4日目は札幌から北斗3号で洞爺湖に向かいました。
JR洞爺駅は小さな駅ですが、駅前には2008年7月に開かれた洞爺湖サミットを記念して、参加国の国旗が飾られていました。
洞爺駅から洞爺温泉まで行き、ここから出ている遊覧船に乗って洞爺湖を巡りました。この日はとても爽やかなお天気で岸辺の緑がコバルトブルーの湖水にさえ、美しい景観でした。
船からは有珠山や昭和新山、洞爺湖温泉街が見えました。洞爺湖の真ん中あたりに浮かぶ4つの島を総称して中の島というらしいですが、遊覧船は中の島の一つにしばらく停泊、下船しました。
中の島には下の写真の様な遊歩道があり、運が良ければ野生のエゾジカに会うこともあるそうです。周りの木はトドマツのようです。
洞爺湖から見えた有珠山には山頂までのロープウエイがあり、山頂の展望台からは洞爺湖、昭和新山などが一望できます。昭和新山は火山活動によって昭和19年に畑の中に突如出来た山だそうですが、こんなに近く見えたのには驚きました。又展望台から少し歩くと銀沼火口が見えました。
<洞爺湖>
<昭和新山>
<銀沼火口>
洞爺湖温泉には洞爺湖サミット記念館がありました。忘れていましたが、この時の日本の首相は福田首相だったんですね。首脳たちが並んだ写真、首脳夫人達と地元住民達との交流等の写真、会議に使ったテーブルなど様々なものやパネル等が展示されていました。
<洞爺湖サミット>
首脳達が実際に円卓会議に使ったテーブルも展示されていました。そのテーブルは地元の木を使って地元で作ったものだそうですが、その横に国宝の俵屋宗達の「風神雷神図屏風」が置かれていました。実際はこれの現物を当日の会議の場に飾ったのでしょうかね~。
<円卓テーブル>
この日は洞爺湖サミットの主会場になった「ザ・ウインザーホテル洞爺」に宿泊しました。有珠山の展望台からは、横の山にさえぎられて全体が見えなかった洞爺湖が、ホテルの部屋からは真正面に見え、夕方でしたが素晴らしい景観でした。
<夕陽の「中の島」>
⇐クリックよろしく~(^-^)