら、土が合ったのか瞬く間に増えて、葉の大きさも屋久島の倍近くになりました。その時はツワブキが食用になるなんて知らないので、増え方のすごさに恐れをなして、掘り起こして捨ててしまいました。
ツワブキが食用になると知っていたら、庭に植えていたツワブキは処分していないかも(笑)。でもあんなに大きくなったら、固くてとても食べれないですね~(^-^)。ツワブキは春になると小さな束にして売られているそうで、今度それを買って、自分でツワブキの煮物を作ってみようかなぁ~などと思っているのですが...。
(ツワブキの写真はネットよりお借りしました)
.
.