札幌では北海道庁旧本庁舎も見学しました。現在北海道庁本庁舎として実際に使われている庁舎は、旧本庁舎の裏にある下の写真の庁舎です。
<現在の北海道庁本庁舎>
が、北海道庁といえば何といっても「赤れんが庁舎」として親しまれている旧本庁舎でしょう。そこで今回はこの北海道庁旧本庁舎を見学しました。この建物はJR札幌駅前のメイン通りから西へ一つ入った通りに面していて、札幌市の中心部にあり、写真の通りどっしりと落ち着いた重量感を感じる建物です。
<北海道庁旧本庁舎>
<JR札幌駅>
この旧本庁舎は明治21(1888)年から昭和43(1968)年2月まで、80年間にわたり北海道行政の中心を担った開拓時代のシンボルで、国の重要文化財に指定されています。建築様式はアメリカ風ネオバロック様式と呼ばれるものだそうです。
館内は北海道開拓関係資料を展示・保存する北海道立文書館等として一般に公開されていますが、一部は隣接する現道庁の会議室として現在でも使用されているそうです。
内部はこんな感じです。1F正面には三連アーチの下をくぐり2Fに上がる中央階段があります。
2Fはこんな感じです。会議室やその他様々な部屋がありましたが、歴代の旧北海道長官や知事が執務をした知事室も記念室として開放されています。立派な造りで他の部屋とは雰囲気が違っていました。
<2F廊下>
<知事室>
又、2Fには「北方領土館」と呼ばれる部屋もありました。北方領土の歴史を解説するパネルや資料、啓発の展示を行っています。
<「あかれんが北方領土館」>
ここに北方領土返還要求署名簿があり、私も署名して来ました。署名簿を見ると、当然ながら全国津々浦々からここを訪問されているようでしたね(名簿名は撮影禁止)。
<名簿>
記念スタンプは正面玄関を入ってすぐの所にありました。
2015年の国勢調査による北海道の人口は538万3579人で、前回の2010年の調査より2.2%減り、一方で札幌市は2.1%増の195万3784人と、一極集中が一段と進んでいるそうです。
北海道では農業、水産業が盛んで、全国の約12%に当たる1兆579億円の農業産出があるそうで(2003年)、テングサ、ジャガイモ、小麦など生産量日本一の品目が多い様です。又生乳生産量は全国の40%を占めています。
水産業については、サケは全国生産量の7割、スケトウダラ、コンブは8割以上、ホッケは97%を占めています。現在の水揚げ量は根室市が道内で一番多く、釧路は1990年まで13年連続日本1位の水揚げ量でしたが、その後急減しているそうです。
(北海道庁旧本庁舎所在地 札幌市中央区北3西6)
(北海道庁旧本庁舎見学日 H.28年7月4日)
(現在の北海道庁本庁舎の写真はネットよりお借りました)
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