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俳人杉田久女(考)、旅行記&つれづれ記、お出かけ記など。

気まま旅行の北海道 ~小樽~

2016年07月26日 |    北海道

2日間札幌の街を観光した後、レンタカーで小樽に向かいました。札幌から小樽までは、車で40分位だったでしょうか、かなり札幌に近いという印象を持ちました。

最初に小樽観光のメイン、小樽運河に行ってみましたが思い描いていたほどのことはなく、何となくガッカリしましたね。

一番の写真スポットの浅草橋から運河を撮ったのが下の写真ですが、この橋の上は観光客で溢れていて、それもほとんどが中国人観光客で、中国語が飛び交い中国にいる様な錯覚に陥るくらいでした。倉庫群を眺められる様に運河の片側はプロムナードになっています。
<小樽運河>

運河見学後、小樽のメイン通りの堺町通りを歩いてみました。この通りの両側には小樽ガラス、オルゴール、キャンドルなどから人気スイーツまで、様々な可愛いお店がならんでいます。

堺町通りの交差点はメルヘン交差点の愛称で呼ばれ、多くの観光客で賑わっていました。下の写真の正面の建物は小樽の老舗洋菓子店「ルタオ」の本店です。1Fが菓子店で2Fがカフェになっています。「ルタオ」のドゥーブル・フロマージュは小樽を代表するスイーツだそうで、2Fでそれを頂きましたが、期待に違わない美味しさでした。
<メルヘン交差点>

メルヘン交差点の一角に小樽オルゴール堂本館があり、このお店の前に以前のカナダ旅行の記事にも書きましたが、バンクーパーで見たのと同じ蒸気時計がありました。カナダの旅でお仲間が言われていた、カナダの時計職人が作った小樽の蒸気時計に出会うことが出来て嬉しかったです。
<メルヘン交差点の蒸気時計>

小樽観光後に積丹半島の海沿いの道を走行して神威岬に向かいましたが、途中、小樽から程近い丘の上にある「ニシン御殿」に寄ってみました。

「ニシン御殿」は、
明治から大正にかけニシン漁で財を成した網元が建てた番屋と呼ばれる住居兼漁業施設が海沿いに並んでいたらしく、それの一つをここに移設したもののようです。中は立派な造りで番屋での生活の様子が再現されていました。豪華な神棚に目を奪われました。
<ニシン御殿室内>
<神棚>

積丹半島の海沿いの道から見える海の色は「積丹ブルー」と呼ばれている様で、この日もお天気が良かったので綺麗でした。この辺りはウニの産地らしく、うに丼のお店が沢山あり、そのうちの一軒でそれを頂きましたが、とろける様な甘みがありおいしかったです。お値段もそれなりのいいねだんでしたが(^-^)

積丹半島の北西に突き出た神威岬は積丹半島ドライブのハイライトで、駐車場横から岬の突端まで約800mの遊歩道が伸びています。
<神威岬>

大勢の観光客が訪れていて、両側に海を眺めながらの爽快な遊歩道ハイキングを楽しみました。



海抜約80mの神威岬の突端の景色はこんな感じでした。海の中にスッと立つ岩は海中に立ち尽くす乙女の化身とも言われる神威岩だそう。海は日本海です。


岬には神威岬灯台もありました。
<神威灯台>

神威岬は小樽市から車で約1時間40分の距離で、小樽観光後時間がおありの時は、寄ってみられてはいかがでしょうか、素晴しい所でした。特にウニの漁期である今頃、6月~8月がいいですね。

夕方遅く、その日のうちに札幌に戻りました。



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